最終更新 2021.6.25
当記事は、2020年7月9日時点の記事です。アーカイブ記事としてお楽しみください。
ようこそ(^^)/
人生を豊かに生きるためには、健康とお金がとても大切と考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。
さて、管理人は30銘柄の株式を少数保有し、毎日の株価に一喜一憂する底辺中の底辺ポンコツ盆栽株主です。
ポンコツですが、奇跡のコロナバブルもあり、順調すぎるほど金融資産が殖えています。
ただし、コロナバブルの前はコロナショックでした。
我がポンコツ盆栽株も瞬く間のうちにこれまで積み重ねてきた含み資産の7割を融かすというありえないような現実が起きたとき、心の中で何かがはじけました。
これまでの投資戦略を変えようと決意しました。
これまではバリュー株に加え、グロース株に挑戦し、ときにはハイリスク株にも挑んでいました。
なんとも脈絡のない戦略です。
セーフティネットが弱いことに気がつきました。
コロナショックのような想定外の事案が生じると株価は瞬時に資産を融かすことを学びました。
そうだ!
配当貴族を狙おう!
配当貴族とは、長期にわたり毎年配当を増やしている企業の株を指します。
配当を増やすことはそれだけ業績が右肩上がりであることが多い証であり、株価も騰がりやすいという夢のような投資法です。
しかし、株式投資に絶対はありません!
10年続けて増配を続けてきた我らがイオンフィナンシャルサービスが、なんと68円から23円へと約2/3もの減配です!
当然失望売りが発生し、大暴落となっています!
助かったあああ!
(´▽`)
1 イオンフィナンシャルサービス大暴落
2020年7月8日(水)市場終了後に、イオンクレジットカードなどイオン金融事業を我が国及びアジア諸国で展開するイオンフィナンシャルサービスが、決算報告を発表しました。
イオンフィナンシャルサービス <8570> が7月8日大引け後(15:30)に決算を発表。21年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常損益は7.2億円の赤字となった。
併せて、非開示だった通期の業績予想は連結経常利益が150億円となる見通しを示した。
同時に、従来未定としていた今期の上期配当を11円(前年同期は29円)実施するとし、従来未定としていた下期配当も12円実施する方針とした。年間配当は前期比45円減の23円に減配となる。
イオンフィナンシャルサービス【8570】、非開示だった今期経常は150億円、未定だった配当を23円に修正 | 株探ニュース
68円→23円!
( ゚Д゚)( ゚Д゚)
何これ?
45円も減額なの?
-66.2%もの減額?
2020年7月7日終値は、1,128円です。
配当利回りは、年6.03%でした。
イオンフィナンシャルサービス(株)【8570】:リアルタイム株価チャート - Yahoo!ファイナンス
ちゅどーん!
1,128円→956円
-172円!
-15.25%!年初来安値となりました!
配当利回りは・・・
2.41% (´Д`)
2 管理人とイオンフィナンシャルサービス
管理人はイオニストです。
イオン100株株主となってから、イオンをこよなく愛する人間に変心しました。
いいんです。
イオン100株を持って、イオン系列で買い物するだけで年間5-6万円も得できるんです。
変節野郎といわれようが、イオンLOVEです。
イオンに関心を持つようになってから、イオンフィナンシャルサービスの株に関心を持つようになりました。
イオンクレジットカードは、日本はおろか中国や東南アジアで広く利用されています。
(出典:イオン銀行HP)
会員数はなんと4,527万人に達しています。
(出典:イオンFSホームページ)
業績に伴い、配当貴族株となっていきました。
2011年 40円
2012年 45円
2013年 50円
2014年 60円
2016年 66円
2017年 68円
2021年 23円
10年間配当減配のない配当貴族株となっていました。
イオンフィナンシャルサービス(株)【8570】:リアルタイム株価チャート - Yahoo!ファイナンス
ただし、株価も高く、高嶺の花でした。
しかし、2019年を境に1,600円前後の最高値の半値に下落しました。
こ、これは!
欲しい!欲しい!
渇望しました。
そして、コロナショックが発生します。
ついには1,000円まで下落し、買おうと決断しました。
しかし、決算資料を読むとどうしても引っ掛かりがありました。
イオンフィナンシャルサービスの利益は、すでに国際化しており、45%をも海外展開により利益をあげています。
東南アジアは経済発展が目覚ましく、どんどん所得が増えています。
所得が増えれば、クレジット払いでも返済能力は高まります。
順調でした。
新型コロナウイルス感染症パンデミックが起きる前までは!
新型コロナウイルス感染症パンデミックで、世界経済はメチャクチャです。
そうなるとストックの少ない東南アジア各国はもろに影響を受けます。
返したくとも返せない貸し倒れの発生です。
メコン圏、マレー圏で大きく貸し倒れが発生して、大きなリスクを背負っています。
(出典:2020年2月期イオンFS決算資料)
これがあり、どうしても購入に踏み切れませんでした。
九死に一生でした。
私はまだツイているかもしれません。
3 フィナンシャル関連株はチャンスか?
クレジットカード事業やリース事業を行っている企業は、常に貸し倒れリスクを抱えています。
イオンフィナンシャルサービスで起きた頃は同業の企業にも少なからず影響を与えるはずです。
チャンス?
そこで、かねてから欲しかったオリックス株を1,299円指値で仕掛けてみました。
また、昼休み中に三菱UFJFGを415円、三菱UFJリースを490円で仕掛けてみました。
結果です。
オリックスがなんと1290.5円で刺さっていました。
さすがはSBI証券です。
指値よりも9円も安く約定してくれるとは!!!
31種類目の銘柄を手に入れたぞおおおおお!
これで、来年は管理人も京都水族館のオオサンショウウオぬいぐるみを手に入れられます!
しかし、三菱UFGFGは、415.2円と刺さりませんでした。
三菱UFJリースは、492円で刺さりませんでした。
無念です。
4 配当貴族狙いにもリスク大あり
今回のイオンフィナンシャルサービスの大減配は、たとえ10年連続増配銘柄であろうと、利益が減少すれば減配もありうることをあらためて知らしめました。
何を信じればいいの?
管理人は、コロナショックとコロナバブルを受けて、個人の行う株式投資はセーフティネットが必要だと感じるようになりました。
高配当連続増配銘柄であれば、たとえ株価の下落があっても、配当でPAYしてくれるので、リスクを減衰してくれると考えるようになりました。
コツコツと買い続け、現在は年間配当金を税込みで65万6千円もらえるまでになりました。
これさえあれば、たとえ下落しても10年で656万円を配当金でカバーできます。
配当金でさらに買い増しし続けて行けば1,000万円は超える計算です。
しかし、減配がいきなりやって来るのでは、管理人の甘い考えなどあっという間に狂暴な株式市場に呑み込まれてしまいます。
5 それでも株式投資は止められない
管理人は、イオンフィナンシャルサービスの株をひょっとしたら買っていたかもしれませんでした。
管理人は不運の塊のような人間ですが、ひょっとしたら実はついているかもしれません。
現在買い増しを続けている三菱UFJFGは、昨年夏ごろに500円で買えませんでした。
今現在なら417円です。
下落率は、-16.6%です。
もう一つ買い増ししている三菱UFJリースは、つい4か月前までは700円前後でした。
下落率は-30%にもなります。
こんなに安く買えていいの?
いや、まだまだナイフは落ちるという人もいます。
でも、株式は買わなくては何も始まりません。
自分なりのドルコスト平均化法でこれからも買い増していきます。
まあ、イオンフィナンシャルサービスのようにある日突然減配発表ともなれば、大暴落が待っているだけですが・・・。
ある日突然ブログが止まったときは、株式投資で破滅に陥ったと笑ってやってください。
ブログと株式投資に愛と真の情報を
それでは