ようこそ(^^)/
お金を通じて、人生を豊かに生きるヒントを考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。
さて、お金を貯めるには、最小限度の金融知識が必要です。
何それ?
面倒そう?
と思わないでください。
日本証券業協会(JSDA)では、2006年から日本全国の個人投資家を対象に証券の保有状況や投資目的などの意識調査を行っています。
これがかなりおもしろい調査結果になっています。
それというのは、金融知識と年収や資産には正の相関関係があるという結果です。
金融知識が低い人は、年収も低く、金融資産も少ない。
金融知識が高い人は、年収が高く、金融資産も多い。
薄々と感じられていると思う結果ですが、5,000人以上の調査結果だと重みが違います。
この結果に驚き、嘆いているばかりでは何も変わりません。
むしろ、金融知識を高めれば、資産が増えるんだなとポジティブシンキングすることが大切です。
金融知識を高めて、年収や資産を増やし、豊かな人生を過ごしましょう!
1 10月4日は投資の日
JSDAが 個人投資家の証券投資に関する意識調査 を開始したのは、2006年からです。
我が国の国民性は、お金でお金を増やすいわゆる投資には拒絶反応を示す人が多く、相変わらず資産の運用は、圧倒的に定期預金など貯蓄する人がほとんどです。
二人世帯の平均貯蓄額は、1327万円ですが、株式投資や投資信託など有価証券への投資は、わずか145万円(10.9%)に過ぎません。
(出典:総務省統計局家計支出調査)
投資は、元本を保証しないから怖いという人がほとんどです。
管理人の妻もその類です。
(´Д`)
しかし、日経平均株価を見てください。
(出典:ヤフーファイナンスHP)
アベノミクスが始まった2012年から日経平均株価は約3倍に上がっています。
もしも2012年に1,000万円を株式投資していれば、資産は平均3,000万円に増えていたことになります。
これを年利0.01%の定期預金に預けていればどうでしょう?
わずか10,007,982円です。
(出典:知るポルト)
株式投資の運用益が2,000万円に対して、定期預金ではわずか7,982円にしかなりません。( ゚Д゚)
その額たるや、2,505倍です!
豊かな人生を実現するためには、投資というリスクを冒さなければ、いつまで経っても夢は実現しないことになります。
JSDAは、10月4日を投資の日と制定し、国民が積極的に投資にチャレンジして資産形成を促進を進めています。
貯蓄から投資へは、もはや全国民がパラダイムシフトしていかなければ、いつまで経っても何も変わりません。
国を呪うだけです。
政治を呪うだけです。
景気を呪うだけです。
会社を呪うだけです。
不遇を呪うだけです。
世の中を呪うだけです。
国は18歳以下にさえジュニアNISA制度を設立し、国民が等しく投資しやすい環境づくりを進めています。
長い人生で少しでも投資していかなければ、資産額は生涯何千倍もの差になってしまう現実を知っておかなければなりません。
2 個人投資家の証券投資に関する意識調査結果
全国男女5000名に対して行った証券投資に対する調査結果です。
株式投資に特化してみてみます。
まずは衝撃の結果です。
金融知識の高い人は、資産保有額が多く、年収も多いという結果です。
薄っすらとは感じていましたが、まさかここまで違うとは驚きました。
金融知識の高い人は、金融資産が約2,000万円に対して、金融知識の低い人は、金融資産が約1,450万円と550万円も違います。
年収は平均400万円から500万円とそんなに開いてもいないにもかかわらずです。
金融知識の高い人は、お金がお金を生む投資を積極的に行っている姿が浮かびます。
(出典:JSDA個人投資家の証券投資に関する意識調査結果(2018年))
3 株式投資額調査結果
次に株式投資額の調査結果です。
金融知識の高い人は、株式の平均保有額が約800万円なのに対して、金融知識の低い人は、株式平均保有額が約500万円ちょっとと300万円近い差があります。
金融知識の高い人は、積極的に株式投資を行っているのがうかがえます。
なお、アンケートに答えている人は、他の人たちよりは金融リテラシーが高いはずであり、だからこそ株式保有額も約500万円ちょっとという結果となっていると思われます。
(出典:JSDA個人投資家の証券投資に関する意識調査結果(2018年))
4 株式投資投資方針
金融知識と投資方針には、優位の差はありません。
しかし、微妙な差ですが面白い差が出ています。
(出典:JSDA個人投資家の証券投資に関する意識調査結果(2018年))
金融知識の低い人は、配当と株主優待を重視する傾向にあります。
金融知識の高い人は、配当と株主優待重視よりも、値上がり益重視の傾向にあります。
特に短期間のうちに売却する人が一番多いです。
管理人は短期間売却は好みません。
ちょっと意外な結果に思えました。
5 近視眼的行動
ここからが非常におもしろい意識調査です。
あなたが、必ずもらえるとすればどっちを選択しますか?という問いです。
1 今すぐ10万円もらう
2 1年後に11万円もらう
管理人なら2の選択肢が絶対です。年利10%の高配当です。
1年我慢すれば、ただで1万円がもらえます。
しかし、結果は意外です。
(出典:JSDA個人投資家の証券投資に関する意識調査結果(2018年))
女性の方が、2の1年後を選ぶ傾向があるのに対して、男性は、すぐにでも欲しいという人が相対的に多いという結果になりました。
男性は60代からすぐにでも欲しい人の方が上回ります。
女性は、全年齢層において、2の1年後を選んでいます。
女性の方が長寿であること、家計を握っている割合が高いことが影響していることは間違いありません。
男性は目の前のものにすぐありついてしまうという哀しい性差があることも影響していると思います。
耐えること、我慢することができなければ、投資が失敗する確率は高まると個人的に思います。
6 損失回避行動
10万円を投資した場合、2万円の値上がり益となる確率と1万円を損する確率が同じ50%であった場合、あなたは投資しますか?という設問です。
女性の場合、30代以上は投資しない方が多い答えです。
反対に男性は全年齢層において、投資する方が多い答えです。
まさに男はロマンを求め、女は現実を求める結果となりました。
(出典:JSDA個人投資家の証券投資に関する意識調査結果(2018年))
我が家でも、妻は株式投資には常に大反対です。
元本保証であれば、金利が低くともいいと今でも主張しています。
管理人が、大げさですが魂を削り、命の恐怖と戦いながら運用益を上げてはいます。
しかし妻の一言はいつもこれです。
元本保証されていないでしょ!
資産をもっともっと株式投資に振り分けたいのですが、許してはくれません。
( ゚Д゚)
7 まとめ
いかがでしたか。
高い金融知識ありと、年収と資産の関係は強い正の相関関係にあることが、調査結果で明らかになりました。
しかし、これは薄々誰もがわかっている結果だと思います。
投資はとても怖いものです。
しかし、怖い怖いと怖がって何もしなければいつまで経っても資産形成はできません。
絶望の林を抜け、恐怖の森に踏み込んでやる覚悟を持たなければ、資産形成は夢に終わる可能性は高いと思います。
だからといって、無謀な投機に手を出すのではなく、余裕ある生活資金の中から投資を行うべきだと思います。
資産3分割法で、1/3のみを投資に使う方法です。
管理人的には半分まで投資に使いたいのですが、こればかりは妻は許してはくれません。
株式投資はくれぐれも自己責任において行われますようお願いします。
ブログに愛と真の情報を
それでは