ようこそ(^^)/
お金を通じて、人生を豊かに生きるヒントを考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。
またも、家計直撃のニュースです。
日本一の調味料メーカーご存知味の素が、コンソメやアジシオなどを2019年4月1日より値上げします。
主夫業を兼ねる管理人にとって、コンソメの値上げは涙ものです。
いたい!
家計を直撃する調味料値上げに対抗する術(すべ)を考えてみます。
1 味の素コンソメを7%から11%値上げ!
我が家にとっては、悲報です。
味の素のコンソメがg当たり7%~11%値上げとなります。
2019年4月1日納品分からの値上げです。
なお、味の素ギフトに入ることの多い瀬戸のほんじおやアジシオも値上げです。
嗚呼!
我が家にとっては、味の素のコンソメは必須の調味料です。
最近はイオンのトップバリューなどのPBブランドのコンソメも出回っていますが、調味料はブランドを使うのが管理人の流儀です。
コクが違います。おいしさが違います。
ポトフにしろ炒め物にしろ、味の素のコンソメを振りかければ、魔法の西洋料理になります!
嗚呼!
なお、廉価版の60g入りコンソメは、量目を50gに替えての新発売となります。
おそらくは、価格を据え置くことにより、リピーターが逃げないようにする戦略です。
(´Д`)
2 味の素は冷凍食品の巨人でもある
味の素は、調味料メーカーですが、冷凍食品の巨人です。
とはいっても、我々消費者から見る味の素の冷凍食品は、スーパーでなかなか目玉のセール対象とならないので、少し高めです。
良く知られているのは、香取慎吾のCM冷凍餃子ではないでしょうか。
ところが、実は味の素は、業務用冷凍食品としてのシェアはトップ級です。
なんと335品目も製造しています。
この業務用冷凍食品もまた、2019年3月1日より、2%~10%値上げとなります。
味の素冷凍食品は8日、業務用の冷凍食品335品目を2019年3月納入分から2~10%値上げすると発表した。15年2月以来、約4年ぶり。
豚肉や鶏肉などの畜肉や、デザートに使用する乳製品などの原材料が高騰しているうえに、人手不足から人件費・物流費も上昇しており、価格改定に踏み切った。
対象はレストランや学校給食などに納入しているギョーザやシューマイ、ケーキなどの業務用冷凍食品。
レストランで冷凍食品?と驚かれた人もいるかと思いますが、家庭に冷凍食品が入り込んでいるようにレストランにも冷凍食品は確実に浸透しています。
おいしいおいしいとうんちく顔で食べているメニューも実は冷凍食品であることもまれではないようです。
最近はTVのモニタリングでもちょくちょく出てくる光景です。
味の素は業務用冷凍食品の分野では、シェアNo.1です。
ケーキまで作っているから驚きです。
なお、今のところ家庭用冷凍食品に値上げの動きはありません。
今回は家庭用の冷凍食品の価格改定はまだ発表していない。
ガスや電気などのエネルギー価格も高騰し、製造コストは上昇しており、「家庭用について今後はまだ分からない」(同社)としている。
3 味の素は知られざる超一流企業
味の素は、味の素やコンソメ、冷凍食品だけを作っている会社だろうと思ったら大間違いです。
日本初の東京大学発のバイオベンチャー企業です。
こんぶから旨味成分グルタミン酸を発見し、創業しました。
そのスピリッツは、創業以来引き継がれて、今や総合食品メーカーだけにとどまらず、医薬品やiPS細胞研究まで実に幅広い分野に手を広げています。
2019年3月期決算予定売上高は、なんと1兆1,552億円!
経常利益は、550億円です。
数ある調味料業界の中のガリバー企業です。
ちなみに第2位はキューピー(マヨネーズ、ドレッシング)、第3位はキッコーマン(しょう油)、第4位はハウス食品(カレー)、第5位がカゴメ(トマトケチャップ等)です。
第2位のキューピーの売上高が5600億円なので、倍以上の売上高を誇ります。
現在、中期経営計画に基づき、世界グローバル食品企業トップ10入りを目指しています。
4 味の素の株価は?
主力の業務用冷凍食品やコンソメを値上げするので、売上高にそのまま反映し、業績が好転することが見込まれるはずです。
値上げを発表した日は、2019年1月16日です。
予想どおり株価は値上がりしましたが40円程度とインパクトには欠けました。
(出典:ヤフーファイナンスHP)
相場はあまのじゃくなところがありますが、今後業績改善につながっていくのは間違いがないと思います。
5 労働貴族味の素
味の素は、2017年より、日本で初めてといってもいい働き方改革を開始しています。
なんと1日7時間労働の実現です。
2017年4月から、味の素は朝8時15分始業、午後4時30分終業の1日7時間15分勤務に変更。
所定労働時間を徐々に短縮し、実質的な賃上げにもなっている。20年までに所定労働時間7時間を目指すという。
労働時間短縮という想像もできないことをやれる理由は、調味料の世界シェアNo.1がなせるゆえだと思います。
人間が食事をする上で、もはや調味料は絶対に欠かすことができないものです。
あらゆる加工食品には調味料が添加されています。
並ぶべきライバルのいないグローバル企業が味の素です。
6 意外にも株価は低迷
しかし、意外です。
株価はずっと低迷しています。
(出典:ヤフーファイナンスHP)
アベノミクスで日経平均株価が、爆上げしたにもかかわらず、現在も1,900円前後です。
配当は32円と東証一部企業の平均的な配当額です。
にもかかわらず、第2位以下の企業の株価よりもはるかに低い株価です。
キューピー 2,485円
キッコーマン 5,870円
ハウス食品 3,995円
カゴメ 2,950円
残業もしないで、成長性がないからと市場からは見なされているからかもしれません。
(´Д`)
もっと仕事して業績上げたら、株価を上げてやる!と市場は催促しているようです。
7 まとめ
いかがでしたか?
知られざる超一流企業味の素について、株価からアプローチしてみました。
味の素は、いってみれば黒子企業です。
メインディッシュには出てきませんが、食生活に絶対に必要な調味料を制しています。
食品調理に欠かせない調味料の世界市場の圧倒的シェアを握っています。
この分野はデジタル革命やAIで進むコモディティ化など、後発が進出するには難しい分野です。
味の素は、これからも圧倒的な存在であり続けると思います。
管理人は主夫業もこなすサラリーマンのため、時短調理が欠かせません。
何しろ必死に帰宅しても19時です。
(T-T)
子どもが帰ってくる19時半までに夕食を作り、19時45分には塾へ送迎しなければなりません。(´Д`)
この与えられた20分~30分程度で、子供がおいしいといってくれるには、素材はさることながら調味料が絶対です。
コンソメは味の素
中華調味料は創味シャンタン
みそ汁用調味料はヤマサあごだし
オイスターソースは、パンダ印の李錦記
チキンコンソメは富士食品
調味料だけは、価格を問わずできるだけ評価の高いものを使い、おいしく作る努力をしています。
嗚呼!コンソメが高くなるのはいたいです。
そこで、現在考えているのは、味の素の株式を長期保有してしまうことです。
味の素株式の保有は、株式投資の神様ウォーレン・バフェット氏のいう長期優良株式の保有であることは間違いありません。
もう少し配当が高くなればなあ。
なお、株主優待もあります。
100株株主は、1,000円相当の味の素商品詰め合わせ。
1,000株株主は、保有期間によって変わります。
3年未満の場合は、3,000円相当自社商品。
3年以上の場合は、6,000円相当自社製品です。
(出典:ヤフーファイナンスHP)
2019年1月18日10:10現在の味の素の株価は、1911円です。
配当と優待を合わせると
100株保有は、利回り2.20%
1000株保有3年以上は、2.51%です。
もう少しインパクトが欲しいです。
ですが、コンソメはただで手に入れられる。
でも管理人の自己資金は限られています。
味の素の株を買おうとして、実は3年以上悩んでいます。
結果的には買わなくて良かったです。
考えていた頃よりも、50万円
(´▽`)
でも、欲しいいいいい!
くれぐれも株式投資は、自己責任によりご判断されますようお願いします。
ブログとコンソメに愛と真の情報を
それでは