最終更新 2022.5.3
ようこそ(^^)/
人生を豊かに生きるためには、健康とお金がとても大切と考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。
さて、みなさんは3月29日は何の日か、ご存じですか?
3月29日(土日を挟む場合は変わります。)は、株式投資を行っている者にとっては、1年で最も長い日です。
我が国には約3700社もの企業が、株式上場しています。
約7割は3月期決算を選択しています。
配当金や株主優待の権利を確定するためには、権利確定日より3日前までに株式を購入しなければなりません。
2022年の場合は、権利付き最終日が3月29日(火)でした。
この日を巡ってさまざまな魑魅魍魎が跋扈します。
1 権利を持ち越す人
2 権利を獲得しようとする人
3 権利を手放す人
4 権利落ち後に購入する人
5 権利を手放し、再度購入する人
ありとあらゆる人が、それぞれの思惑で権利付き最終日前後を狙います。
2022年の株式投資の1年で、一番長い日はどうなったのか、管理人が保有するポンコツ盆栽株で検証してみます。
嗚呼!
1 権利付き最終日に抱く幻想
権利付き最終日までに欲しい銘柄を買っておけば、配当金や株主優待の権利が確定します。
しかし、そうは問屋が卸しません。
株価は理論上連続性があります。
たとえば管理人が全集中している三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)(8206)の2022年3月31日付けの配当金は14.5円です。
理論上、権利落ち日(3/30)には、権利付き最終日(3/29)の終値から14.5円が引かれた株価となります。
MUFGで見てみます。
権利付き最終日3月29日のMUFGの終値は795.8円でした。
配当金の権利を得たので、期末配当金14.5円の権利を有しました。
翌日3月30日にMUFGの株を買っても、14.5円の権利は有しません。
そのため、3月30日は、配当金を差し引いた株価が、理論値となるわけです。
理論値 781.3円
現実値 775.8円
さらに-5.8円も下がってしまいました!
ああ!
配当金を含めて、決算後も右肩上がりなど幻想にすぎませんでした!
2 決算跨ぎする奴はバカ?
保有株を決算以降も持ち続けることを決算跨ぎといいます。
MUFGの株価は、さらに翌日の権利確定日には、さらに-14.8円も下がってしまいました!
短期売買をメインにする投資家は、決算跨ぎはしないらしいです。
むしろ決算跨ぎをする投資家をバカ扱いにしているようです。
彼らの戦略は、権利付き最終日までには株価が上昇するので、一旦そこで売却します。
権利付き確定日以降に、配当金を差し引いた以上に下がった株を再び買います。
配当金なんていらないという戦略は、理解しがたいですが、成績は良好のようです。
しかし、再度買い直ししても、さらに株価が下落することもありうるので、トータルでみれば売買手数料の負担だけがかかることになります。
株式投資に絶対の方法はありません。
業績良好な高配当株で、右肩上がりの株式銘柄であれば、決算跨ぎはうまく行くかもしれませんが、管理人にはまねできません。
3 2022年3月期管理人の成績は?
決算跨ぎしか選択肢のない管理人の成績です。
2022年3月期の我がポンコツ盆栽株の配当予想額です。
573,910円
つまり、3月29日は、-573,910円は覚悟しなければなりません。
ドキドキです。
-526,500円!
理論値を上回ることができました!
しかし、-526,500円も下落してしまうと、素直には喜べません!
株価は変わらずに配当金だけ上積みとなるという幻想から抜け出せません!
(´Д`)
4 配当金には夢がある!
管理人は2020年コロナショックで、これまで増やしてきた含み益の7割も吹っ飛ばしてしまいました。
そこで、わずかに利のある株を売却し、MUFGを中心に据えた好業績高配当増配株投資に切り替えました。
現在年間115万円(税込み)の配当金をいただくまでになりました。
不労所得が年間100万円も入ると、心にゆとりが生じます。
また、株価が下落しても配当金が変わらなければ、あまり動揺もしません。
そして、この配当金で新たに好業績高配当増配株を購入すれば、配当金が複利効果で増えていきます。
余裕資金があれば、お金がお金を生み出す株式投資にチャレンジすることをおススメします。
5 まとめ
2022年株式投資の1年で一番長い日を管理人はなんとか乗り越えることができました。
しかし、暴虐無尽で魑魅魍魎の跋扈する株式市場が、簡単にスルーを許すわけがありません。
翌日3月31日の我がポンコツ盆栽株は、暴落してしまいました。
-73万726円!( ゚Д゚)
2日間で、-125万円はさすがにダメージMAXです・・・。
俺の125万円を返してくれ!
それでも株式投資が止められない管理人は、株式投資ジャンキーなのかもしれません。
くれぐれも株式投資は、自己責任で行われますようお願いします。
6月中旬に口座に入る3月期配当が楽しみでなりません。
それではまた