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人生を豊かに生きるためには、健康とお金がとても大切と考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。
さて、2月、8月になるとなぜか株主優待が充実している銘柄が上昇気味となるケースが多々見受けられます。
推測ですが、理由は優待クロス取引狙いの人が、早めに狙った銘柄を押さえ始めているからに相違ありません。
優待人気がある株は、権利付き最終日を過ぎるとドーンと株価が下落してしまうことが少なくありません。
優待クロス取引の影響と管理人は苦々しく思っています。
もちろん、優待クロス取引は決して違法行為ではありません。
しかし、上場企業にとっては、安定株主を増やし、株価を安定させることが至上命題です。
そのため、配当金を株主に利益分配しています。
また、国内では半数の上場企業が、株主優待権利を進呈しています。
それが、優待権利だけを目的にクロス取引され、株主でなくなってしまえば、上場企業にとっては、制度を維持する意味がなくなってしまいます。
そこで、2022年4月4日の東証市場区分改正をきっかけとして、株主優待を廃止したり、改悪する企業が続出しています。
長期株主にとって、優待クロス取引は何もいいことがありません。
企業側もずいぶんと優待クロス対策を実施するところが増えています。
保有後1年以上とか連続して〇回以上同一の株主番号の株主対象という条件です。
中には不定期に株主番号をチェックして、条件を満たさない場合は優待権利を付与しないという企業も現れてきて、優待クロスツイッターが阿鼻叫喚となるケースもあります。
優待クロス取引に掛ける時間と費用を考えたら、割が合うの?
中には年間100種類以上の優待株をクロス取引し、年間20万円程度の優待権利を獲得する猛者もいるようです。
管理人はポンコツ盆栽株主です。
2021年秋頃から、本格的に株主優待の分野の投資を始めました。
このたび、優待クロス取引を自慢するブログと同等レベルの優待権利を獲得することができるようになりました。
株式投資は、基本買い付ければ、売却するまでほったらかしておくだけで何もする必要がありません。
発注も売却も現引きも時間に追われながら行うなど皆無です。
株主優待を始めるなら、少しでも余裕資金を貯めて、株式を長期保有する方が精神衛生上も資産形成上も有利だと思います。(実践上)
個人的には、優待クロス取引に勝てるようになったと自負しています。
株式投資は余裕資金を貯めてから行った方がいいと思います。
なお、当ブログは優待クロス取引を否定するものではありません。
個人ブログの感想であり、ご批判ご意見はご容赦願います。
1 2023年1月末現在管理人の優待権利状況
管理人は、株式投資歴だけは長いポンコツ盆栽株主です。
それでも2021年秋頃から、本格的に株主優待投資にチャレンジしています。
現在、コツコツと保有株を増やし、単元株を60銘柄持てるようになり、株主優待権利がそれなりにいただけるようになりました。
最新優待権利状況(2023.2.1現在)です。
2023年は、株主優待分を金額に換算すると197,210円を手に入れることができるようになりました!
株主優待権利は長期株主優遇の傾向が強まっています。
5年後には何もしないで259,210円分(予想)の優待価値となるのがとてもうれしいです。
夢のQUOカード優待も2023年には22,700円分進呈されます。
涙涙でQUOカード優待株を集めました。
わずか22,700円分ですが、投資した株式は、なんと26銘柄です。
3月末の権利確定を受けて、QUOカードが届くのが楽しみでなりません。(一部到着済み)
2 長期保有最大のメリットは配当金
株主優待権利は、権利付き最終日にその株を保有していれば、翌日の権利落ち日に売却しても株主権利を獲得できます。
ただし、クロス取引で権利付き最終日に保有して、翌日の権利落ち日に売却すると配当調整金を支払う義務が生じるため、実質上配当金はもらえません。
一方、長期株主となり、権利付き最終日に売却しなければ、配当金を受け取る権利を有します。
これが個人投資家にとっては、最大の喜びです。
管理人の2023年2月1日現在の予想配当金です。
ついに月平均10万円の不労所得(ただし税込み)を獲得することができました。
まるで夢のようです。
減配や改悪がない限り、未来永劫勝手に通帳に月10万円が振り込まれます。
株主優待と合わせると・・・
底辺中の底辺ポンコツ盆栽株主と揶揄されながらウン十年!
月12万円の不労所得を得ることができ、株式投資を続けてきて本当に良かったと思っています。
優待クロス取引では、どんなにがんばっても年間20万円程度が限度でしょう。
リスクと裏表で、画面をにらみながらリアルタイムの売り買いは神経をすり減らし、膨大な時間を費やします。
ところが長期株主は、基本買い付けるだけです。
かけがえのない時間を株式取引に張り付いて失ってしまうのは、とてももったいないことではないでしょうか?(私見)
3 超人気の優待クロス取引はむずかしい?
クロス取引の最大限のメリットは少ない資金を優待月に回すことにより、資金が細っていても株主優待権利をたくさん確保できるところにあるらしいです。
たとえば、株主優待一番人気のマクドナルドの株主優待です。
株主優待・配当金|個人投資家の皆様へ|IR情報|McDonald's
100株(約512,000円)投資することにより、12月末と6月末現在の株主に6枚綴1冊の株主優待が進呈されます。
バリューセットなどを組み合わせることにより、1冊5,000円以上の価値があると大人気です。
ただし、配当金はわずか39円です。
優待と合わせても年間13,900円程度にしかなりません。
マクドナルド株投資は、値上がり益がなければあまり魅力はありません。
だからこそマクドナルド株は、優待クロス取引の格好のターゲットとされるわけです。
ものすごい倍率で、なかなかクロス取引は成立しないようです。
4 現金は王様ではないの?
優待クロス取引は、下落リスクが少なく、損失をほとんど抱えなくとも優待権利を手にすることができるので人気とされています。
しかし、もったいなくないのかな?と思うことがしばしばあります。
2022年4月4日より国際的に魅力ある株式市場にするため、東証市場区分をプライム、スタンダード、グロースに再編しました。
そのため、株主への利益還元を打ち出す上場企業が増えています。
2023年3月期の配当金総額は、なんと前期比2%増の13兆9300億円です。
つまり、積極的に増配してくれる銘柄を長く保有していると、増配して配当金が勝手に増えてくれる銘柄が増えています。
たとえば、管理人が2011年に投資した五洋建設です。
当時の配当金はわずか2円でしたが、現在24円となりました。
管理人の場合の配当利回りは、年間12.56%の配当利回りです。
こうした右肩上がりの傾向にある配当金をはじめから対象としていない優待クロス取引は、はっきりいってもったいないの一言に尽きます。
現在国内第3位の連続増配株である三菱HCキャピタルの配当金は、31円です。
現在652円なので65万2千円ほどの資金は必要です。
ただし、NISA枠で買えば、毎年31,000円もの配当金が非課税で入ります。
しかも、年々増配の可能性特大です。
毎年年2回優待クロスで窮々として、消耗して10,000円程度の優待GET!とツイッターなどでマウントを取って喜ぶ投資ももちろんアリです。
でも、65万2千円は初期投資はかかりますが、三菱HCキャピタルなどの高配当連続増配株に投資して、毎年度確実に31,000円の現金を手にする方が、よほど投資効果が高いのではないでしょうか?
手にした31,000円でマクドナルドを年間3倍利用することができます!
5 まとめ
当ブログは、決して優待クロス取引を否定するものではありません。
ですが、#優待クロスツイッターなどを読むと、あまりにもマウントとりすぎで優待クロス取引にうんざりすることがあります。
そんなに優待権利が欲しければ、その株を買ってしまえばいいと管理人は純粋に思います。
ただし、配当金が少なく株主優待権利が充実している銘柄は、投資としては魅力がうすいことには大いに賛同します。
そんなときこそ、現金は王様です。
別の高配当連続増配株などに投資して、手にした配当金で、欲しい株式銘柄のサービスを優待分として利用してしまえばいいわけです。
どんなにがんばっても、優待クロス取引では、せいぜい15‐20万円が限度だそうです。
それも1年間画面に張り付いて、他の優待クロス取引者とのし烈な競争に勝ち残らなければなりません。
一方では、上場企業の優待クロス取引封じ込めが露骨になってきています。
優待クロス取引は、今後も未来永劫続くシステムと期待はできないのではないでしょうか?
まあ、株式投資は人さまざまです。
ただし、長期株主に対し、マウントを取って長期保有はバカなどほざくのは、言語道断であることを付記します。
機会逸失で損しているのは、実は優待クロス取引です。
こんなポンコツ盆栽株主の管理人でさえ、配当金再投資などで保有株を増やしたことにより、毎月12万円もの配当金+優待権利を手にすることができるようになりました。
株式投資は、変動が激しくリスクは極大です。
くれぐれも自己責任により、ご判断いただきますようお願いします。
ブログに愛と真の情報を
それではまた