ようこそ(^^)/
人生を豊かに生きるためには、健康とお金がとても大切と考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。
さて、波乱万丈の2024年3月期決算報告が5月15日を持って終了しました。
みなさんの運用成績はいかばかりだったでしょうか?
管理人の成績は、微妙です。(´Д`)
保有株のストップ高もあれば、ストップ安もありました。
増配もあれば減配もありました。
株主優待改悪もありました。
中でもとても悩ましいのが、我が国の石油卸の5割のシェアを誇るENEOS(5020)です。
ENEOSは配当金を据え置き(22円)としましたが、信じられないほど巨額の自己株買いを発表したからです。
増配がいいのか?自己株買いがいいのか?
たったの100株しか保有していないポンコツ管理人の判断をブログにしたためます。
あくまでも個人の判断であることをご了解願います。
- 1 ENEOS2024年3月期決算発表
- 2 ENEOS2,500億円の自己株買い!
- 3 管理人とENEOS株
- 4 配当金の総額にがく然とする
- 5 Wバガー若しくは1,000円超えで手仕舞いしよう!
- 6 まとめ
1 ENEOS2024年3月期決算発表
2024年3月期決算も佳境となった5月14日ENEOSは午後1時30分場中に決算発表を行いました。
場中決算には何かワケがあります。
想像どおり、決算は悪かったです。
すさまじい円安が続いているので想像はつきました。
最終利益は-27%もの減益です。
配当は8年間据え置きの22円変わらずとなりました。
(´Д`)
増配を楽しみにしていた管理人は、無念でした。
ところが、ENEOSは隠し玉を持っていました。
自己株買いです。
2 ENEOS2,500億円の自己株買い!
ENEOSは、決算発表と同時に自己株買いを発表しました。
発行済み株式数の22.8%に当たる6億8,000万株の自己株買いです!
(自社株買いともいいます。)
5月16日から2025年3月31日まで2,500億円の資金で行うというから大変です。
これに市場は色めき立ちました。
何しろ市場から22.8%もの株式が消却されます。
単純計算でも2割以上株価が騰がることになります。
株価は動意づきます。
ENEOSホールディングス(株)【5020】:株価チャート - Yahoo!ファイナンス
一時100円円以上の猛爆となりました。
けれど管理人の心は晴れません。
自己株買いというドーピングで一時的に株価が騰がっても売却すればおさらばです。
それよりも末永く増配という形で利益を還元してもらった方がうれしいと管理人は思っていました。
3 管理人とENEOS株
管理人は2022年2月にENEOSに100株ほど投資してみました。
投資の理由は単純です。
その年のNISA枠が5万円ほど余ってしまったので、高配当の株を探していてENEOSと出会ったというわけです。
ENEOSはこの10年減配がありません。
しかも22円の高配当です。
利回り4.94%のENEOSを末永く保有することとしました。
4 配当金の総額にがく然とする
しかし、ふと配当金の総額が気になりました。
今回の自己株買いで安値702円から高値829円まで127円も騰がっています。
配当金で127円を得るには、約6年分の額です!
理論上2,500億円の自己株買いで、22.4%株価が騰がることになります。
ということはTOBとほぼ同じです。
長らくENEOSの株価は騰がっていません。
つい最近まではEVの推進や太陽光発電、洋上発電などで石油の需要は落ち込む一方と予想されていました。
ところがコロナショックを契機に世界中でエネルギー獲得合戦となり、価格が上昇する一因ともなっています。
ますます、石油元売り会社としては円安と消費量減少のWパンチで業績の改善は苦難の道が続いています。
この先10年間保有しても配当金の合計額は22,000円です。
そうか!
5 Wバガー若しくは1,000円超えで手仕舞いしよう!
そこでようやく売却する目標が定まりました。
ENEOSの最高値は2018年に記録した901円です。
今後の株価は901円を目指して上がったり下がったりしていくはずです。
901円を超えれば、管理人の買値445円のWばがーとなります。
でもできれば売却益5万円くらいは欲しいです。
目標株価を1,000円とすることに決めました!
自己株買いもいいもんだと考えを新たにしました。
管理人が自己株買いに否定的なのは、ENEOSのように株価が騰がるものではないからです。
三菱UFJフィナンシャル・グループ株も3,000億円もの自己株買いを行いましたが、一向に株価は騰がりませんでした。
ソニーもかつて1,000億円の自己株買いを行いましたが、株価は動きませんでした。
2021年には3,000億円の自己株買いをやると宣言しておきながら1株も自己株買いを行いませんでした。
こういったことを経験したので、ドーピングの自己株買いには期待できなかったからです。
しかし、ENEOSの巨額自己株買いはどうやらちがうようです。
本日5月21日も自己株買いの影響からか株価は大きく変動しました。
500円のQUOカード株主優待や2,200円の配当金をもらうよりも短期勝負の自己株買いも悪くはないと思うようになりました。
このまま騰がって目標値を超えてもらいたいです。
6 まとめ
ENEOSの巨額2,500億円の自己株買い発表には正直あきれました。
純利益が-27%というのに自己株買いで株価暴騰なんて業績相場ではないからです。
最近は超高額QUOカード優待で株価を3‐4倍に上げるドーピング株主優待が少しずつ増えています。
また、業績が悪いのに巨額の自己株買いで株価を維持しようとする会社も例外ではなくなっています。
ある日突然IR1本で、株価が暴騰する相場には個人が対応する術はありません。
宝くじに当たるようなものです。
今回のENEOSの巨額自己株買いを宝くじと思えば、売却する根拠ともなりえます。
そういった意味ではENEOSの自己株買いは僥倖といってもいいかもしれません。
ただし、ネットではENEOSは今後2,000円、3,000円と切り上げていくという意見もあり、1,000円を目標値とすることが絶対に正しいわけではありません。
くれぐれも株式投資は、自己責任でご判断ください。
ブログとENEOSと自己株買いに愛と真の情報を!
このすば!