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長期継続保有株主優待に拡充した「オンワードHD」株の新NISA移管戦略

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当記事に間違いがあり、凄腕の女性投資家ノギンさん (id:benzoin)のアドバイスにより修正しました。申し訳ありませんでした。

ようこそ(^^)/

人生を豊かに生きるためには、健康とお金がとても大切と考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。

さて、みなさんは、2020年5月に全国民に1人当たり10万円が支給された「コロナ特別定額給付金」を覚えていますか?

我が国初のベーシックインカムです。

我が家は4人家族なので、40万円が支給されました。

そこで、40万円を元手に株主優待投資にチャレンジしてみました。

株式投資

投資してみたのは、「オリックス」と「オンワードHD」です。

約定1

約定2

管理人にとって、実質初めての株主優待デビューの銘柄です。(イオン除く。)

あんまりお得だと思い、給付金以外に自腹でオンワードHDを1,000株追加しました。

あれから早いもので、4年近くが経とうとしています。

おかげさまで両方の株価はどんどん育ってくれ、このたび合計損益が+100万円を突破することができました。

損益

ただし、あくまでも幻益です。

売却して初めて確定益となるからです。

しかし、管理人はとてもブルーです。

天下一の株主優待と謳われたオリックスの株主優待が2024年3月期を持って終了となるからです。

また、オンワードHDも新NISA制度移行後に長期継続保有優待制度を導入しました。

www.panpanpapa.com

ぱんぱんぱぱ
面倒です!(´Д`)
 

管理人は面倒が大きらいですが、このまま放置しておいては、旧NISAの5年間の期限が切れてしまい損をしてしまいます。

旧NISAの期限が切れるまでに何が最善の方法なのか戦略を考えてみました。

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1 オンワードHD株主優待拡充

オンワードHDは株主優待制度を2025年2月期より拡充します。

オンワードは、これまでも買い物割引券とギフトカタログという2つの株主優待制度を導入している稀有な銘柄です。

オンワード株主優待制度

株主優待制度の変更に関するお知らせ  2024年4月4日 オンワード

これまで、2月末決算時までにオンワードHD株を1,000株以上保有すれば、3,000円相当のギフトカタログ品の中から1点が進呈されました。

ギフトカタログ

株主優待制度 | オンワードホールディングス

このギフトカタログの株主優待が2025年2月期より拡充?となります。

オンワードHD株を1年以上保有するとこれまでどおり3,000円以上のギフトカタログが進呈されます。

また、3年以上の長期継続保有となると5,000円以上のギフトカタログにグレードアップします。

1年以上という条件を付与し、できるだけ優待目当てのクロス取引を排除する姿勢は株主にとってはありがたい方針です。

また、これまでの株主には遡っての適用となるので、以前より保有してきた株主にとっても不利益はありません。

なお、買い物割引券の優待制度は従前と変わらず100株以上保有すればもれなく手にすることができます。

 

2 管理人の浅はかなる失敗

管理人は、2020年10月と2021年1月に妻の旧NISA口座で2,100株のオンワードHDを買ってしまいました。

オンワード

恥ずかしながら夫婦別名義で取得すると、株主優待が名義ごとに適用されることを知りませんでした。

悔いても悔いても悔いたりません。

夫婦で別々に買えば、優待権利が2つとなりました。

過去に遡って、自分を思い切り殴ってやりたいです。

ばかたれええ!
 
ぱんぱん妻

株価はコロナショックの終焉が見えないこともあって、先の見えないミミズが張ったようなチャートでした。

オンワードチャート

引用:SBI証券

騰がり始めるのに2年を要しました。

2023年5月8日をもって、2類相当感染症扱いしていた新型コロナウイルス感染症をインフルエンザと同じ5類感染症としました。

これで、行動制限が自主的な判断となり、今に至っています。

人は外出する際、きれいでありたいと願う動物です。

オンワードの業績もみるみる回復していきました。

1 2023年4月6日、12円→14円に2円増配
2 2023年7月6日、14円→16円に2円増配
3 2023年10月5日、16円→17円に1円増配
4 2024年1月11日、17円→18円に1円増配
5 2024年3月28日、18円→20円に2円増配
6 2024年4月4日、20円→24円に4円増配

わずか1年で6回も増配修正のオンパレードです。

管理人の平均取得株価は239円です。

ぱんぱんぱぱ
予想配当利回り10.09%!
 

配当利回り10%超えを達成できました。

超お宝株となったので、減配や事件でも起きない限り、売却は断念しました。

3,000円相当品をもうひとつ手に入れることはあきらめることにし、今に至っています。

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3 旧NISAは5年間の時効あり

しかし、ここで憂鬱な悩みが浮上してしまいました。

旧NISAの期間は5年間です。

このままにしておけば、2025年12月を持って、特定口座に強制移管となります。

特定口座に入ると、移管時以上の値上がり益と配当金には20.315%の税金が控除されてしまいます。

管理人の場合、2,100株だと年間50,400円の配当金が、税控除後40,251円となってしまいます。

年間10,000円以上の税控除分はあまりにもったいないです。

これは大損です。

2025年12月までには買い直しして、新NISAに移行しなければなりません。

旧NISAや特定口座から、新NISAに買い直しして、長期継続保有の優待権利を確保できるかというと、答えはできます。

(凄腕の優待女性投資家のノギンさん (id:benzoin)に教えてもらいました。)

ただし、条件があります。

1 新NISAで同じ株数を買っておく

2 権利付き最終日前に旧NISAまたは特定口座の同じ株を売却する

この順番を間違うと、長期継続保有優待権利を失効してしまうので、要注意です。

つまり、ほふりの株主名簿が更新される前に新NISAと旧NISA若しくは特定口座の株を移行してしまえばいいわけです。

理屈から言えばいろいろと疑問があります。

株主名簿が更新される前なら、先に売却してから新NISAを買ってもいいのでは?

株主名簿に記載なら1株だけ買っておいて、買い増ししておけばいいのでは?

管理人もそういった疑問を持ち続けています。

でも、先に新NISAで買っておかないとまずいそうです。

また、中には1株だけで優待権利を獲得できる株もあるそうですが、すべてに当てはまるわけではないことに要注意です。

猶予期間はあと1年7か月しかありません。

4 ベストな方法は、夫婦別名義

そこで3つのパターンを考えました。

特定口座

4-1 このまま特定口座に移管

このまま旧NISAの期限が切れる2025年12月まで旧NISAで管理し、2026年1月から自動的に特定口座に移行する方法です。

何の手続きもいらないので煩わしさはありません。

しかも、ギフトカタログは3年前に遡れるので、5,000円相当品にグレードアップします。

しかし、ギフトカタログが2,000円アップするよりも、配当金が50,400円から40,251円に減る方が損します。

選択肢としてはありえません。

4-2 2025年12月までに新NISAへ移管

旧NISAの期限が切れる2025年12月までに新NISAに移管する方法です。

この方法の要注意点は、先に新NISAで1,000株を買っておく必要があります。

つまり約66万円をあらかじめ捻出しておかなければなりません。

特定の場合だと、売却益に20.315%の税金がかかり、出費も増えます。

また、売却した後急騰するリスクもあり、なかなか身動きが取れないのが難点です。

4-3 2025年2月末までに夫婦別名義とする

幸い我が家は2,100株を保有しています。

2025年12月期末までに1,100株を売却し、夫名義で新たに1,100株買います。

また。妻名義の旧1,100株は、新NISAで買い付けた後に清算します。

これで、妻名義の1,100株は、3年以上に遡って、優待権利を確保したことになります。

夫の1,000株は、1年後の2026年2月より、優待権利を確保できます。

NISA

夫の分も妻の分もいったんは売却するので、値上がりリスクは生じます。

しかし、新NISA口座に移行することにより恒久非課税とできお得です。

また、株主優待も念願の二つとなるので、ベストな選択です。

夫の分は売却益への税金は非課税なのでよほどのことがない限り大損はしません。

なお、現株価643円でも、2029年(5,000円優待)には、優待金と合わせて29,000円相当となり、利回りは4.53%と十分です。

この業績回復では更なる増配の可能性もあるかもしれません。(未確認)

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5 まとめ

まさかオンワードHDが、2025年2月より株主優待に長期継続保有制度を導入するとは思いもしませんでした。

2024年1月より新NISA制度がスタートしたばかりの中で、とても困ってしまいました。

管理人は、たまたまオンワードHDは旧NISAで2,100株保有しています。

しかし、2024年に100株、2025年には2,000株の旧NISA期限を迎えます。

2025年までにはと考えていた矢先のことでので、目の前が真っ暗になりました。

しかし、先に新NISAで買っておいて、権利付き最終日の前までに旧NISAや特定口座の同じ株を売却することにより、引き続き長期保有継続権利を引き継ぐことができるという情報をノギンさんから聞き、ホッとしました。

以前より旧NISAで株を保有し、長期保有継続株主優待を採用している銘柄をお持ちの際には、新NISAでの以降も可能です。

ただし、当然のことながら、いったん新NISAへ投資するお金が必要となります。

判断

長期保有継続株主優待銘柄を旧NISAで保有している人は、新NISAに移行すべきかどうか悩みは深いです。

 

悪魔
答えは新NISAだぜ!
 

非課税の配当金が欲しいか、株主優待で満足するかは個々人の判断にかかっています。

中にはNISAは損益通算ができないから利用しないという人もいます。

くれぐれも株式投資は自己責任によりご判断ください。

ブログと株主優待とオンワードHDに愛と真の情報を

それでは

このすば!