明けましておめでとうございます。
人生を豊かに生きるためには、健康とお金がとても大切と考える当サイトのポンコツ盆栽株主ぱんぱんぱぱです。
さて、みなさんは2024年1月1日からスタートした新NISAにチャレンジしていますか?
新NISAは18歳以上の国民なら誰でも1800万円(つみたてNISA600万円、成長投資枠1200万円)まで、無期限非課税という夢のような制度です。
利用しない手はありません。
一方旧NISAは2023.12.31で制度が終了しました。
旧NISAは、最長5年間一般NISAなら上限600万円(ただし年間上限120万円)までの有限非課税制度です。
2023.12.31までは5年間のロールオーバー(延長)も可能な制度です。
2024.1.1からは、暫時終了を迎えます。
2020年枠の一般NISAは、2024.12.31で終了です。
そのまま旧NISAに入れたままだと、2025.1.1より強制的に特定口座に2024.12.30終値の株価で移管されます。
これがとてもつらいです。
総資産で見ると何も変わっていませんが、コツコツと5年間の含み損益を見てきた立場からすると衝撃です。
メンタルをやられないようにしてください。
嗚呼!(´Д`)
1 2025年1月1日衝撃の口座
2024年12月30日に大納会が無事終了しました。
前営業日に2か月半ぶりに40,000円の大台に乗りましたが、前日+712円の反動もあり、‐386.62円安での終了です。
幸い管理人の株式構成銘柄は金融株が多いため、逆行高となってくれ、高値フィニッシュを迎えました。
8月5日の植田ショックで、どうなることやらと肝を冷やしましたが、結果的に満足のゆく2024年の株式投資となりました。
2024年の含み損益もまた、2年連続+1,000円超えとなりました。
と、ところがです。
2025年1月1日にMY口座のポートフォリオを開けてみると、旧NISAで買い付けた銘柄が、特定口座に移管されていました。
このため、含み資産が削られていました。
わかってはいたはずなのですが、実際に見るとショックです。
嗚呼!(´Д`)
2 旧NISAから特定口座へ強制移管
2025年1月1日に旧NISA口座を見てみると…空っぽになっていました。
2024年12月31日までは、旧NISA口座で管理されていました。
2020年はコロナショックのあった年です。
この世の終わりと考え、2020年3月19日に一部利確してしまいました。
ホッとしたのもわずかの期間で、2020年4月からは昇り龍のように株価は騰がり、たちまちのうちに売却額よりも+600万円も値上がってしまい、二重にダメージを受けてしまいました。
ここから、三菱UFJフィナンシャル・グループ株と三菱HCキャピタル株に運命をゆだねるしか管理人には選択がありませんでした。
このうち旧NISAでは、2020年に2300株、2021年には1100株を三菱UFJフィナンシャル・グループ株を買いつけることができました。
自慢の+381万円が消えてしまったのは本当にショックです。
2025年1月1日からのポートフォリオです。
この3つの銘柄が、5年間の有限時間切れとなり、2025.1.1に特定口座に移管されました。
取得単価が2024.12.30時点の終値です。
2020年に買いつけたときは、三菱UFJフィナンシャル・グループ株が@457円、オリックス株が1,291円、オンワード株が217円です。
特定口座に移管されるにあたり、買い付け額は2024.12.30終値に上書きされてしまいました。
新NISA制度スタートの時点でわかってはいたはずですが、とても悲しいです。
3 これからは配当金が課税対象に
当たり前ですが、配当益には20.315%が課税されます。
特定口座に移管されると、当然ですが課税の対象となります。
涙も出ません。
制度は制度なので受け入れるしかありませんが、どうして国は旧NISAから新NISAへの移管を認めてくれなかったのか納得できない自分がいます。
4 NISAをうまく使う技
NISAをうまく使う方法は人それぞれです。
管理人の場合は、利回りが高く株価が安いと考えられる株を最優先で新NISAで買うか、若しくは特定口座にある株をNISA口座に移管する使い方にしました。
特定で高く売って、NISAで安く買うのはとてもむずかしいです。
苦労の末あって、三菱HCキャピタル2,000株を特定からNISA口座に移管することができました。
20円(2024.9月中間配当)にかかる税金が非課税となりました!
基本ほったらかしの株式投資しかやってこなかった分、この買い替えは大変です!
でも使わなくては損してしまいます。
嗚呼!
5 まとめ
2024年1月1日より新NISA制度が導入されました。
わかっていることでしたが、2025年1月1日の段階で、5年間の任期を終えた2020年に買いつけた銘柄は、旧NISAから特定口座に移管されました。
移管により、旧NISAで買い付けていたNISA株は、2024年12月30日大納会の株価で移管されます。
特定口座なので、移管した株価より騰がっての売却は、騰がった分だけ課税(20.315%)となります。
移管自体に実害はありません。
ただし、配当金については、20.315%の税金が控除されるので、ダメージ大です!
まあそれでも、2020年組のNISAは優秀です。
税引き後の配当利回りは、トータルで10.13%です。
税引き前12.16%には遠く及びませんですが、制度は制度とあきらめなくてはいけません。
税引き後10.13%なら申し分ないと考えるべきです。
まあ、それでも納得はできません!(ToT)/
2025年がみなさんの良き年であることを祈願します。
くれぐれも株式投資は自己責任においてご判断ください。
ブログと旧NISA口座に愛と真の情報を!
本年もよろしくお願い申し上げます!
それでは!