ようこそ(^^)/
人生を豊かに生きるためには、健康とお金がとても大切と考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。
さて、2024年5月15日を持って、2024年3月期決算発表が終了しました。
今回は未曾有の株高もあり、管理人の保有する株も増配ラッシュに沸きました。
しかし、業績不振で優待改悪した株や減配した株、未定とした株もありました。
(´Д`)
管理人が保有する株の中で、今回一番のショックはステーキ宮を運営するアトム(7412)の株主優待改悪でした。
優待改悪発表の翌日、株価はストップ安です。
(株)アトム【7412】:株価チャート - Yahoo!ファイナンス
まさにチュドーンの大暴落中です。
一気に含み損となったアトム株に復活はあるのでしょうか?
アトムで抱えた含み損を取り戻す方法を考えてみました。
個人的な方法ですので、あくまでも一つの考えとしてお読みください。
- 1 アトム株主優待とは
- 2 2024年5月9日株主優待改悪
- 3 これまでの回収額は?
- 4 アトムの株主優待改悪の損失を取り戻す方法私案
- 4-1 その1 ナンピンする
- 4-2 カッパ・クリエイト(7421)に投資する
- 4-3 嵐が過ぎ去るまで待つ
- 5 まとめ
1 アトム株主優待とは
アトムは、ステーキ宮、カルビ大将、にぎりの徳兵衛、寧の家、暖や、カラオケ時遊館などを展開するファミリーレストランの老舗です。
業績は不振が続いており、コロワイド傘下となっています。
配当金も2022年3月期より無配が続いています。
ただし、株主優待が魅力すぎます。
なんと、100株以上で年に2回2,000円相当の優待ポイントが進呈されます。
店内では1ポイント1円相当として使えます。
無配ですが、100株でも年間4,000円相当のポイントがもらえるというわけです。
妻の猛プッシュもあり、100株ずつ200株投資してしまいました。
無配当はとても怖いです。
でも、アトムのヤフーファイナンス掲示板は、優待改悪はありえないという意見が大勢を占めていて、管理人もいつの間にかなじんでしまっていました。
(´Д`)
2 2024年5月9日株主優待改悪
しかし、ついにXデーがやってきました。
最近の異常ともいえる円安に伴うインフレは肌で感じています。
価格転嫁できない飲食店は苦しいだろうなあと思っていた矢先のことでした。
原材料の価格高騰、物価上昇に伴う消費マインドの低下の影響などにより、2024年3月期における当社業績は従来予想を下回る結果となりました。 当社では、当社を取り巻く環境変化に対応し、企業として安定的な収益性を確保すると共に、持続的な成長機会を確保する観点からは、更なるコスト低減が必要との結論に至りましたことから、その一環として株主優待制度の内容を以下のとおり改めることといたしました。
チュドーン!
と音がしたような気がしました。
翌日はストップ安を喰らいました。
あっという間に含み益は含み損に変わりました。
一時は900円を超えていたのに600円台にたちまち下落してしまいました。
嗚呼!優待命で赤字という経営状況を考えなかった自分の愚かさを呪うしかありません。
自己責任です。
3 これまでの回収額は?
幸い株主優待改悪は、2024年9月末からの適用です。
2024年3月期の権利は取得できます。
2022年9月末
2023年3月末
2023年9月末
2024年3月末
4回の権利を取得したことになります。
管理人は、夫婦合わせて200株保有しています。
これまでの優待取得総額(予定含む。)を計算してみます。
4回×4,000円=16,000円分!
つまり、優待が半額になったとしても2025年3月末まで保有すれば、管理人の場合優待でプラス転換となります。
決算開示前の4月に投資した人はお気の毒としか言いようがありません。
100株であれば10年保有で元を取ることができます。
ただし、株価がこれ以上下落しないこと及び株主優待がこれ以上改悪がないことが条件です。
10年塩漬けはつらいと思います。
がんばって!byまぎか
4 アトムの株主優待改悪の損失を取り戻す方法私案
アトムの株主優待改悪の損失を取り戻す方法を考えてみました。
必ずしも絶対ではないし、リスクもあるので、自己責任でご判断ください。
4-1 その1 ナンピンする
2024.5.23時点でのアトムの株価は696円です。
100株で年間2,000円分のポイントが株主優待で贈呈されます。
500株なら年間10,000円分のポイントが贈呈です。
つまり100株保有者なら400株の買い増しというナンピンを行えば、株価が平準化されます。
直近高値902円(2024.5.2)で100株投資した場合です。
400株を696円で投資すると、買値は737円となります。
これ以上下落しないと仮定すると、利回りは2.71%と上場株平均利回りを超えてきます。
しかし、下手なナンピンスカンピンという株の格言もあり、注意が必要です。
1 これ以上株価が下落しない理由がない
2 これ以上株主優待改悪をしない理由がない
利回り2.71%のためにあえてリスクを取り、追加投資368,600円を行う勇気は管理人にはありません。
4-2 カッパ・クリエイト(7421)に投資する
カッパ・クリエイトは、コロワイドの子会社です。
カッパ・クリエイトの株主優待は、アトムが改悪した中で光始めています。
コロワイドもIRでカッパ・クリエイトの株主優待の改悪は行わないと宣言しています。
当社の連結子会社である株式会社アトムにおいて、「株主優待制度の変更に関するお知らせ」を本日発表致しましたが、当社及び当社の連結子会社であるカッパ・クリエイト株式会社、株式会社大戸屋ホールディングスにつきましては、株主優待制度の変更の予定はございません。
カッパ・クリエイト(株)【7421】:株主優待 - Yahoo!ファイナンス
カッパ・クリエイトの株価は1,632円(2024.5.23)です。
配当金は5円を予定しています。
配当+株主優待の利回りは、3.98%!
カッパ・クリエイトの株主優待は、ステーキ宮でも使えるので、100株保有すれば半期に4,000円分の食事を無料で楽しむことができるというわけです。
管理人の場合(794円)
利回り 2.51%
高値掴みの場合(902円)
利回り 2.21%
カッパ・クリエイト株を買い増しすることにより利回りは次のとおりとなります。
管理人の場合 3.26%(200株)
高値掴みの場合 3.35%
十分及第点となります。
1 カッパ・クリエイトの株主優待が改悪される可能性もあり得る
2 16万3,200円の追加投資が必要
原材料の高騰や光熱水費の高騰で苦しんでいるのはアトムだけとは限りません。
今後カッパ・クリエイトも株主優待改悪の恐れは否定はできません。
また、本家のコロワイドも株主優待があります。
ただし、500株からの優待となり、100万円以上の投資が必要なので、今回は説明を割愛しました。
4-3 嵐が過ぎ去るまで待つ
株価は自立反騰が必ずあります。
特にストップ安が発生した場合は、多少の自立反騰があります。
その日をじっと待って、やれやれ売り若しくは損切りをかまします。
考えてみれば、、無配当で年間2,000円の優待食事券のパフォーマンスはあまりよくはありません。
売却した資金でもっと高配当の株式に投資すれば、今回のストップ安でこさえた損失も取り返すことは十分に可能です。
今は底値のアトムの株価を耐えることも一つの方法です。
ただし、中には底なしとなる銘柄もあるので持てば持つほど光が見えてくるというのは絶対ではありません。
Wスコープ(6619)に夢を賭けていたブログも更新がなくなりました。
ダブル・スコープ(株)【6619】:株価チャート - Yahoo!ファイナンス
全固体電池に夢を賭けた日本電解も買った人全員が現在損失を抱えています。
日本電解(株)【5759】:株価チャート - Yahoo!ファイナンス
こういった株価チャートを見るにつけ、死屍類類の上に株式投資はあるということをいやでも再認識させてくれます。
株式投資はチャリンチャリンと毎日お金が入るなんて甘い世界では決してありません。
損切りできるようになったら一人前とはよく言ったものです。
それができない管理人はいつまで経ってもポンコツです。
5 まとめ
コロナ下でも株主優待改悪がなかったアトムがまさかの優待改悪に絶句してしまいました。
業績も回復傾向にあると四半期報告でも言っていたので、まさかの改悪です。
アトムがストップ安となった衝撃の大きさを物語っています。
管理人の場合は、少しだけ安く買えていたので、今のところ20,000円ほどの損失ですが、とても憂鬱です。
200株で半期に4,000円の優待食事券であれば、十分に楽しめましたが、2,000円となるとインパクトに欠けます。
だったらカッパ・クリエイト株を保有するという選択肢は十分に考えられます。
ただし、今後も円安によるインフレが止まらない限り、原材料の値上げや光熱水費の値上げは続きます。
カッパ・クリエイトも株主優待改悪のリスクがあることは十分に認識していた方がいいと思います。
果たして、この円安に歯止めがかかる日はやって来るのでしょうか?
くれぐれも株式投資は自己責任によりご判断されますようお願いします。
ブログとアトムと株主優待に愛と真の情報を!
それではまた