ようこそ(^^)/
人生を豊かに生きるためには、健康とお金がとても大切と考える当サイトのポンコツ管理人ぱんぱんぱぱです。
さて、管理人は2020年3月に満期退職を迎え、現在短時間再雇用社員として以前の会社の机にしがみついている情けない男です。
こんな男でも、2024年4月より公的年金の支給が始まりました。
経過措置として公的年金の2F分(旧厚生年金)の支給が始まりました。
偶数月の15日(土日の場合は14日)が楽しみでなりません。
折りも折り、日本年金機構より年金特別定期便が届きました。
えっ?何なの?支給ストップなの?
開けてみると、なんと公的年金の支給額UPです!
支給が始まり、わずか2回目で、公的年金支給額が上がるの?
つらく苦しい時もありましたが、働き続けた自分に乾杯です!
FIREにあこがれる前に働き続けて公的年金を手にする選択肢もあることを知っておいて損はないと思います。
年金不労所得は最高です。(´▽`)
まあ、正確には過去の自分からの贈り物です。
1 年金額は前年度から2.7%の引上げ
令和6年1月16日に厚生労働省より、令和6年度の年金額が2.7%引き上げられることが発表されました。
年金額は、物価変動率や名目手取り賃金変動率に応じて、毎年度改定を行う仕組みとなっています。物価変動率が名目手取り賃金変動率を上回る場合は、支え手である現役世代の方々の負担能力に応じた給付とする観点から、名目手取り賃金変動率を用いて改定することが法律で定められています。 このため、令和6年度の年金額は、名目手取り賃金変動率(3.1%)を用いて改定します。
また、令和6年度のマクロ経済スライドによる調整(▲0.4%)が行われます。 よって、令和6年度の年金額の改定率は、2.7%となります。
令和6年度の年金額改定についてお知らせします ~年金額は前年度から2.7%の引上げです~
年金を2024年4月15日に初受給したばかりのひよっこの管理人にとっては寝耳に水の話でした。
まるで、保有する株が何の前触れもなく増配するようなものです。
試算額によれば、厚生年金は月当たり平均+6,001円の増額になるそうです。
ただし、反対に下がるときもあるので、喜んでばかりもいられません。
2 管理人の年金の場合
管理人は、現在経過措置で年金の2F分(厚生老齢年金)のみの受給です。
年間55,398円の増額です!感動です!
国の示す標準的なモデルよりも増額分が少ないのが若干の不満です。
ですが、増額はうれしいです。
考えようによっては、年間56円配当の株式を1,000株保有していることと同じです。
6月15日に支給される年金額です。(月当たり)
感動です!
月15万円を超えるとは思いもよりませんでした!
この年になっても、机にしがみついてよかったです。
65歳からは、1F分の国民年金が加算されるので、なんとか公的年金は月22万円を超えることができそうです。
年金を月20万円もらえていない人は意外と多い?実際の受給額を確認!|タマルWeb|イオン銀行
なんとか、上位21.7%グループに滑り込むことができました。
3 年金は机にしがみついても働いた証
管理人が満期退職した2020年3月、会社から年金見込み額試算表が渡されました。
これによれば、64歳からの年金2F分(厚生老齢年金)の受給額は12万3,126円でした。
当時はコロナショック真っただ中で、保有する株式は暴落し、含み益の7割を吹っ飛ばして追い詰められていました。
また、配当金投資という考え方を持っていなくて、税金の支払いや生活費に充てていました。
2020年3月時点での配当金です。
今考えると4年前の自分のずさんな資産形成にゾッとします。
わずか4年前のことです。
年金は思ったほど高くはありませんでした。
厚生年金部分が月当たり12万3,000円にショックを受けました。
不労所得の配当金も月3万円程度でした。
これしか収入がないのに、高い固定資産税や社会保障費(国民健康保険料と介護保険料)を死ぬまで負担し続けなければなりません。
子供も大学生で金がかかります。
老後をどうすればいいのか皆目見当がつきませんでした。
個人年金だけは、なんとか月20万円前後受給できるように積み立ててきましたが、いずれ枯渇します。
退職直前まで、老後設計がまったくなかったも同然でした。
そもそもFIRA60にあこがれていたので、60歳以降働くつもりはありませんでした。
しかし、当面何するでもなかったので、なし崩し的に今の会社に腰掛けることとしました。
この判断が天運となりました。
高齢者雇用促進法のおかげもあり、会社側は定年退職者を雇い上げる義務があります。
働いてみて知ったことは、退職後も働けば、厚生年金をかさ上げできることでした。
このかさ上げ分のおかげで、年金受給見込み額を増やすことができました。
また、年金増額は令和5年度も行っており、2年連続です。
この2つの理由のおかげで、年金受給見込み額(厚生年金分)が12万3,126円から15万0001円とすることができました。
2020年3月時よりも月26,875円の年金UPは本当にうれしいです。
今となっては、この4年弱の間邪魔者扱いされながらも机にしがみついて本当に良かった結果となりました。
4 配当金のおかげで老後設計が盤石になった
2020年2月から3月にかけて発生したコロナショックで、管理人の保有する株は含み益の7割を吹っ飛ばしてしまいました。
このままでは世界恐慌のようにスーパーインフレが発生し株券が紙くず同然となるかもと追い込まれました。
そこで利のあるうちに少しでも確定をと主力株の一部を売却してしまいました。
売却した株は、2020年4月から猛烈な勢いで騰がり、二重のダメージを被りました。
老後設計は株式投資でという甘い夢は、コロナショックのせいで木っ端みじんに砕けました。
また、再雇用社員となったはいいですが、役職ははく奪され、とてもつらい立場に追い込まれました。
衝動的に辞めてしまえば、最悪老後破たんもあったかもしれません。
そんな中、世界最高の株式投資の神様ウォーレン・バフェット神が航空機株で497億ドルもの損失を計上し、銀行株に投資している記事を見つけました。
そこで次のことを決めました。
1 年金が受給される65歳までは机にしがみつくこと
2 銀行株を中心に投資方法に切り替えること
覚悟を決めました。
2020年3月から、三菱UFJフィナンシャル・グループと三菱HCキャピタル(旧三菱UFJリース)を中心に買い続けました。
時に結構辛辣なコメントも頂戴しましたが、自分を信じました。
いや正確には信じ切れず、買い増しが中途半端となってしまいました。
(´Д`)
結果です。
高配当株連続増配株や累進増配株を中心に投資してきた結果、配当金額がどんどん増えてくれました。
2025年3月期には年間175万9,344円の配当金が受領できるほど配当金が増えてくれました。
2020年3月期 341,800円
2025年3月期 1,759,344円
年金2F分(厚生年金)支給額と同じくらいに育ってくれました。
退職直後の2020年4月の絶望から4年を経て、まさかの老後設計が盤石となりました。
これに副業(非常勤講師)と65歳から受給が始まる個人年金やマル優やiDeCoを加えれば、妻の年金を当てにしなくとも人並み以上に暮らしていけそうです。
5 まとめ
2024年6月15日の年金から、昨年比+2.7%UPとなります。
わずか2回目の受給で、+4,616円の増額です。
うれしいです。
年間55,398円も増額されます。
まるで、年間56円の株式を1,000株買ったような感覚です。
働いていて本当によかったとこれまでの自分に感謝です。
FIREくんにあこがれて、早期退職を夢見る人はSNSやブログに溢れかえっています。
しかし、早く辞めれば辞めるほど公的年金受給額は確実に減ります。
しかも、現在は公的年金を60歳を過ぎても積み増しすることもできます。
管理人はこの積み増しを5年間続けることで、厚生年金の積み増しを現時点で+26,875円増やすことができました。
陰では粗大ごみとか使いものにならないと言われながらも、机にしがみついて獲得した+26,875円は、屈辱という対価と比較し、十分に元を取ったと満足しています。
土俵際のぎりぎりのところで、再雇用で5年間働くことを決めたことと高配当増配株投資に切り替えたことで、老後破たんからの窮地を脱することができたのは、天運としか言いようがありません。
禍福は糾える縄のごとしです。
人生はあっという間に過ぎてしまいます。(実感)
老後なんてまだまだと思って、備えておかないと取り返しがつかなくなります。
管理人ももし再雇用で働かなかったら、あのとき株をそのまま放置していたらと思うとゾッとすることがあります。
年金増額+26,875円はありませんでした。
配当金もせいぜい年間50万円程度の配当金でした。
老後破たんまっしぐらでした。
人生の転機には、決断が大切です。
みなさんの武運長命を祈念します。
ねだるな!勝ち取れ!さすれば与えられん!
株式投資はくれぐれも自己責任でご判断されますようお願いします。
それでは!