ようこそ(^^)/
人生を豊かに生きるためには、健康とお金がとても大切と考える当サイトのぽんこつ管理人ぱんぱんぱぱです。
さて、管理人は2025年3月31日付けで短時間再雇用社員の契約が任期満了となり、晴れて自由の身のとなりました。
遅ればせながらのFIRE生活です。
もう朝6時に起床する必要はありません。

明日のことを気にして夜更かしを我慢することはありません。
幸いU-NEXTの株主となり、年間360日(365日ではありません!)大好きなアニメをCMなしでほぼ見放題の怠惰な毎日を過ごしています。
でも、社会と隔絶するのは、なかなかに覚悟が必要です。
幸い再雇用時代に兼業が会社から認められ、4月からもと或る大学の非常勤講師を続けています。
週1コマ年間30回です。
でも、少し物足りないと思っていました。
そんなとき、昔同僚だった人から別の大学での非常勤講師の話が舞い込みました。
渡りに舟とはこのことです。
こちらは前期週2コマです。
そのため8月まで、講義準備に地獄のような日々を過ごしました。
後期からは、週1コマの講義です。
そんな矢先です。
まさかのオファーが舞い込みました!
これで、2026年度からは3つの大学で非常勤講師を受け持つこととなりました。
世の中は、日頃の人間関係がとても大切だと痛感します。
こんな定年FIREもどきにオファーをいただきありがとうございます!
1 本当に貧乏だった…
管理人は学生時代貧乏な苦学生でした。
大学4年間の中で、入学金免除、授業料免除3年間、授業料半額免除1年間という強運と奨学金とバイトでなんとか大学を卒業することができました。
とはいっても、決して貧乏を恥ずかしいとは思わず、むしろ赤貧生活を楽しんで、学生時代を謳歌することができました。
その反動もあり、社会人となると遊んでばかりの毎日で、結婚するまで貯金は30万円しかありませんでした。
とうとう妻のところへ転がり込んで結婚生活を始めたようなものです。
借金とは言っても、奨学金です。
高校時代と大学時代合わせて436万円ほどを借りました。
もちろん20年をかけて、いとおしく思いながら大切に大切に感謝の念を込めて返済しました。
衝撃だったのは、妻の貯金額です。
30万円VS2,000万円です。
これで、一生妻に頭が上がらなくなってしまいました。
2 結婚を機会にファイナンシャルプランを立てる
結婚し、マイホームを建て、家族が増えると、俄然親として男として責任を感じるようになりました。
なんとしても、ローンを返し、お金を貯めて、家族が困らないようにしようと誓いました。
退職金や公的年金は目減りが予想されたので、自分年金を始めました。
1 マル優財形年金加入
2 個人年金(企業拠出型)加入
自分年金費用を捻出するのは大変でした。
そこで、爪に火を灯し塩を舐め舐めの節約生活がスタートしました。
少しでも、節約してお金を残したいと思い、昼食は手作り弁当、飲み物はマイボトル、ワイシャツは自宅でアイロンがけを徹底しました。
これだけで年間20-30万円が貯金箱に貯まりました。
200万円ほど貯まったお金を基に、2008年リーマンショックを契機に株式投資の世界に舞い戻りました。
順調とは見えた株式投資ですが、2011年東日本大震災を契機に含み損が続き、一時-600万円まで損失を増やしてしまいました。
少しでも損失を減らしたいと考え、ブログライターやブログマネタイズやクラウドワークスにもチャレンジしてきましたが、そう大したものにはなりませんでした。
その後、アベノミクスのおかげで一気に損失を失くしましたが、生々流転とはよく言ったものです。
2020年コロナショックで含み益の7割を吹っ飛ばしました。
心機一転と、高配当株投資、優待株投資に投資方針を変えたところ、コロナバブルのおかげもあり、現在年間248万円(税込み)の配当金と年間31万円の株主優待益(割引券除く)を受領するまでに至りました。
公的年金と個人年金(4つ)と配当優待益を合わせると、源泉徴収額が少ないこともあって、真水の収入が現職時代とそう変わらない生活を確保することができました。
管理人の定年FIRE生活は、今のところ順調です。
3 それでも社会参加したい
定年FIRE生活をしてみると、あっという間に怠惰な生活に陥りやすい世界が身近にありました。
定年退職した男が行ける場所など限られています。
1 パチンコ屋や公営競技場
2 イオン
3 図書館
4 公園
5 旅行
まあ、老人の行けるところなど限られています。
管理人は4月より、2つ目の大学の非常勤講師を受け持つことができ、それはそれでうれしいのですが、講義の準備に膨大な時間を要さなければなりませんでした。
休館日以外ほぼ毎日図書館に朝9時から夜7時まで籠り切りの生活が4か月続きました。
中には管理人のように必死に勉強に励んでいる人もいますが、大半は暇つぶしのために図書館にいるようでした。
百マス計算を解いている人、ノートパソコンの動画を見ている人、資格にチャレンジしている人、気づくとうつ伏せとなり寝ている人・・・。
中でも驚いたのが、ある日会社の同僚の姿を見つけたときでした。
彼は管理人よりはるかに出世した人物だったので、声をかけるのをためらいました。
しかし、顔がとても無表情でした。
そして、会社の広報誌を広げて、1日中広報誌を見続けていました。
もうすでに認知症が始まっているような無表情な顔つきで、声をかけるのをためらいました。
月に何度か図書館に来るようで、彼の姿を見るととても胸が痛みました。
仕事がないほどつらい毎日はないとは良く聞く言葉です。
管理人の場合、偶然にも1月にオファーがあって、2つ目の非常勤講師を引き受けることができ、本当に良かったと思っています。
4 3つ目のオファーも偶然から
管理人は、2つ目の大学で後期はボランティアをお願いしてみました。

9月から開講した授業の中に学生実験というコマがあり、そこで実験助手見習いを始めることが承諾されました。
40数年ぶりに白衣に袖を通す喜びは格別です。
決して惨めな暇つぶしではなく、未来ある学生に対してのボランティアができるのは、本当にうれしいです。
そんな管理人の姿を見ている人もいたようです。
先日携帯に電話がかかってきました。
今度の大学は遠方にありますが、週に1度の旅行と思えば楽しいかもしれません。
まさか任期満了で会社を追い出された元短時間雇用社員の身分の者が、3つの大学で非常勤講師となるなんて、人生は不可思議です。
謹んでお受けいたします。
5 すべては人間関係からオファーがやってくる
非常勤講師の募集は、たまにハローワークでも行っていますが、極めて専門性が高いか、経歴が突出しない限り、採用は相当にハードルが高いです。
1 A大学 20年以上昔同じ職場だった人が、A大学の学事部長となり招へいされた
2 B大学 4年前に大学に転職した同僚から声がかかった
3 C大学 とある学会で同郷ということで意気投合した人から声がかかった
けだし人生とは不思議なものです。
まるで縁のない人と思っていた一期一会の人から急に声がかかって、無味乾燥な定年FIRE生活から決別することができました。
もちろん任期は数年だと思いますが、ひとときでも社会貢献できる仕事を持てるのは望外の喜びです。
まさか名刺に3つの大学名の肩書の日がやってくるなんて!
なお、いただく報酬は、そう大層な金額ではありません。
こづかいに加え、高配当優待株を買いつける資金とします。
やっててよかった人づきあい!
健康寿命の維持は、社会に参加することが絶対必要です。
図書館での同僚の無表情の顔を見るとぞっとします。
人生は何が起きるかわかりません。
もし何かオファーがあったら、チャレンジする勇気が必要です!
ブログとFIRE生活と定年生活と非常勤講師に愛と真の情報を!
それではまた