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FIREになる前にぜひとも考えておきたい再雇用制度の現実

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ようこそ(^^)/

人生を豊かに生きるためには、健康とお金がとても大切と考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。

さて、みなさんはFIREにあこがれますか?

FIRE

FIREとは、主に30代から40代を中心に静かなブームとなっている生き方です。

Financial Independence, Retire Earlyの略です。

経済的自立を実現し、早期リタイアを実現し、自由な生き方を謳歌するという生き方です。

でも、管理人はFIREに少し疑問を持っています。

ぱんぱんぱぱ
否が応でも、60歳若しくは65歳からFIREが待っているのに・・・。
 

そんなにあせらなくてもいいんじゃない?

我が国の場合、基本的に定年退職は60歳です。

ただし、2000年年金改正により公的年金が65歳からとなったため、65歳までは雇用者側は65歳まで再雇用しなければならなくなりました。

5年間無年金の間、雇用者側が責任を持って、これまで社畜として勤めてきた社員の面倒を見なければならないことになったわけです。

管理人は現在この制度のおかげで、邪魔者扱いされながらも机にしがみついています。

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FIRE君から見たら、ゴミムシ以下の人生かもしれません。

ぱんぱんぱぱ
でもね、すごいメリットがあるんだよ!メリットを享受するためにも机にしがみついてやる!
 

FIREを考える前に、60歳の自身、65歳の自身を想像してみてください!

少しは参考になるやもしれません。

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1 メリットその1 収入

再雇用制度の最大のメリットは、労働に対する報酬があることに尽きます。

年収は、一般に現役時代の1/2~1/3に激減します。

それでもありがたい!

生きるためにはお金がかかります。

1世帯当たり月平均305,811円を消費支出しています。

令和2年度消費支出

家 計 調 査 報 告 家計収支編 2020年(令和2年)平均結果の概要 総務省統計局

 

年間3,669,732円!

5年間役立たずの三輪(by呪術廻戦)とののしられても、5年間再雇用で勤める人と60歳定年でリタイアする人の差です。

再雇用(フルタイム)の人の収入を年間3,669,732円としてみます。

概ねこの程度だと思います。

再雇用年収

再雇用で5年間勤めた人と定年退職して自由を勝ち取り無職となった人との差です。

18,348,600円!

これでは、65歳から夢の年金生活といいながら、退職金を食いつぶしてしまいます。

生きることは食べることです。

食べることはお金がかかることです。

役立たずの三輪!とののしられながらも、管理人は再雇用という道を選んだのが約2,000万円もの損失につながるからという理由です。

2 メリットその2 社会保障

再雇用となると、社会保障費用が半分で済みます。

社会保障費には、「医療保険」、「介護保険」、「年金保険」、「雇用保険」の4つが含まれます。

60歳で国民年金の納付は終了します。

しかし、国民健康保険料と介護保険料は生きている限り負担していかなければなりません。

収入と地域によって差はありますが、一般的には年間40万円前後の負担となります。

退職無職となると、100%負担です。

しかし、再雇用となると会社側が1/2を負担してくれます。

社会保障費負担

1,000,000円!

概算で、5年間で1,000,000円もの負担差となります。

役立たずの三輪とののしられても、机にしがみついていた方がお得です。

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3 メリットその3 厚生年金

国民健康保険は、20歳から60歳まで等しく納付しなければなりません。

ところが、2階建ての上乗せ部分となる老齢厚生年金は60歳を超えても勤めていれば掛けられます。

厚生年金もまた会社側が1/2負担してくれます。

増える年金額の計算式です。

平均標準報酬額×5.481/1000×勤める月数

月25万円の場合であれば、年間82,000円の年金額UPです。

65歳から20年間とすれば・・・

1,640,000円!

4 メリットその4 節約

生きている限りお金はかかります。

中でも食費は絶対に支出しなければなりません。

定年退職ともなれば、旅に出たり、習い事をしたり、サークル活動に励んだり、友人とこよなく語り合ったり、パチンコにはまったりとにかく自由になることでしょう。

まあ、それにあこがれるからFIRE君を目指したり、FIRA60と呼ばれる60歳定年無職にあこがれるのでしょう。

でも自分を律することができなければ、自堕落になって消費オンリーになってしまいそうです。

特に管理人の場合は、だらしない生活になってしまうことが目に浮かびます。

その点再雇用となると、勤務に束縛されます。

自堕落となる余裕がなくなります。

不要なお金を強制的に使えない状態になります。

また、管理人の場合は現役時代と同じく手作り弁当持参です。

いや、もはや夕飯の残り物をそのまま持って行くようなものです。

せいぜい200円程度の原材料費です。

これを550円配達弁当にすればその差は350円です。

現在の部署は少し不便な工業団地にあるため、配達弁当が社員の生きる糧です。

年間200日手作り弁当を持参するとして、年間70,000円の節約となります。

5年間で、350,000円!

また、通勤手当も出るので休日に交通機関を利用しても、定期なので同じ路線は無料です。

街中に行くのも無料パスです!

たまに退職し自由となった先輩が遊びに来ます。

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理由は居場所がないからです・・・。

ぱんぱんぱぱ
切ないです。
 

話を聞くと、大体は図書館にいるか、パチンコを打っているか、酒を呑んでいるようです。

ある先輩
俺も働けばよかった!退職すると暇で金を使ってしまう。
 

役立たずの三輪といわれようが、管理人は机にしがみつきます。

5 メリットその5 健康

退職すると規則正しい生活から離れ、毎日が日曜日となります。

もちろんしっかりと規則正しい生活を維持している人もいます。

しかし、自由が高じて、生活が不規則になる人も少なくありません。

管理人が就職した当時、退職した人が次々と亡くなっていきました。

上司だった人
わが社は、退職5年以内に亡くなる人が多いんだ!
 

社畜となって必死に働き、退職後に目的を失い、濡れ落ち葉となり、一気に老け込みポックリ逝くなんてあまりにも悲しいです。

管理人は役立たずの三輪とののしられようが、机にしがみつきます。

そして晴れてFIRA65となれば、自由となりますが、目的を失うのはあまりに切ないです。

そこで2年かけて、目標探しを目指しました。

努力の甲斐あって、と或る大学の非常勤講師のポストを得ることができました。

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幸いにして10年間採用の内諾をいただいているので、生きがいは続くと思うとホッとしています。

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6 まとめ

今回はFIRA60(定年退職無職)と65歳まで再雇用とのメリットの違いを5つの点から浮き彫りにしてみました。

FIRA60

5年間で21,338,660円ものお得さです。

役立たずの三輪とののしられても、5年間再雇用の机にしがみつく理由がここにあります。

30代-40代でのFIRE君であれば、その損失額は退職までに1億円を超えることは間違いありません。

億を超えるお金よりも自由を選びたいと選択する人しかFIRE君にはなれません。

相当の覚悟が必要であることを老婆心ながらお伝えします。

管理人はとても臆病者です。

老後が心配で、若い頃から個人年金保険(企業型拠出年金)をコツコツと積み立ててきました。

株式投資もポンコツヤローですが、何とか配当金が年間100万円超えを達成できました。

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厚生年金は並み以上に受給予定
個人年金も20万円以上積み上げている
配当金という不労所得もある
副業も10年以上続けられる
健康である
しかも共働きである

65歳から妻の分を期待しないで、月収55‐60万円を手にする計画は、すでに達成しています。

それでも足りない!

管理人の弟は、不動産投資ですでに月収81万円計画を達成しています。

カイジ名言

FIRE君になるのなら、今一度生涯収支をしっかりと計算し、損をしない生き方を選ばれた方がいいと思います。

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税金や社会保障費は、FIRE君にも容赦ないです!

通りすがりの人
くされ銭ゲバ野郎!
 

何と言われようがお金があるということは、人生に余裕ができます。

ゆとりある生活を実現するためには、まずはお金を貯めることからが出発点ではないでしょうか?

役立たずの三輪(しつこい!)と言われようが、管理人は机にしがみついてやります。

これからもポンコツ株式投資を続けてやります。

いろいろと批判やご意見はあると思いますが、個人のブログなのでご容赦ください。

それではまた