最終更新 2021.7.4
当記事は、2020年5月4日時点の情報をあえて残しています。アーカイブ記事としてお楽しみください。
ようこそ(^^)/
人生を豊かに生きるためには、健康とお金がとても大切と考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。
さて、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックは、まだまだ終息する気配を見せていません。
残念ながら、我が国は5月末日まで非常事態宣言が続くこととなりました。
これ以上不要不出の外出を続けたら、日本経済は一体どうなるの?
恐怖が心をさいなみます。
また、株価は暴落してしまうの?
ウォーレン・バフェット氏は、世界最高の投資家としてその名を知られている人物です。
彼の率いる投資会社バークシャー・ハサウェイでさえ、2020年1月-3月四半期に、最終損益が497億ドル(約5.3兆円)の赤字となったそうです。
まだ、含み益のある管理人は、神様バフェット氏を超えたの?
妄想の世界で、管理人はコロナショックの中、なんとか心を安寧に保とうとしています。
(´Д`)
怖ろしい!
株式投資は本当に怖ろしい!
でも、ひりつくような毎日がたまらないんだ・・・。
( `ー´)ノ アホ!
- 1 バークシャー・ハサウェイ2020年1月-3月決算
- 2 ウォーレン・バフェット氏はどの企業に投資しているの?
- 3 新型コロナウイルスが航空関連株を襲う
- 4 それでもウォーレン・バフェット氏はあわてない
- 5 まとめ
1 バークシャー・ハサウェイ2020年1月-3月決算
神様ウォーレン・バフェット氏は、投資会社バークシャー・ハサウェイを率いています。
ただし、業務内容は投資にとどまらず、保険運営を中核とし、鉄道輸送、電気部品、建材の製造、食料品卸売業、インテリア小売業など多角経営を行うコングロマリット企業です。
2020年1月-3月決算では、上場株(総額1807億ドル)の評価損が膨らみ、最終損益は497億ドル(約5兆円)の赤字と、過去最大の損失となったそうです。
ただし、あくまでも評価損なので、実際に損失を被っているわけではないことに要注意です。
ウォーレン・バフェット氏の投資法は、長期投資です。
NYダウ平均は、4月に入り猛烈に上昇しているので、現時点での評価損額は相当に減っているものと思われます。
2 ウォーレン・バフェット氏はどの企業に投資しているの?
ウォーレン・バフェット氏の投資信条は、わからないものには投資しないことにしています。
そのため、アップルなどのIT企業は、相当に高値になってから買い始めています。
ウォーレン・バフェット氏の保有する株には、興味津々です。
2019年12月期決算書から見てみます。
拍子抜けするほど単純明快な投資先に驚かれるのではないでしょうか!
これなら俺でもできると思ってしまいますが、まあできるわけがありません。
株価は、瞬間瞬間で上げ下げをしています。
バフェット氏の手法は、株は安い時に買うことを徹底しているところにあります。
2016年頃からは、航空株に強い関心を抱き、アメリカ4大航空の株式の約10%前後を保有してきました。
3 新型コロナウイルスが航空関連株を襲う
バフェット氏にとっても、新型コロナウイルス感染症パンデミックは想定外だったと思います。
世界中で出入国が禁止または自粛となり、航空業界は未曽有の危機に見舞われることになります。
デルタ航空【DAL】:チャート/株価 - Yahoo!ファイナンス
デルタ航空を始め、4大航空会社の株式は、半値から1/3に大暴落です。
バフェット氏は、保有する航空株すべてを売却したことを明らかとしました。
米資産家で著名投資家のウォーレン・バフェット氏は2日、自身の率いる投資・保険会社バークシャー・ハサウェイが、保有していたデルタ航空とサウスウエスト航空、アメリカン航空グループ、ユナイテッド・エアラインズ・ホールディングスの株式を全て手放したことを明らかにした。
2019年12月期にバークシャーは、保有するデルタ株式の時価評価額を4,147百万ドルと計上しています。
コロナショックで、株価は約1/3となっています。
デルタ株だけで、約2,765百万ドル≒約2,933億円の損失を計上してしまったことになります。
嗚呼!株式投資は怖ろしすぎる!
世界一の株式投資家が、5兆3千億円の損失を計上するなんて!
バフェット氏は2月にデルタ株をいったん買い増したことについて「間違いだった」と認めた。「外出制限が人々の行動に与える影響は分からない。3~4年後に、昨年までのように飛行機に乗るようになるのか見通せない」と悲観的な見方を示した。
新型コロナ:バフェット氏、航空株すべて売却 「世界は変わる」 (写真=ロイター) :日本経済新聞
4 それでもウォーレン・バフェット氏はあわてない
今回の決算は、2020年1月-3月の保有株式の評価損です。
すでに株式市場は、アフターコロナを見越して、まるでコロナバブルのような爆上げが続いています。
バフェット氏の保有する株式で、最も資産価値の高い株式がアップルの株式です。
2019年12月時点でのアップルの発行株式数の5.7%を保有しています。
それまでに購入した資金は、なんと35,287百万ドルです。
アップルの株価です。
2020年3月31日 終値254.29$
2020年5月 1日 終値289.07$
13.68%も値上がっています。
アップル【AAPL】:チャート/株価 - Yahoo!ファイナンス
計算すると、保有しているアップル株は8,512百万ドルも値上がったことになります。
たちまち約9,000億円の復調です。
また、バフェット氏は手持ち資金をなんと1,370億ドルも保有しています。
いつでも投資できる余力を持っているので、底値で株式を購入することができます。
「株は単純。みんなが恐怖におののいているときに買い、陶酔状態の時に恐怖を覚えて売ればいい」
古今東西、株式投資は逆張りこそ王道の投資とされてきました。
しかし、ポンコツ盆栽株主の管理人を含め、実践できる人はほとんどいないのではないでしょうか?
管理人も2020年3月下旬にあまりの下落の恐怖に一部約定してしまいました。
その後約定した株式が、猛烈に騰がってしまい、心が泣いています。
売却しなければ、300万円得できたのに・・・。
それでも、先週まで保有株式が12連騰もしてくれて、一息ついているところです。
本当は、バフェット氏のように底値で買って、長期投資しておけばもっともっと含み資産が増えているはずですが、それができないからこそポンコツです。
ただ、さしものバフェット氏でさえコロナショックからは逃げきれなかったということに自身の含み益の目減りを正当化することができます。
俺は、まだ終わってねえ!
5 まとめ
新型コロナウイルス感染症パンデミックは、まさか世界一の投資の神様ウォーレン・バフェット氏にまで襲いかかりました。
2020年3月末の保有株式評価額は、なんと1,807億ドルです。
それでも評価損が、597億ドルも発生しました。
ただし、アフターコロナを見越して3月末から世界的にコロナバブルが発生しているので、評価損益を相当に戻している(すでに戻しているかも?)と思います。
勝者は絶望を買い、敗者は絶望を売ります。
さすがのバフェット氏も航空株では、数千億円から兆の単位で損失を被っています。
航空株に見切りをつけたとなると、我が国のANAやJAL株が心配になります。
どちらもまだアメリカの航空株のような半値までは下がっていません。
ANAホールディングス(株)【9202】:リアルタイム株価チャート - Yahoo!ファイナンス
そして、緊急事態宣言が5月末までに延長になったことによる経済停滞の懸念です。
すでに飲食店関連は、既存店舗の半数が廃業に追い込まれるのではないかと予測されています。
運輸業、旅館ホテル業、百貨店業、飲食店業、イベント業、観光業などの分野は青息吐息です。
この10年に一度の大暴落の際に、どの株式を購入すればいいのか?
バフェット氏ではないですが、本当に難しいです。
せめてゴールデンウィーク期間中は、のんびりと無料開放となった会社四季報オンラインで、お宝株を探し出したいと思います。
恐怖と不安を抱えながら、絶望の森に踏み込み、希望を探し出してやります。
静かに連休明けの5月7日を待ちたいと思います。
くれぐれも株式投資は自己責任で行われますようお願いします。
株式投資の神様でさえ、5兆3,000億円の損失を出してしまうのが、株式投資の世界です。
このひりつくような狂った世界!
人生までを狂わせないよう注意したいところです。(自虐)
ブログと株式投資に愛と真の情報を
それでは