知らなきゃ大損!お金を貯めるWeb時代の歩き方

株式投資、節約、クレジットカード、ポイント還元、ライフハック等お金を貯める役立ち情報を体験例を元に発信しつつ、人生を語ります。

加給年金制度を知っている人は少ない

スポンサーリンク

ようこそ(^^)/

人生を豊かに生きるためには、健康とお金がとても大切と考える当サイトのポンコツ管理人ぱんぱんぱぱです。

さて、管理人は、2025年3月末に5年間の再雇用任用期間契約を終え、晴れて無職となりました。

ぱんぱんぱぱ
苦節43年はあっという間でした。
 

43年間働いたご褒美は、公的年金という名のご褒美です。

4月15日に初めて満額が振り込まれ感動しました。

公的年金の振り込みは偶数月です。

これまで管理人のシミュレーションには入っていなかった加給年金と企業年金と5年間の再雇用期間分の厚生年金がかさ上げ分が加わっていたので、感動しました。

厚生年金

日本の年金制度 | 年金の基礎知識 | 企業型確定拠出年金 | 野村の確定拠出年金ねっと

今だからこそ言えます。

43年間働いた自分に感謝!

厚生年金を掛け続けてくれた会社に感謝!

そして、3歳下の妻に感謝感謝!

スポンサーリンク  

 

 

 

1 加給年金とは?

加給年金とは、本人が厚生年金(共済年金)に20年以上加入し、受給権(65歳以上)を得たとき、同居する(生計を同一とする)配偶者が65歳になるまでの間、厚生年金に加給される年金のことを言います。

なお、子供が18歳以下の場合も対象です。

加給年金

これに特別加算額が加わります。

特別加算額引用:日本年金機構「加給年金額と振替加算」

ぱんぱんぱぱ
年額415,900円割り増し!
 

管理人の場合、妻は3歳年下なので、3年間で計約124万7,700円の受給となります。


三歳年下の妻に感謝感謝です。

そのお金わたしのだから!
 
ぱんぱん妻
ぱんぱんぱぱ
いいよ!全部上げる!
 

2 加給年金制度は申請しないともらえない

加給年金受給にあたって、大切な要件があります。

それは、申告しなければ加給年金はもらえません!

お近くの年金事務所か街角の年金相談センターに相談に行かれることをおススメします。

管理人は、加給年金制度は知っていましたが、妻が専業主婦の場合に限るものだと思っていました。

そこで、街角の年金相談センターに行ってきました。

共働きの場合も対象となりますよ。

 
街角の年金相談センターのお姉さん

もうびっくりしました。

日本年金機構のHPにはこのような記載があったからです。

加給年金

特別加算額引用:日本年金機構「加給年金額と振替加算」

制度自体が令和4年4月1日で終了と思っていました。

令和4年4月以降は、配偶者の老齢厚生年金(被保険者期間が20年以上または共済組合等の加入期間を除いた期間が40歳(女性の場合は35歳)以降15年から19年以上の場合に限る)、退職共済年金(組合員期間20年以上)を実際に受け取っていなくても、受け取る権利がある場合(在職により支給停止となっている場合等)は、配偶者加給年金額は支給停止されます。

管理人の妻は62歳です。

62歳年金は受給停止ではなく、65歳からが受給開始年齢となり、受給停止ではないそうです。

60歳からの受給は繰り上げ受給であり、繰り上げ受給をしていない場合は、受給停止ではないそうです。

ぱんぱんぱぱ
ややこしいよお!
 

昨年12月に加給年金の受給申請を行い、この4月に晴れて受給となったわけです。

早くもらうか、原則65歳まで待つかは世帯ごとに事情は違うかと思います。

命の選択です。

ですが、せっかくの制度なので我が家は加給年金をもらうことにしました。

3 友人夫妻も知らなかった

同い年の友人(高校教師)も3月で再任用任期契約が終了し、年金受給開始となりました。

ぱんぱんぱぱ
加給年金の手続きは終えたか?
 
何それ?共済組合から話がなかったが。
 
友人

思ったとおりでした。

学校事務室からも職員共済組合からも話がなかったそうです。

今や厚生年金と共済年金は1本化しているので、厚生年金の手続きは年金事務所または街角の年金相談センターでも共済組合でもワンストップサービスとなっています。

でも加給年金のことを知っている共済組合の職員はいなかったそうです。

わが社の福利厚生部でも知っている社員はいませんでした。

奴は6歳年下の奥様にしたうらやましい奴です。

ぱんぱんぱぱ
加給年金は手続きしないともらえないぞ!
 
うちのかあちゃん、繰り上げて60歳からもらいたいらしい。
 
友人

日本年金機構 年金繰り上げ

ぱんぱんぱぱ
60歳繰り上げだと24.0%減額になるぞ!
 
それはきついけど欲しいんだと。
 
友人

24.0%も生涯減額となると長生きすると生涯年金額は相当に目減りします。

奴の奥様は公立保育士さんなんで、厚生年金は180万円くらいは受給となるはずです。

-24.0%となれば、年間43万2千円もの減額です。

仮に平均寿命87歳まで27年間とします。

27年間の減額分は-1,166万円となります。

5年分の繰り上げ分合計額は632万円です。

ぱんぱんぱぱ
534万円をどう見るかだろうな
 
う~ん、長生きすればするほど損していくシステムか…
 
友人
ぱんぱんぱぱ
加給年金を申し込めば、6年間で249万5,400円受給できるぞ!
 
なんだそれ!すぐかあちゃんと相談する!
 
友人

絶対ということはありませんが、65歳から受給として平均寿命87歳厚生年金受給とすれば、約1,200万円多く受給できます。

奴には菓子折り持って御礼に来てほしいくらいです。

4 まとめ

加給年金制度を知っている人はそう多くないと思います。

少なくともわが社の厚生課で知っている社員はいませんでした。

無理もないかもしれません。

エキスパートでも何でもなく単なる人事異動で座っているだけの社員なので、老後のことなどまるで興味も関心もないからです。

そんな状態でワンストップサービスで手続きを取られた日には、条件が合えば権利として請求できる加給年金制度を知らないままタイムリミットとなるのは怖ろしすぎます。

やはり餅屋は餅屋に聞くのが一番です。

AIでもわからないことはたくさんあります。

年金事務所も街角の年金相談センターも混んでて面倒という声もよく聞きます。

ぱんぱんぱぱ
でも行ってよかったです。
 

妻も年金が欲しいらしく、繰り上げを考えていたからです。

加給年金を月割りにすれば、ひと月に34,500円ほどです。

私も年金毎月34,500円入るのね♪
 
ぱんぱん妻

情報弱者は骨の髄まで損をするのは本当です。

街角の年金相談センターに行ってよかったです。

みなさんも該当する可能性があるのならご相談した方が良いかと思います。

なお、加給年金制度は令和13年4月の年金改革で廃止(新たな制度運用)の俎上に上がっていることを申し添えます。

くれぐれも当てにしないようにした方が良いかと思います。

ブログと加給年金と年下の妻に愛と真の情報を!

それではまた