ようこそ(^^)/
人生を豊かに生きるためには、健康とお金がとても大切と考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。
さて、みなさんはベネフィット・ワン(2412)という会社をご存じでしょうか?
企業の福利厚生サービスや健康サービスの代行業を行う企業で、人材派遣業パソナの子会社です。
ベネフィット・ワンの株主優待は、利用すればするだけお得なすごい株主優待です。
100株保有すると、ベネフィット・ステーション株主様コースの福利厚生が受けられます。
(株)ベネフィット・ワン【2412】:株主優待 - Yahoo!ファイナンス

そこで、2023年8月4日に1,272円で100株買ってみました。
ところが思惑がはずれ株価は下がる一方です。
新型コロナウイルス感染症パンデミック時には6,000円を超えていた株価は、ついには1,000円を切ってしまった日もありました。
底だと思って買ったのに、まさかここから300円近くも下落するとは夢にも思いませんでした。
(´Д`)
でも、ベネフィット・ワンには他に類のない株主優待があります。
ベネフィット・ステーションの福利厚生サービスをフルに活用すれば、たちまちのうちに取り返すことができると能天気に考えていました。
そんな決算発表日の2023年11月14日のことです。
ソニー系の医療系ネットサービスのエムスリー(2413)がベネフィット・ワンをTOB(公開買い付け)を実施すると発表しました!

2023年は管理人にとって、TOBの当たり年です。
なんと5回目のTOBです。
お願いだからTOBは止めてくれえええええ!
俺はベネフィット・ステーションを使いたいんだあああああ!
でもちょっと待って!
ベネフィット・ワンのTOBはちょっと不思議なTOBです。
管理人はもう少し様子見することとします。
1 ベネフィット・ワンTOBの概要
2023年11月14日、取引終了後、ベネフィット・ワンはエムスリーによるTOBを開示しました。
買付け等の価格 普通株式1株につき、金1,600円
公開買付者は、本公開買付けにより、当社を公開買付者の連結子会社とすることを目的としておりますが、当社株式の上場廃止を企図するものではなく、本公開買付け成立後も引き続き当社株式の株式会社東京証券取引所(以下「東京証券取引所」といいます。)プライム市場における上場は維持される方針です。
本公開買付けにおいては、応募予定株式と同数である81,210,400株(所有割合:51.16%)を買付予定数の下限に設定しており、本公開買付けに応じて売付け等の申込みがなされた株券等(以下「応募株券等」といいます。)の総数が買付予定数の下限に満たない場合は、応募株券等の全部の買付け等を行わないとのことです。
公開買付者は、当社を公開買付者の連結子会社とすることを目的として本公開買付けを実施するため、本公開買付けによりその目的を達成した場合には、本公開買付け後に当社株式を追加で取得することは現時点で予定してないとのことです。また、公開買付者は、当社を公開買付者の連結子会社とすることを目的としているため、本公開買付けを通じて取得した当社株式を継続して保有する予定であり、現時点で処分等を行う予定はないとのことです。
以上管理人なりに解釈すると、公開買い付けにより上場廃止にするのが目的ではなく、51.16%を1株1,600円でTOB(公開買い付け)し、エムスリーの連結子会社することが目的です。
そして上場も維持します。

もちろん売却してしまい、手仕舞いする選択も大ありです。
管理人の場合、33,000円ほど得する計算です。
でも、管理人は株主優待が継続されるのなら当面持っておきたいと思っています。
2 帰属する喜び
会社を卒業すると、現職時代当然のものとして受けていた福利厚生サービスも卒業しなければなりません。
管理人は定年退職し、会社の福利厚生サービスを卒業しました。

帰属しないっていうのは、こういうことだと思いました。
会社の福利厚生サービスはさまざまなものがあります。
管理人がかつて所属していた会社では次のような福利厚生サービスがありました。
1 提携するホテルの割引や利用補助
2 人間ドックや胃カメラの実費補助
3 提携する店舗の割引
4 旅行代理店利用割引
5 無担保無利子貸し付け
6 高金利社内預金 など
社畜だからこそ享受できるサービスでした。
お金がない頃に上限30万円まで無利子で借りられる貸付制度には、本当に助けられました。
福利厚生の充実は、見えない給与とか第3の給与とも呼ばれています。
しかし、卒業すればただの人です。
これがとてもさみしいです。

わが社では、社員の健康支援サービスをベネフィット・ワンと提携していたので、ベネフィット・ワンのことを知っていました。
ベネフィット・ワンは、ベネフィットワンステーションを展開しています。
ベネフィット・ステーションとは、会社の福利厚生サービスを代行してくれるサイトです。
疑似福利厚生サービスといってもいいくらいです。
3 受けたいサービスは?
受けたいサービスは何といっても飲食店での割引です。
我が家の例です。
鎌倉パスタ お会計の10%引き!
ステーキ宮 お会計の10%引き
お好み焼き本舗 お会計の10%引き
管理人の妻のお気に入りは、かつやを展開するアークランドがチェーン店を進めているチェントペルチェントです。
まだ、北海道、新潟、仙台、埼玉、石川、京都にしか店舗展開していませんが、いずれ広がると思います。
ここもお会計の10%引きです。
2人でランチが大体2,580円くらいなので、258円も安く食べられます。
↓まだメインディッシュのパスタが届いていません。
妻は毎月1回は行かないと気が済まないようなので、ここだけでもベネフィット・ステーションを使えば年間3,000円はお得です。
上場を維持するのであれば、おそらく優待も残すと思います。
配当も36円なので、そう悪くはありません。
TOBが株価が騰がれば、含み損も解消です。
エムスリーが上場を維持すると宣言している以上、あわてて売らなくてもよいと判断することにしました。
4 まとめ
まさか、11月14日にベネフィット・ワンがTOBなんてびっくりしました。
仕掛け人はまさかのエムスリーです。
エムスリーもまたコロナパンデミック時、医師と接触しなくとも診療が受けられるというニーズ拡大から株価は10,000円超えの大化けとなりました。
しかし最近は下落傾向が続いています。
エムスリー(株)【2413】:株価チャート - Yahoo!ファイナンス
2021年高値の1/4にまで暴落しています。
同じようにベネフィット・ワンもコロナワクチン接種の特需で株価は6,000円超えを果たしましたが、今や1/6の株価です。
まさに栄枯必衰です。
医療界と福利厚生のマッチングはとても面白い組み合わせになるやもしれません。
定年退職者の方、フリーターのみなさんそして専業主婦の方は、福利厚生サービスとは無縁の生活を送られていることかと思います。
管理人も定年退職を迎え、福利厚生サービスの世界から離れると、なんて恵まれた社畜生活だったんだと一抹の寂しさを感じることがあります。
でも、ベネフィット・ステーションに加入すれば、もう一度福利厚生サービスの世界に入り込むことができます。
そのためには、ベネフィット・ワンを100株買うことが必要です。
株価が高いか安いかは、人それぞれの思惑で決まるものです。
管理人の場合は、フルに活用することにより元は間違いなくとれるものと思っています。
また、ベネフィット・ステーションで大人気なのは、無料eラーニングです。
なんと、1200タイトル以上の勉強が無料です。
生涯学習で資格を取得したい人などに人気があるそうです。
管理人も取りたい資格はいくつかあるので、来年株主優待権利を入手したあかつきにはぜひ学んでみたいと考えています。
ただし、今後上場廃止や優待改悪もしくは優待廃止の可能性も0ではありません。
すべては親会社であるエムスリーの考え方ひとつとなるのでご注意ください。
くれぐれも株式投資は自己責任によりご判断ください。
ブログとベネフィット・ワンとTOBに愛と真の情報を
それではまた