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人生を豊かに生きるためには、健康とお金がとても大切と考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。
さて、みなさんはオリックス(8591)をご存じですか?
オリックスは、リース業界国内No.1企業です。
船舶、自動車、飛行機のリースはもちろんのこと、生命保険や銀行分野にも進出、ホテル業や大阪カジノへの出資、プロ野球球団経営、空港運営や上下水道運営などコンセッション業にも進出し、海外売上比率が23%もあるなど、アメーバのような経営のとても不思議な企業です。
株価は2019年まで安定の横横でした。
しかし、2020年コロナショックを契機にぐんぐん株価が騰がり、現在に至っています。
オリックス(株)【8591】:株価チャート - Yahoo!ファイナンス
管理人は、コロナショックの際に優待欲しさに100株投資しましたが、今や株価3倍を窺うまでに爆騰しています。
でも、管理人はオリックスが愛せなくなりました。
オリックスは2024年3月期の株主名簿に記載した株主への株主優待を最後に一切の株主優待を廃止します。
株主優待を目的にオリックスの株主となって丸4年、哀しみだけが心の中に澱のように溜まっています。
もうオリックスは愛せません。
1 オリックスの株主優待とは
オリックスには2つの株主優待があります。
ひとつはふるさと優待と称したギフトカタログの贈呈です。
これは、全国のオリックス支店から、選りすぐりのギフトをカタログにして進呈するものです。
オリックスの株主優待は、クオリティが段違いです。
保有3年以内なら、5,000円相当、4年目以降は7,000円相当品が進呈されます。
しかも100株以上の株主が対象という夢のような株主優待でした。
↓ 我が家の定番「胡麻さば丼」です。3年連続頂戴しました。
無念です。
廃止する猶予期間を3年も設けてくれたのはせめてもの情けですが、廃止となるともうオリックスは愛せません。
2 株主カードがすばらしい
オリックス株主優待にはもうひとつの優待があります。
株主カードです。
このカードで、オリックスの提供するさまざまなサービスが株主優待価格で利用できます。
・オリックスレンタカー利用 30%引き
・オリックス系ホテル 10%引き
・京都水族館、すみだ水族館、新江ノ島水族館10%引き
など持ってて損がありませんでした。
しかも、この株主優待カードは、全株主に進呈されました。
たった1株でも進呈です!
我が家も101株保有しています。
旅先でのレンタカーを借りる際に大いに役立ってくれました。
でもそれも、2024年度で終了です。
もうオリックスを愛せません。
3 オリックスは減配なし高配当
オリックスは、減配なし高配当株として有名です。
2010年から2019年まで10年連続増配を達成しました。
しかし、コロナショックにより連続増配は途絶えました。
2024年3月期の配当金は、94円です。
2024.4.11現在の株価は3,227円なので、配当利回りは2.71%と標準的です。
優待を廃止さえしなければ、14,400円のインカムゲインが期待できました。
利回りが4.46%期待できたのに2.71%になってしまいました。
残念でなりません。
管理人は、2024年3月末最後の優待で7,000円のギフトカタログにランクアップします。
インカムは16,400円にも達します。
利回りは、驚異の12.70%!
しかし、優待廃止により利回りは激減です。
100株保有していても年間9,400円しか入らないなんて!
もうオリックスは愛せません。
4 優待のないオリックスなんて!
株主優待が廃止となったオリックス株に投資する期待は、純粋にキャピタルゲイン(売買益)とインカムゲイン(配当益)の2つのみとなってしまいました。
楽しみと言えば、株価が騰がることと配当金が増えることしかありません。
でもたったの100株です。
2020年に株主となった管理人の配当金の合計額です。
まあ、12万9,100円の投資で、4年で33,300円もの配当金をもらえたのはうれしいといえばうれしいですが、それほどでもないです。
オリックスは株主優待が欲しくて買いました。
配当金や値上がり益が欲しくて買ったのではありません。
優待のないオリックスなんて、ただの配当マシーンと同じです。
目的のない株式投資ほど楽しくないものはありません。
嗚呼!
オリックスを愛せなくなってしまいました。
5 これからもオリックスは持つしかないの?
管理人は三菱UFJフィナンシャル・グループ株と三菱HCキャピタル株を主力としています。
この二つに求めるのはキャピタルゲインとインカムゲインそのものです。
目的が売却益と配当益と割り切っての投資です。
しかし、オリックスは株主優待が目的で投資しました。
正直、株価が買値を下回らなければ、株価そのものに何の関心もありません。
株主優待が廃止となってしまい、心底オリックス株を持っているのが苦痛となりました。
もはや愛せなくなったオリックス株を売却してしまい、他の優待株に移ってもいいかな?と最近は考えるようになっています。
妻からは絶対に売るな!と脅されているのがネックです。
6 まとめ
2年前まで株主優待No.1の名を轟かせていたオリックスの株主優待権利が、2024年3月末を持って終了となりました。
株主優待目的でオリックス株に投資した人の気持ちは、管理人と同じく複雑だと思います。
管理人も同じです。
裏切られた気持ちでいっぱいです。
たとえ100株とはいえ、オリックスの複雑怪奇な事業を理解しようとしたし、株主カードを通じ、オリックスの事業の一部に触れることができました。
株主優待は、その企業を愛する気持ちを高めてくれます。
それが一方的に廃止となると、愛が引き裂かれたような気がして、なんとも気が滅入ります。
いくら配当金が高くとも、増配してくれようと、たまらないさみしさを抱きます。
バカかもしれません。
でも優待沼に陥っている人なら、この気持ちがご理解いただけるのではないでしょうか?
1年間が長すぎます。
これからは年に2回の配当だけを楽しみにするなんて身の毛がよだちます。
ああ!
オリックスを愛せなくなった管理人の気持ちを理解していただける人はいないものでしょうか?
復活は永遠に無理でしょう。
今回止めた原因は、優待欲しさに個人投資家が80万人にまで増えたことが原因ともいわれています。
1人5,000円の優待でも40億円です。
これまでが夢だったのかもしれません。
ブログと株主優待に愛と真の情報を!
一言、オリックスのバカヤロー!
株主優待に愛はなかったのかあ!