ようこそ(^o^)丿
お金を通じて、人生を豊かに生きるヒントをアツく語る当サイトの管理人「ぱんぱんぱぱ」です。
さて、みなさんは、インターネット上でSNSを楽しんでいますか。
SNSはソーシャルネットワークサービス(social networking service)の略称で、Web上で社会的なコミュニケーションがとれるツールです。
はてなブログでも、はてなブックマーク(はてブ)は、一種のSNS機能を持たせています。
中には長期に渡ってこの弱小ブログを訪れてくれるブロガーの方もいらっしゃって、楽しくSNSで交流させていただいてもらっています。
読者のみなさんには、感謝の言葉以外見つかりません。<(_ _)>
さて、SNSの雄といえば、なんといってもFacebook(フェイスブック)とTwitter(ツイッター)が双璧ではないでしょうか。
フェイスブックは、登録者15億人を数える超巨大サイトです。
2018年5月の1ヶ月のフェイスブック利用者数は、なんと22億3,400万人というから驚きです。
ツイッターもまた、登録者数は5億人を超えています。
1ヶ月の月間利用者数は3億3,500万人を超えています。
しかし、フェイスブックは、2018年7月25日に4月-6月期業績発表を行ったところ、翌日株価は19%も暴落しました。
1日にして13兆3,000億円が消えた計算になります。
この損失は、アメリカ株式市場最大の損失記録となりました。
CEO(最高経営責任者)のザッカーバーグ氏の損失は、保有株から計算すると、一夜にして1兆6,500億円も資産が消えてしまったことになります。
フェイスブックに一体何が起こっているというのでしょうか?
また、ツイッターも7月27日に4-6月期決算発表を行ったところ、株価が20%超も暴落しました。
SNSの覇者FacebookとTwitterに一体何が起きているのでしょうか。
管理人の視点で考えてみます。
1 フェイスブックの株価
SNSの覇者フェイスブックは、2006年に一般に公開されました。
その後瞬く間のうちに世界中で登録者数を獲得し、現時点で15億人を超える登録者を抱える世界最大のSNSとなっています。
日本は、どちらかというとフェイスブックへの参加はネガティブな傾向が強く、約2,700万人の登録に留まっています。
2018年3月には、大統領選でフェイク(偽)情報を流す操作に関与したしたとして、アメリカ議会公聴会で尋問を受け、150ドルまで暴落しましたが、チャートが示すとおりその後は驚異的な株価上昇により、7月25日に最高値218.62ドルを突破しました。
そして、7月26日に業績発表したとたんに暴落し、7月26日に173.75ドルまで暴落しました。
実に終値ベースで約19%の暴落です。
総額1194億ドル(約13兆円)が消失したことになります。
途方もない額です。
ただし、3月アメリカ議会の公聴会尋問の頃よりもまだ1割高い状態です。
(引用:ヤフーファイナンスHP)
チャートを見ればわかるとおり、翌日26日にも1.37ドル下落し、酒田五法にいう二ツ星チャートが出ています。
当面下落相場が続くことを示唆しています。
2 何故突然の大暴落となったのか?
7月25日の決算発表によれば、6月末のSNSの月間利用者数(MU)は約22億3,400万人で1年間の伸び率は約11%と順調でした。
しかし、1年前の6月末での伸び率は約17%であり、伸び率の減速が、成長性を疑問視したという見方が要因とされています。
また、行き過ぎた株価の反動という見方が大勢を占めています。
フェイスブックは、フェイクニュースによる世論誘導や、個人情報漏洩で揺れに揺れています。
特に3月にはアメリカ大統領選で、選挙対策会社ケンブリッジアナリティカ社(イギリス)がフェイクニュースを流したのではないかという疑念があります。
また、8,700万人もの個人情報を漏洩させてしまった対策に多額の費用がかかることも懸念されています。
こうした相次ぐ不祥事で、広告主がフェイスブックに広告出稿を控える動きが加速し、収益を悪化させるのではないかという懸念が広がっています。
3 SNSは今後も興隆が続くのか
実は日本にフェイスブックがやってきたのは2012年とわずか6年前のことです。
日本にはすでにミクシーが2004年に同様の招待制SNSサイトを開設しています。
当時、新しもの好きだった管理人は、ミクシーに飛びつきました。
ネット上の知り合いの人と交流するのが楽しくどんどんはまっていきました。
しかし、知り合いが増えれば増えるほど、後に「ミクシー地獄」と呼ばれる世界にはまっていきました。
顔も名前も知らないけれど、同好の士としてどんどん仲良くなっていきます。
毎日ミクシーで交流しているといつしか休むことが許されなくなっていきます。
1日でも休むと心配されて、どんなに忙しくとも返信しなければなりません。
現代のLINEの既読と同じです。
ただし、当時のミクシーは、PCだけだったので帰宅してから返信に明け暮れなければなりませんでした。
知り合いが増えれば増えるほど、返信が増え続け、それが睡眠不足、体調不良につながっていきました。
このままでは身体を壊すと思い、断腸の思いでミクシーを止めました。
ただし、ミクシーコミュニティは今でも大盛況です。
ただ単に管理人が上手なつきあい方ができなかったからです。
決してミクシーを批判しているわけではありません。
LINEもまたLINE地獄とも呼ばれる場合があります。
要はSNSといかに上手につきあえるかというところにかかっています。
その点、はてなブログのブックマークはとてもゆるい交流で、ホッとします。
管理人はフェイスブックも登録していますが、実名を晒す文化にとても違和感があり、利用してません。(^^;
実名のリスクを考えるととても怖く、よくぞ世界15億人の人々が登録しているなと思います。
伸び率が止まってきた理由のひとつに、ミクシーにあったようなSNS疲れがあると思います。
管理人はミクシー地獄はもう二度と経験したくありません。
また、一度作った自分のイメージを演じるのが、困難になってしまうのではないかと思います。
嘘の上に嘘を塗り固めることになりかねないか?
自分を知っている人が、真実を晒して炎上してはしまわないか?
個人情報が8,700万人も漏洩してしまったことが、巨大な訴訟リスクとならないか?
どうにもフェイスブックは性善説の下で成長してきたSNSであり、負の側面をあまりに見てこなかったのではないかと思います。
4 フェイスブックは終わるのか?
いえ、フェイスブックはまだまだ残っていくことは間違いないと思います。
すでにフェイスブックは先を見越して、インスタグラムを買収し、画像によるSNSが広がっています。
すでに我が国では2,000万人を超える登録者数がいて、まだまだ増えそうです。
世界ではすでに8億人が登録していて、新たなビジネス収益モデルとなっています。
我が娘たちも盛んにインスタ映えに夢中です。^^;
さらには、Facebook Messengerで、テキストや音声送信も進めています。
フェイスブックも生き残りを賭けています。
しかし、我が国ではミクシーが一時のブームが翳り、むしろモンスターストライクに見るスマホゲームに注力するなど、SNSの世界がいつまでも続くかどうかは誰にもわかりません。
5 ツイッター株の暴落
ツイッターもまた、7月26日に4-6月期決算発表したとたん株価が21%暴落しました。
前年同期1億1,600千万ドルの赤字から1億ドルの純損益とV字回復したにもかかわらず、市場は厳しい見方をしました。
四半期では初めて黒字決算発表になったにもかかわらず、市場のきびしい洗礼です。
一番の理由が月間利用者数が、昨年同期の3億3,500万人から100万人減少したことにアナリストがきびしい見方をしたことが要因とされています。
アカウントを自動生成して、大量の自動投稿を行う偽アカウント対策費用が課題となっています。
(引用:ヤフーファイナンスHP)
6 まとめ
いかがでしたか。
いかに世界最先端のIT企業といえども、市場原理はいかに脆く怖ろしいかをテーマにしたくて、苦労してまとめてみました。^^;
ただし、管理人はITジャーナリストでもなんでもありません。
間違った視点であれば、何なりとご指摘ください。
特にフェイスブックはたった1日で13兆円が消えるという事実が株式の怖ろしさです。
思えば、我が世の春を謳っていた東京電力も東日本大震災で解体の危機に追い込まれました。
(引用:ヤフーファイナンスHP)
東京電力はNTTが上場する際に9800円まで株価が上昇しました。
東日本大震災で130円前後まで株価は下落しています。
実に1/80近い下落です。
しかし、130円の底値の頃に買っていれば、現在538円であり、4倍以上の値上がりとなっています。
また、日本海洋掘削(1606)は、2018年7月23日を持って上場廃止となりました。
最後は24円前後でマネーゲームとなりました。
上場を廃止しても会社を存続させれば、株式が化ける可能性があるからです。
日本郵船が支援するという話もあったようです。
2013年6月2日には7330円の最高値をつけました。
最高値で1000株持って現在まで保有していた人は、お気の毒ですが733万円が紙切れとなってしまいました。
株式という世界は、かくも怖ろしい世界です。
反対の目線でみれば、かくも魅惑的な世界です。
一秒後に何が起きるかは誰にもわかりません。
フェイスブックがある日突然1日で19%も下落するなんて、想像もできないことが起きるのが株式投資の日常世界です。
ヒリツクような株式投資の世界は、生きている充実感にあふれています。
リスクを怖れず、株式投資の世界に一歩足を踏み入れてはいかがでしょうか。
くれぐれも株式投資は自己責任により行われますようお願いします。
ブログに愛と真の情報を
それでは