ようこそ(^-^)/
お金を通じて、人生を豊かに生きるヒントを考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。
さて、みなさんはビットコインを始めとする仮想通貨をご存知でしょうか?
ちょうど、1年前の2017年12月は、まさに仮想通貨バブル最高潮の頃でした。
まだ、たった1年しか経っていません。
◆2017年12月1日 ビットコイン(BHC)
最高値2,378,320円
◆2018年1月7日 イーサリアム(ETH)
最高値180,000円
◆2017年12月31日 NEMコイン(XEM)
最高値245.813円
2018年12月8日7:50のレートです。
ビットコイン 381,779円
イーサリアム 10,481円
NEMコイン 7.970円
下落率です・・・。
ビットコイン -83.95%
イーサリアム -94.18%
NEMコイン -96.76%
仮想通貨取引をしている人は、息をしているのでしょうか?
それともこれからの爆騰を信じて、今も取引を続けているのでしょうか?
オマハの賢人ウォーレン・バフェット氏は一貫して主張していました。
Warren Buffett on buying bitcoin: 'That is not investing'
ビットコインは投資ではない。
ビットコインやその他仮想通貨等を買ったとしても、それらは何も生産しない。ただ単に、後から買った人がより高い値段を払うことを願っているだけだ。
現在は、まさにそのとおりの状況になっているといっていいでしょう。
仮想通貨取引で、人生が狂ってしまった人はたくさんいると思います。
しかし、当サイトでも常にいっているとおり、投資は自己責任です。
仮想通貨は、今や株式市場に大きく関わり、株式市場でも大きな材料として株価の変動を招いています。
仮想通貨の関連株式で、大損(大儲け)した投資家は少なくはないと思います。
管理人の保有する株式まで、いつの間にか仮想通貨に関わるようになり、現在絶賛損失中です。
この株式さえ活躍していれば、2018年はとっくにプラス域だったと思うと忸怩たる思いがあります!
損失額は怖くていえません。
馬鹿やろううううう!
管理人以外にも、
そんな仮想通貨ラプソディを紹介します。
俺の含み益を返せえええ!
1 マネックスグループ(8698一部)
2018年1月28日に仮想通貨市場を揺るがす大事件が発生しました。
大手みなし仮想通貨取引所のコインチェックに何者かがハッキングし、580億円相当の仮想通貨NEMコインを奪い去りました。
どうせ返せるはずがないと誰もが思いました。
しかし、コインチェックの対応には誰もが度肝を抜かれたはずです。
総額 : 5億2300万XEM
保有者数 : 約26万人
補償方法 : NEMの保有者全員に、日本円でコインチェックウォレットに返金いたします。
補償金額 : 88.549円×保有数
約460億円を現金で支払いました。
仮想通貨取引所がボッタくりといえる高額な手数料をとっている実態を世に知らしめました。
買ったときよりも補償額が低いとのたまっていた取引者もいたようですが、今となっては神対応でした。
補償額88.549円が、現在7.970円になっています。
補償額から、-91.0%下落しています。
しかし、みなし仮想通貨交換取引業を認めていた金融庁の面目は丸つぶれです。
コインチェックは引き続き仮想通貨交換取引業を維持できないのは誰もがわかっていました。
身売りの噂はたくさんありました。
最終的にコインチェックを買収したのは、東大出の松本社長で有名なマネックスグループ(8698東証一部)です。
「当社はマネックスの完全子会社となる運びとなった。
新しい経営体制のもと、経営戦略や内部管理体制などの見直しを図っていく。
顧客の資産の保護が第一で、その先にサービスの再開や仮想通貨交換業としての登録などがあると考えている」
コインチェックを子会社化したマネックスは、仮想通貨取引で大きな利益を上げるのではないかとの思惑で、株価は暴騰します。
株式ラプソディ(狂想曲)の開演です。
(出典:ヤフーファイナンスHP)
マネックスがコインチェックを子会社化すると発表した翌日から、ストップ高が続きました。
4月5日400円だった株価は、5月8日には735円の最高値をつけました。
1ヶ月で1.84倍の暴騰です。
大して上がっていないという人もいるかと思いますが、こういった大型株は、富裕層は大量に売買します。
1,000株なら33万5千円の売却益でしょうが、10万株なら3,350万円の売却益です。
しかし、コインチェックの仮想通貨交換業の再開は、2018.11.22までずれ込みました。
すでに仮想通貨全体が暴落しており、取引は閑散と見て、マネックスの株価は暴落の一途です。
2018.12.7には399円とコインチェック子会社発表前日の株価400円と同じとなってしまいました。
最高値で購入した人に明日は見えるのでしょうか・・・。
おもしろうてやがてかなしき鵜舟(うぶね)かな
2 AppBank(6177マザーズ)
スマホゲームアプリやスマホ広告を手がける企業です。
前社長は、登録者数150万人をこえるYouTuberで有名なマックスむらいです。
2018年5月に仮想通貨配付コンテンツプラットフォーム『@BLAST(アットブラスト)』の提供を発表し、一躍仮想通貨関連本命株として脚光を浴びました。
『@BLAST』は、ゲームやエンターテイメントを中心とした様々なコンテンツを通して、仮想通貨を配付するWebサービスのプラットフォームです。
『@BLAST』は、オンライン、オフラインともに多くのイベントを開催し、本サービスを通してユーザーが仮想通貨とふれあうことで、仮想通貨を普及していくための様々な提案をしてまいります。
仮想通貨とスマホゲームをブロックチェーンで結びつけるという発想は今までになかった発想であったため、株価は暴騰します。
4月まで450円前後の株価は、6月11日に1,375円まで暴騰します。
わずか1ヵ月半で、3倍以上の暴騰です。
(出典:ヤフーファイナンスHP)
しかし、提携した仮想通貨SPINDOLE(スピンドル)に黒い噂(資金決済法違反の疑い)が浮上し、株価は暴落を始めます。
その後、スピンドルとのアライアンスを解消しますが、下落基調は止まりません。
2018年12月7日には、325円にまで暴落しています。
最高値1375円から1050円の暴落です。
下落率は73.36%と強烈です。
思えば、ブロックチェーンゲーム夜明け前と盛んに煽っていたものでしたが・・・。
あれは、一体なんだったんでしょう?
この株もまた、仮想通貨の犠牲者なのでしょうか?
管理人は、AppBankが、600円の頃だった5月初めに、ブロックチェーンゲームの切り口がおもしろそうなので買ってみようかなと思っていました。
まさか、一気に6月15日に最高値1345円をつけたときは、地団駄を踏みました。
しかし、その後の行ったきりのチャートを見ると、買わなくてよかったとつくづく思っています。
1345円がまさか325円にまで暴落するとは、一体誰が考えることができたでしょうか?
夏草や兵どもが夢の跡
3 まとめ
いかがでしたか?
昨年ビットコインが1年で20倍にもなった仮想通貨が、2018年に入ってここまでの大暴落は、だれも想像してはいなかったと思います。
しかし、現実に83%~94%も下落しています。
仮想通貨の取引価格だけではありません。
仮想通貨の市場規模が広がるにつれ、参入関連企業がどんどん増えています。
仮想通貨の下落は、参入関連企業の業績に直結します。
仮想通貨交換業に関り始めたマネックスグループや仮想通貨付きブロックチェーンゲームを開始したAppBankも同じです。
仮想通貨の下落や仮想通貨にまつわる反社会的な情報により、両社の株式は、大幅に下落しています。
ウォーレンバフェット氏の言葉が、あらためて心に響きます。
That is not investing.
仮想通貨関連株については、まだまだつらいこと悲しいこと悔しいことがたくさんありすぎて書き足りません。
近いうち続編をUPします。
株式投資や仮想通貨投資は、くれぐれも自己責任においてご判断されますようお願いします。
ブログに愛と真の情報を
それでは