ようこそ(^^)/
お金を通じて、人生を豊かに生きるヒントを考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。
さて、天皇陛下の譲位と浩宮皇太子の新天皇即位に伴う新元号は、2019年5月1日より改元されることとなっています。
いきなり、5月1日発表では社会が混乱することが想定されます。
そこで、新天皇即位の1か月前である2019年4月1日に菅官房長官より公表されることとなっています。
ここにビジネスチャンスが生じます。
グローバル化が進み、西暦での手続きがずいぶんと可能とはなりましたが、基本はまだまだ元号です。
そうなれば改元によるビジネスチャンスが生じます。
いわゆる元号関連株の思惑です。
当サイトでも約1年前元号ビジネスについて記事にしたところ、最近PV数が増えて不思議な感じがしていました。
あのとき買ってればよかったです・・・。
特に3月29日(金)は、4月1日(月)発表前の最後の日であったため、さまざまな思惑が交差し、今まで見たこともないマネーゲームとなりました。
株バカの管理人でも、鉄火場となってしまったマネーゲームには近づこうにも近づけません。
元号マネーゲームは、昭和から平成に代わる際に凄まじい傷跡を残しました。
身震いがします。
一攫千金を夢見て、マネーゲームに身を投じるかどうかは、すべては自己責任です。
くれぐれも株式投資は、自己責任により判断されますようにお願いします。
1 改元とは
日本人にとてもなじみのある和暦(元号)は、そもそもは中国思想の干支を基に、君主の在位を示すことを基準にして定められたそうです。(ウィキペディア)
日本史を思い出すと元号は意外にも身近な存在にあることに改めて気づきます。
中学校の歴史を思い出します。
大化の改新
大宝律令
承久の乱
建武の新政
応仁の乱
元禄時代
享保の改革
寛永の改革
天保の改革
まだまだあるので、この機会に思い出してみてもいいと思います。
山川の日本史は、一時ベストセラーにまでなりました。
せっかくの機会なので思い出す機会とされるといいと思います。
大化の改新が645年なので、 以来、綿々と1300年以上に渡って我が国は元号を使ってきました。
グローバル化はすさまじい勢いで進展しており、西暦採用の国が大多数です。
諸外国では元号に対して冷ややかであることは事実です。
しかし、国民生活に深く浸透している元号を止めることは、将来にわたっては現実的ではないと思います。
管理人も昭和の男として、相当な中ぶる爺として扱われる日は近そうです。
昭和は遠くなりにけりです。(´Д`)
2 カワセコンピュータサプライの歴史的チャート
カワセコンピュータサプライ (東証2部7851)という会社があります。
各種帳票や伝票印刷を1955年から開始した名門印刷企業です。
いまや、帳票や伝票の印刷を事実上プラットフォーム化する企業と化しています。
元号が改元されれば、真っ先に注目を浴びる企業です。
株価チャートを見てみます。
2017年10月、天皇陛下が譲位すると宣言なされた際に株価は暴騰しました。
その後、一過性のものと株価は沈静化します。
当サイトで記事にした2018年5月には400円前後と全然動きをストップしていました。
(出典:ヤフーファイナンスHP)
しかし、2018年12月に具体的な譲位のスケジュールが決まると、窓を開けて高騰します。
3 息をつかせぬマネーゲーム化
改元の発表は、2019年4月1日午前11時30分と決定しました。
これを想定し、カワセコンピュータサプライの株は動意づきます。
3月25日からじわじわと上がり、3月28日(木)には、ストップ高となります。
マネーゲームです。
(出典:ヤフーファイナンスHP)
そして、発表最後の日3月29日を迎えます。
管理人も見たことがないチャートが形成されました。
4 カワセの2019年3月29日のチャート
カワセコンピュータサプライの株価は、前日3月28日午後よりストップ高気配となり、値がつきませんでした。
翌3月29日朝一番にストップ高で値が付きます。
前日比100円高の795円です。
ここからさらにストップ高?
(出典:ヤフーファイナンスHP)
取引が終了する15時まで、一貫して値を下げます。
15時にはよもやのストップ安です。
前日100円安の595円で取引終了です。
管理人はこの道ウン十年の株バカですが、1日でストップ高とストップ安を見たチャートは初めてです。
(出典:ヤフーファイナンスHP)
こんな怖ろしいチャート見たこともありません。
( ゚Д゚)
まるで、はしごを外されて転がり落ちる石のようなチャートです。
5 昭和から平成の時代の元号関連株価
なぜ元号関連株価が、こんなすさまじい動きをするのでしょうか?
実は、昭和から平成に代わるときはもっとすさまじい株価の値動きでした。
光村印刷(7916東証一部)2,298円(2019/3/29)
1990年最高値30,500円
光陽社(7946東証二部)1,662円(2019/3/29)
1990年最高値41,359円
(出典:ヤフーファイナンスHP)
まさにバブルです。
30年前の株価の1/24.88になっているなんて・・・。
( ゚Д゚)
下落率は-95.98%です。
当時は1,000株単位でしか売買できませんでした。
4,135万9千円が、166万2千円になってしまったことになります。
3,969万7千円もの損失です。
30年前の金利はとても高かったので、銀行に預けていれば倍額以上にはなっているはずです。
最高値で買った人は、社会を呪っているのかもしれません。
ですが、これが自己責任です。
誰もわからないマネーゲームの恐怖です。
6 まとめ
いかがでしたか?
元号マネーゲームは3月29日で沈静化するのでしょうか?
それとも2019年10月1日新天皇即位まで、ますますヒートアップしていくものなのでしょうか?
昭和から平成に代わるとき、印刷業などの元号関連株は数十倍ものバブルとなったと思いきや、一気に崩壊してしまいました。
元号マネーゲームに夢を賭けようとしたら、少なくとも過去のリスクは十分に踏まえ、余裕資金で勝負をすべきだと思います。
レバレッジ3倍の信用で勝負しようとしたら、夢が地獄にもなりかねません。
虎穴に入らずんば虎子を得ず
君子危うきに近寄らず
どちらが正しいか、管理人にはわかりません。
くれぐれも株式投資は、自己責任により判断されますようお願いします。
かつて印刷関連株が3万円、4万円の時代があったなんて・・・。
嗚呼!株式投資は怖ろしい!
ブログに愛と真の情報を
それでは