ようこそ(^^)/
人生を豊かに生きるためには、健康とお金がとても大切と考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。
さて、みなさんは株式投資にチャレンジしていますか?
株式投資の目的は主に3つの狙いがあります。
1 譲渡益(キャピタルゲイン)狙い
2 配当益(インカムゲイン)狙い
3 株主優待益狙い
単独での狙いもありますが、3つの目的を組み合わせて狙う贅沢な方法もあり、目的は人さまざまです。
でもNISAを始めたい人、始めた人には絶対に注意しなければならないことがあります!
それは配当金の受け取り方法です!
必ず「株式数比例配分方式」を選択しましょう!
そうでないとNISA口座の配当金が非課税対象ではなくなります!
また、手続きの期限を忘れると配当金を受け取る権利が失効します!
ああ!
またまた、机の中から請求忘れの古い配当金領収証が見つかりましたああああ!
(´Д`)
- 1 配当金の受け取り方は4つの方法がある
- 2 配当金領収証方式は、有効期間3年間
- 3 配当金領収書方式はセキュリティがゆるすぎる
- 4 また配当金領収書が見つかった!
- 5 配当金領収書方式のメリットは自己満足のみ!
- 6 まとめ
1 配当金の受け取り方は4つの方法がある
株式投資を始める場合は、必ず証券会社を経由しなければ、証券法違反となります。
必ずどこかの証券会社に口座を開設します。
手数料とサービスには天と地の差があるので、選択はとても大事です。
ネットやスマホが中心の人はネット証券を、手厚く担当してもらうのならリアル窓口証券がいいでしょう。
要はデパートとスーパーのサービスの差やガソリン給油の際のセルフ給油かスタンドマン給油の差のようなものです。
ちなみに管理人は3つの証券会社を利用しています。
口座を開設したら、後はねらい目の銘柄を買い付けるだけです。
おそらくはワクワクドキドキで頭がいっぱいのことでしょう。
半年後や1年後の配当金の受領方法まで考える人はそう多くはないと思います。
管理人もまったく見当もしていませんでした。
調べてみると、配当金の支払い方法は、2009年1月の株式証券電子化に伴い、(2) 株式数比例配分方式と(3) 登録配当金受領口座方式が新設されたそうです。
口座開設の際に、配当金の支払い口座をしていないと、必然的に(1) 配当金領収証方式の選択になっているそうです。
(1) 配当金領収証方式
(2) 株式数比例配分方式
(3) 登録配当金受領口座方式
(4) 個別銘柄指定方式
なるほど!
配当金の振込口座を作った記憶のなかった管理人もようやく理解できました。
頭から配当金は、配当金領収証で郵便局でしかもらえないと信じ込んでいた化石野郎です。
2014年から始まったNISAでの配当金が非課税となるのは、(2) 株式数比例配分方式のみです。
必ず(2) 株式数比例配分方式を指定しましょう!
管理人はNISA制度導入前から株式投資をしていたため、手続きが大変そうで数年間手続きを怠っていました。
その当時はNISAの利用法として、配当金の非課税よりも売却益の非課税の方が有利とハイリスクの銘柄にNISAをぶち込んでいたため、配当金自体が少なかったので、思うよりも大きな損害がなかったのだけはラッキーでした。
2 配当金領収証方式は、有効期間3年間
配当金領収書方式には結構な罠があります。
1 郵便局の払渡し期間が1か月程度
2 支払開始の日から満3年経過で失効
投資した上場企業によって、払渡しの期間が異なります。
複数の上場企業から配当金を受領する場合、払渡し期間が異なり、何度も郵便局に行かなければならなくなります。
これがものすごく面倒で、つい抜けて忘れてしまうことも多くなります。
特に3月期決算、9月中間決算であれば、配当金の支払いは年2回に集中しますが、最近は2月期決算、8月中間決算や11月決算などの上場企業も増えており、年中郵便局に通う羽目となります。
サラリーマンにはとてもつらい手続きとなります。
そのため少額だとつい忘れてしまい、郵便局の払渡し期間が過ぎてしまうことも少なくありません。
次の方法は、3年以内であれば株式関係事務を代行している信託銀行の窓口で手続きが可能です。
ただ、一般には信託銀行の敷居はとても高く、わずか数百円程度の配当金を窓口で手続きするのは相当にプレッシャーがかかります。
かつて1度だけやったことがありますが、もう二度としたくありません。
そこで、信託銀行の証券代行部に配当金受領証を郵送し、指定した銀行の振込先に振り込んでもらう方法があります。
ただし、当たり前のことですが、郵送料として84円の切手と封筒が必要となります。
つい最近まで、配当金の支払いはこんな前近代的な方法を我が国は採用していました。
3 配当金領収書方式はセキュリティがゆるすぎる
管理人が3年前に配当金領収書方式から株式数比例配分方式に切り替えた理由は、配当金領収書方式のセキュリティがゆるすぎる点にあります。
配当金領収書方式は、株式関係書類として普通に郵便ポストに投函されます。
もしも悪意を持って郵便ポストから株式関係書類が盗まれたとしたらOUTです。
郵便局で配当金領収書にハンコを押印すれば、身分は確認されません。
また、いつ信託銀行証券代行部が株主に配当金領収書を郵送するかは把握できません。
悪意には対抗する術がありません。
3年ほど前までは、管理人の配当金も30‐40万円程度だったので、まだ盗難リスクは真剣には考えていませんでした。
しかし、現在受領する配当金は144万円(税込み)にまで成長してくれ、こんな金額が誰もいない自宅の郵便ポストに半日放置されていることを考えると、ぞっとしました。
最近は株主優待の関係書類も郵便ポストは怖いと思うようになりました。
鍵をかけるなどセキュリティを考えないとまずいと考えています。
4 また配当金領収書が見つかった!
そんな矢先のことです。
妻が部屋を掃除していたらこんなのが出てきたと告げてくれました。
なんと平成19年の配当金領収書でした・・・。
嗚呼!配当金領収書方式は百害あって一利なしの制度です。
一体管理人はいくら損をしてきたのでしょう。
配当金などいらねえ!とうそぶいていた過去を取り消したいです。
お金は大事です。
5 配当金領収書方式のメリットは自己満足のみ!
配当金領収書方式の唯一のメリットというか自己満は、郵便局での優越感のみです。
とてもちっぽけな自己満です。
たくさんの配当金領収書を郵便局の窓口に持っていくと、必ずと言っていいほどリアルなアクションがあります。
ちょっとした優越感です。
ゴミのような自己満感です。
これを通帳に入金してくださいと格好つけるわけです。
こんなリスクだらけの方法をずっとやっていたなんて!
2009年の電子化による株式数比例配分方式を知らなかったなんて!
もし、いまだに配当金領収書方式による配当金受け取りを行っているのでしたら、ただちにに切り替えましょう!
口座開設の際に手続するのであれば、チェックを入れるだけで済みます。
後から変えると必要書類などちょっと手続きが面倒です。
セキュリティや権利失効を防ぐ意味からも、時代は株式数比例配分方式一択です。
6 まとめ
株式投資を始めると含み損益のことで頭がいっぱいとなり、配当金の支払いについて関心が及ばない人も少なくないようです。
いまだにNISA口座を作っても、支払い方式には無頓着で約2割の口座が配当金領収書方式となっているという記事もあります。
NISAのメリットである配当金に20.315%もの税金がかかってしまいます。
管理人がようやく重い腰を上げたのは、3年前のコロナショック発生による株式投資方法の見直しにあります。
コロナショック前までは、株式投資に配当金は本道ではなく、あくまでも刺身のつまのような脇役と思い込んでいました。
大した金額でもない配当金の税金分など捨ててやれ!というアンタッチャブルな考え方を持っていました。
しかし、コロナショック発生後、配当金投資をメインに据えると、配当金のありがたさをしみじみと感じるようになりました。
これはNISA口座に入れた三菱UFJフィナンシャル・グループの買い付け株数です。
配当金はなんと41円にまで増配となりました。
NISAであれば、139,400円がまるまる受領できます。
しかし、NISAによる株式数比例配分方式としなければ、20.315%の税金が控除されてしまいます。
これが未来永劫控除されてしまいます。
2024年から始まる新NISAでは制度自体が恒久化です。
買い直しのリスクはありますが、高配当株は新NISA枠に入れておかないと長い目で見れば大損していきます。
今後金融所得課税を30%にするなど嫌な案が飛び交っています。
その対策のためにも、新NISAのフル活用そして絶対に欠かせない株式数比例配分方式の選択は必須です。
新NISAで買い付け可能な上場株式の上限は最大1,200万円までです。
年間240万円×5年間
もしも配当利回り5%の株式を1200万円分買い付けられるとしたら、年間60万円の配当金が非課税となります。
年間12万1,890円が非課税です。
10年間なら121万8,900円となります。
三菱UFJフィナンシャル・グループ株を例に挙げると3年間で25円から41円まで164%もの配当利回りUPです。
高配当株をできるだけ安いうちに新NISAにぶち込んでおけば、10年20年と経つうちに相当の不労所得となることが予想されます。
条件は、株式数比例配分方式とすることを絶対に忘れないでください!
ブログと配当金と株式数比例配分方式に愛と真の情報を!
それではまた