最終更新 2023.7.7
ようこそ(^^)/
人生を豊かに生きるためには、健康とお金がとても大切と考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。
さて、我が国最大のマネー雑誌「日経マネー」2023年8月号では、毎年個人投資家調査結果を公表しています。
日経マネーはキラキラした成功体験記事が多く、管理人には精神衛生上極めてよろしくありません。
読めば読むほど、投資経験だけ長い底辺ポンコツ盆栽株主の管理人の心にグサグサと敗北感という刃が刺さります。
記事の一部が、日経新聞WEB記事で連載されているので、怖いもの見たさで読んでみました。
内容は相変わらず30‐40代の意識高い系個人投資家の成功体験ばかりです。
意識高い系の個人投資家のアンケート結果なので、実態とはかけ離れていると無理やり思い込むようにしています。
連載第7回は、2020年から2023年4月までの間に4連勝の投資成績を上げた投資家の分析が掲載されています。
その割合は、わずかに3割です。
底辺ポンコツ盆栽株主の汚名を返上するときがやってきたかもしれません!
まあ、含み益はあくまでも泡沫(うたかた)ですが・・・。
1 4連勝の割合は?
2020年から2023年4月までという株式投資にはとてもきびしい時期の投資成績のアンケートです。
1 2020年2-3月 コロナショック
2 2021年8月 オリンピックショックと岸田ショック
3 2022年2‐3月 ウクライナ侵攻
4 2023年3月 SVB破たん
今思い出してもゾッとする出来事ばかりです。
この激動の3年4か月の間、株式投資で生き延びることができた個人には拍手喝采しかありません。
意識高い系の個人投資家の日経マネーのアンケート結果です。
すさまじいイベントが発生しているというのに常に半数は勝ち組という信じられない結果となっています。
2020年 48%
2021年 53%
2022年 55%
2023年 60%
おそらくは、母数に隔たりがあるかと思います。
負け組が積極的にアンケートに答えるわけがないからです。
ほぼ半数が勝ち組であるならば、単純計算でいけば、4年連続勝ち組は1/2の4乗すなわち1/16となるはずです。
4連勝の勝率は約5.3%!
いや違いました。
アンケートの結果は、なんと3割の個人投資家が4連勝を果たしたそうです。
2020年までのグロース株(成長投資株)から2021年以降のバリュー株(優良割安株)にダイナミックなパラダイムシフトに偶然にも乗れることができたのは、僥倖としか言いようがありません。
2 4連勝投資家の傾向
4連勝個人投資家の傾向です。
1 平均保有期間が長い
2 保有銘柄数が多い
3 高配当優待株投資が多い
勝ち組は、平均保有期間は3年以上の個人投資家がダントツに多いです。
また、勝ち組は保有銘柄は30‐101以上の銘柄を保有しています。
さらに投資法は、高配当優待株や大型株が多く、新興・中小株にはあまり手出ししていません。
日本株を中心に米国ETFにも投資しています。
怖いほど似ていたのでびっくりしました。
バリュー株を長期保有で分散投資している個人投資家が、勝ち組という傾向となっているという結論です。
実際、FIREくんブログでもこれまでグロース株(成長小型株)でがんがん含み益を増やしていたFIREくんも2022年からまったく時流に乗れず、2023年もこんなにも日経平均株価が騰がっているにも関わらず苦戦している記事が少なくありません。
3 管理人の場合に当てはめると・・・
管理人は、2020年コロナショックの際に7割の含み益を吹き飛ばしてしまいました。
このままでは世界恐慌で紙切れになるかもと恐怖が襲いかかりました。
サーキットブレーカーが頻発する中、粘りに粘りましたが、あまりの恐怖にいったん利確して、さらに下落したら買戻ししようとお宝株を断腸の思いで忘れもしない2020年3月19日に売却しました。
4月になると、そこからコロナバブルが発生しました。
利確しなければ、売却したお宝株があっという間に600万円も騰がってしまった事実に、魂が引き裂かれました。
現実を受け止めるしかありませんでした。
野や山も皆一面に弱気なら阿呆になりて買いの種をまけ
この相場の格言を胸に利確した資金で、集中投資を始めることにしました。
高配当増配株である三菱UFJフィナンシャル・グループ株と三菱HCキャピタル株に集中投資を行い、捲土重来を誓いました。
さいわいなことにバリュー株は、株主にしっかりと利益を還元してくれます。
4年間で、保有する三菱UFJフィナンシャル・グループ株の利回り(予想)が9.33%、三菱HCキャピタル株の利回り(予想)が7.39%になる予定です。
利回りは海運株や鉄鋼株にも引けを取りません!
おかげで、配当金再投資にも弾みがつきました。
3年間でまさかの300万円の株式投資資金が捻出でき、株主優待株にもチャレンジすることができました。
おかげさまで、現在単元株61銘柄、単元未満株16銘柄合計77銘柄となってくれました。
そして、グロース株からバリュー株への明らかなパラダイムシフトが続いています。
おかげさまで、この4年間株式投資資産が4連勝となりました。
まあ、2023年はできすぎです。
まだ、上半期が終わったばかりなのでどうなるかはわかりません。
この3年半の累計額にはびっくりです。
この3年半で、株式資産を2,174万円も増やすことができました。
3割の勝ち組に入れてうれしいです。
4 今のところの勝因は、バリュー株にパラダイムシフトしたこと
この3年半で、株式資産を2,174万円増やすことができたのは、ひとえにグロース株からバリュー株へのパラダイムシフトを行ったことに尽きます。
結果的にコロナショックにウォーレン・バフェット神とジョージ・ソロス神の名言を信じ、バリュー株投資に集中投資した結果です。
1 株式投資の極意とは、よい株を安い時に買い、長く持つこと。これに尽きます。
2 何も信じるな!
3 野や山も皆一面に弱気なら阿呆になりて買いの種をまけ
これら名言には感謝しても感謝しきれません。
バカじゃね!
マイナス金利や規制緩和の時代に銀行株を買うのはバカ!
ボーイング737MAXの融資額1,500億円の不良債権を知らないの?
とさんざんな言われ方をされてきました。
管理人にはおのれを信じるしか道はありませんでした。
いつもモラトリアムの管理人が、実際に行動に移した自分自身を褒めてあげたいです。
5 まとめ
2020年2月に発生したコロナショック後から3年半が経過しました。
投資環境は激変しました。
この激変した環境の中で、プラス運用を続けた個人投資家のみなさんには敬意を表します。
底辺ポンコツ盆栽株主の管理人まで、4年連続運用がプラスとなり、しかも2,174万円も資産が増えるなんて、信じられません。
やはり、株式投資は個人が資産を形成できる最高のツールだと思います。
すごいのは、これで終わりではないことです。
配当金はうそをつきません。
来年も再来年も増配していく可能性があります。
年平均10%増となれば、わずか6年で、管理人の144万円の配当金は259万円に跳ね上がります。
配当金は究極の不労所得です。
1年単位では対して増加はしないかもしれません。
また、投資額が少なければカメの歩みほどの速度です。
しかし、配当金が増えれば増えるほど、加速度がついて配当金は増えていきます。
インフレをもしのぐ加速度で配当金が増えれば、インフレなんて怖くも何ともありません。
みなさんの武運長久を祈念します。
株式投資はくれぐれも自己責任において、ご判断されますようお願いします。
ブログと株式投資と配当金という名の不労所得に愛と真の情報を
それではまた