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人生を豊かに生きるためには、健康とお金がとても大切と考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。
さて、みなさんは株式投資を始めていますか?
株式投資を始めると、投資した株とは売却するまでつき合うこととなります。
買値より騰がれば、キャピタルゲイン(売却益)を手に入れることができるので、安心して保有することができます。
しかし、思惑とは反対に株価が下落してしまうと、長く長い塩漬けにせざるを得ない場合が、時として訪れます。
これはとてもつらいです。
不良債権を抱え込むことになるからです。
実際株式投資の平均保有期間は、5年程度です。
特に20代30代は、我慢しきれずに手放して、次のチャンスを積極的に狙うアクティブな個人が多い結果となっています。
個人投資家の証券投資に関する意識調査について(2022年)日本証券業協会JSDA
管理人は、2011年10月7日、関西電力(9503)を1,294円で、500株ほど投資しました。
あれから、実に12年が経とうとしています。
つらいことばかりが頭をよぎります。
しかし、2023年9月2日(金)、ついに年初来最高値2,087円を達成しました!
果たして、管理人の12年間の関西電力株の投資結果は満足すべきものであったのかどうか検証してみたいと思います。
株式投資の神様ウォーレン・バフェット神は、「10年待てないなら株を買ってはいけない 。」と言っています。
でも、損失を抱えたままでの12年間は本当に長いです。
1 私が関西電力株を買った理由
私が関西電力株を買った理由は、言わずもがな東日本大震災による復興支援のためです。
東日本全体を襲った大地震は、東北電力、東京電力そして中部電力に甚大な影響を与えました。
東北電力と東京電力の被災により電力不足が指摘される中、中部電力の浜岡原発は津波対策が脆弱のため、運転再開が困難な状況となりました。
我が国の電力供給を維持するためには、関西電力の原発再稼働が何よりも急務となっていました。
そう思い、管理人は何よりも復興支援を期して、関西電力株に微力ながら500株ほど投資してみました。
なお、同様の理由で、五洋建設と東洋建設にも投資しました。
しかし、管理人の思惑など木っ端みじんとなり、長い長い塩漬けが待っていました。
2 関西電力の配当金
関西電力の配当金は、東日本大震災があった2011年と翌年度も60円という配当を維持しました。
しかし、主力の美浜原発、高岡原発、大飯原発は運転休止に追い込まれ、巨額の負債を生み始めました。
そこで2013年から2016年まで、実に4年もの間、無配というきびしい経営環境となりました。
この時期、関西電力の不祥事が続出し、株主はほんとうにつらい思いで過ごしました。
12年間で得た配当金の総額です。
当時管理人は、配当金など株式投資の付録に過ぎないという尖がった考えしかしないいっぱしの相場師気取りの株式投資をしていました。
こんな発想ではいつ破たんしてもおかしくありません。
関西電力は、4年間無配の苦しい状況から、徐々に復活し、復配をしてくれました。
配当金がこんなにもセーフティーネットとなってくれることに感謝以外ありません。
コロナショック時以降は、管理人はすっかり転向し、高配当株が最高の好物となりました。
関西電力株への投資は、長期間投資の神髄と配当金のセーフティーネットの役割を教えてくれました。
3 何度売却しようとしたか
しかし、この13年関西電力株の推移は、苦しみの連続でした。
2013年には、400円台まで1/3にまで暴落しました。
実はこの時のソニーもそうでした。
ソニーは2009年に2,210円で投資しましたが、772円まで1/3にまで暴落しました。
もし、このとき関西電力に全集中投資していたら、今頃4バガーとなっていました。
ソニーなど15バガーです。
こういう下落基調のときに果敢に買いに走る投資家は、真の勇者です。
だから、管理人はいつまで経ってもポンコツです。
あのときのことが今でも夢に出てくることがあります。
あのとき果敢に買い下がっていれば、今頃とっくに億り人になっていました。
チャートを見てもらえばわかりますが、1,000円割れは2022年まで繰り返していました。
嗚呼!
4 2023年うさぎ年、潮目が変わった!
ところが2023年になってから、突如潮目が変わります。
円安や原油高騰を受け、エネルギー安全保障の動きが急となります。
原発再稼働の流れが潮流となりました。
株価は半年から1年先を見るとはよくいうもので、電力株がついに動意づき始めました。
関西電力(株)【9503】:チャート - Yahoo!ファイナンス
12年もかかって動意づくとは、本当に長かったです。
現時点の投資収支です。
1 配当益 180,000円
2 含み益 396,500円
計 576,500円
投資額は、647,000円なので、89%増えたことになります。
12年で割ると、年利回りは7.42%!
よくぞ、プラス域に戻ってきてくれたと満足しきりです。
5 まとめ
東日本大震災の復興支援と思い、安易に投資した関西電力株に悩まされて12年が経過しようとしています。
つらかった!本当につらかったです!
配当利回りも、管理人の場合は3.86%と特別に高配当とも言えません。
ではいつ売却するか?
これが悩ましい。
すでにヤフーファイナンスでは、2,500円は通過点、3,000円は行くという意見は強いです。
そうなるとスケベ心が出てきます。
12年間も苦しんだ関西電力株をどうすればいいのか悩ましい時間が増えそうです。
株式投資は売却時がもっともむずかしいからです。
エネルギー株は政治や地政の影響をもろに受けやすい株式です。
電力株が嫁入り道具と言われた時代は、東日本大震災前までです。
新NISA制度までには、はっきりしないといけないと思っています。
嗚呼!株式投資はなんて悩ましいのでしょう。
くれぐれも株式投資は、余裕資金で自己責任によりご判断ください。
管理人のように12年も苦しむと資金が12年間固定してしまったともいうことができます。
みなさんの武運長久を祈念します。
ブログと株式投資に愛と真の情報を
それではまた