ようこそ(^^)/
お金を通じて、人生を豊かに生きるヒントを考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。
さて、お金を貯める方法はさまざまです。
管理人は、株式投資こそ現代の魔法と信じ、ウン十年の間、魑魅魍魎の棲む株式投資の世界の片隅で生き永らえています。
コツコツと保有する株式を増やし、今では25種類の少数株を持ついわゆる盆栽株主となりました。
盆栽株主一生貧乏とバカにされています。
そこそこ株式人生トータルプラスでなんとかしのいでいます。
株式運用の究極の目標は、年利回り7%を超えることとされています。
ケッ!
何を言っていやがる!
たったそれだけか!
だから貴様は盆栽株主なんだよ!
盆栽株主一生貧乏だね。
切った張ったの短期投資される方からすると、年利回り7%を馬鹿にするのは、重々承知です。
しかし、いかな剛腕ファンドマネージャーでも年7%の利回りを長年に渡って達成することは、奇跡ともいえる難しさとされています。
ちなみに、株式投資の神様ウォーレン・バフェット氏は37年間、毎年平均収益率22.6%を達成しています。
2018年も世界第2位の資産家として名を馳せています。
嗚呼!株式投資は狂おしいほど難しい。(´Д`)
ですが、狂おしいほど面白いです。(^^)/
究極の目標である年利回り7%を狙う方法を考えてみます。
- 1 GPIFは年2.73%の利回りで、運用益+53.7兆円
- 2 GPIF2018年第3四半期運用実績の衝撃
- 3 セリングクライマックス時の管理人の株式運用成績
- 4 短期投資は魅惑のテンバーガーの可能性
- 5 年7%運用でもテンバーガーになる可能性はある
- 6 まとめ
1 GPIFは年2.73%の利回りで、運用益+53.7兆円
年利回り7%を大したことないと思っている人は、残念ながらまだまだ株式経験の浅い人であることを断言します。
まだ、バブル崩壊やリーマンショックなど本当の地獄を見たことがない人です。
時には一発当てて、投資額の数倍となるときもあるでしょう。
しかし、トータルで運用益をプラス維持することは、本当にむずかしいです。
右肩上がりに日経平均株価が上がった2017年さえ、個人投資家は6割しかプラス運用にはなっていません。
国内最大の機関投資家GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の運用成績です。
2001年から運用を開始して、16年間の平均利回りは、+2.73%です。
しかし、運用益は+56.7兆円に上ります。
この成績を見てもいかに7%プラス達成が難しいかがわかるというものです。
(出典:GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人))
2 GPIF2018年第3四半期運用実績の衝撃
2018年第3四半期(10月から12月)は、思い出すのもつらいセリングクライマックス(大暴落)がありました。
年初来高値:24,448.07円(2018年10月2日)
年初来安値:18,948.58円(2018年12月26日)
下落率は、-22.49%です。
(出典:ヤフーファイナンスHP)
GPIFは運用額が150兆円です。
すさまじい損失を出しました。
2019年第3四半期の収益は-9.06%(期間収益率)となりました。
たった3ヶ月で、-14兆8,039億円(期間収益額)を失っています。
国会でも大問題となりました。
運用額が大きければ大きいほど、ハイリスクハイリターンとなることを示しています。
個人でも
1,000万円投資している人は、-225万円
5,000万円投資している人は、-1,125万円
が消えたことに計算上なります。
3 セリングクライマックス時の管理人の株式運用成績
管理人の株も暴落し、息も絶え絶えとなりました。
なにしろあっという間におベンツさまが買えるほどの額が吹っ飛んだからです。
(´Д`)
こんな俺でもおベンツ様に乗れたのか・・・。
ただし、その後の株価の下がり過ぎた反動で、今のところは再び運用益はプラスとなりホッとしています。
盆栽株によるポートフォリオのおかげかなと信じています。
ちなみに2018.1.4~2019.3.22までの現時点での運用成績は、+11.64%となります。
年利回りにすれば、+5.82%と7%利回り達成の難しさを実感しています。
なお、配当益は含めていないので、もう少しプラスにはなります。
どんなに暴落があろうとも、耐えて耐えきれば、プラスになると信じてよかったです。
個人が魑魅魍魎の棲む株式市場で戦うには、成長優良株式の長期投資しかないと信じています。
4 短期投資は魅惑のテンバーガーの可能性
短期筋の個人投資家からみれば、長期投資はバカにしかされません。
最近ではバイオ関連株が猛威を振るっています。
オンコリスバイオファーマ(株)(4588マザーズ)
年初来安値:479円(2018年10月30日)
年初来高値:4,410円(2019年3月14日)
いわゆるテンバーガー(10倍株)達成です。
ところがその後暴落し、3月22日には‐666円安の2,529円です。
1000株購入していたら、48万円が441万円になり、253万円になってしまう株式はとても怖くて持てません。
好きな人にはたまらないのでしょうが、管理人には無理です。
(出典:ヤフーファイナンスHP)
窪田製薬ホールディングス(株)(4596マザーズ)
窪田製薬HDも似たようなチャートです。
年初来安値:201円(2018年12月25日)
年初来高値:1,226円(2019年3月22日)
わずか3か月で株価は6倍に跳ね上がりました。
1万株を投資していれば、3か月で1,000万円の運用益です。
仮想通貨など目じゃありません。
ですが、3月22日には長い上髭を出して、-14.67%890円に暴落しています。
(出典:ヤフーファイナンスHP)
しかしこういった仕手株や思惑株は、上がったころに個人投資家が追従して買ってしまい、高値掴みになるケースがほとんどです。
長期投資は違います。
安いうちにじっくり仕込んで、ひたすら時を待つ投資方法です。
いってみればウサギと亀です。
5 年7%運用でもテンバーガーになる可能性はある
短期投資派は、このとおりわずか数か月でテンバーガーになる株式投資こそ醍醐味だと豪語します。
しかし、ここまで行くとギャンブルです。
余裕資金がなければ痛い目に遭う確率の方が高いと思います。
長期投資派は短期投資派からみると小ばかにしかされない存在ですが、ウォーレン・バフェット氏やウサギと亀の逸話を見れば、結果はおのずとわかります。
100万円の資金を年7%複利運用するとします。
30年後にはなんと761万円に膨れ上がります。
運用成績は、661%です。
資産が6.6倍となる可能性があります。
できるだけ早い段階で資金を貯め、安いうちに優良株式を仕込み、じっくりタンス預金をするのが、長期投資株式の醍醐味だと思います。
25種類も株式を持っていると、資産株も現れます。
まさかここまで資産株となるとは思いませんでした。
株価は、4.89倍、配当は12万円です。
配当は8年前まで20円だったのが120円となりました。
配当利回りは年8.15%です。
毎年配当を上げてくれるので、いつか配当だけで年10%達成してくれると思います。
さらに優待やQuoカードなどもあり、いうことなしです。
6 まとめ
いかがでしたか?
株式投資は現代の魔法です。
これを教えてくれたのは、小説十八史略の著者今は亡き陳 舜臣氏です。
陳 舜臣氏は生前お金の神様としても高名な人でした。
小説もすばらしいです。
小説十八史略 文庫 全6巻 完結セット (講談社文庫―中国歴史シリーズ)
株価が安いうちに優良株式を仕込んでじっくりと寝かせておけば、場合によっては億り人も可能かもしれません。
優良株式の中には、いつの間にか配当がどんどん上がって、紹介例のように8%を超えるものもあります。
管理人の持つ盆栽株のうち最高配当率は、9.42%です。
こういった株は目先の上げ下げには動じなくなります。
10年20年持てば、配当だけでトータル数百万円にもなります。
これほど安心確実な投資法はありません。
ただし、優良企業が株主に利益還元してくれるか見極めることは本当にむずかしいです。
あのソフトバンクGさえあれだけ稼いで株価も高いのに、配当はわずか44円です。
配当利回りはわずか0.39%です!
目先の配当利回りではなく、将来の配当利回りを見据えることに株式投資のヒントが見えるかもしれません。
なお、GPIFの運用益+56兆6,745億円(累積収益額)のうち、利子・配当収入が33兆3,195億円であることは知っておいた方がいいと思います。
運用益の58.79%を配当益で稼いでいます。
売却益(キャピタルゲイン)の方が配当益を下回っていることに注意が必要です!
それだけ売却のタイミングは難しいということです。
ただし、株式投資は自己責任です。
くれぐれも自分自身で判断されますようお願いします。
個人投資家はよほどの余裕資金がなければバイオ関連株には手を出さない方が良いかもしれません。
ブログと株式投資に愛と真の情報を
それでは