ようこそ(^^)/
お金を通じて、人生を豊かに生きるヒントを考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。
さて、みなさんはゼンリンという企業をご存知ですか?
我が国の住宅地図分野のほとんどのシェアを独占的に握る企業です。
AIによる自動運転がクローズアップされていますが、安全な自動運転を進めるためには、正確無比なロードマップが必要です。
ゼンリンは、トヨタが第3位の大株主です。
AI、ドローンなど社会インフラとしてもゼンリンの住宅地図は、今後ますます重要性が高まります。
このような期待から、ゼンリンの株はどんどん値上がっています。
ところが、2019年3月22日(金)ゼンリンの株価は突如大暴落となっています。
14:50には、ストップ安となりました。
前日比-484円の2,473円です。
たった1日で、-16.37%の大暴落です。
(出典:ヤフーファイナンスHP)
ゼンリンにいったい何があったのでしょう?
ここにもグーグル神の意向が影響しています。
グーグル神は、未来に何を目指そうとしているのでしょうか?
- 1 グーグルマップ異変
- 2 ゼンリンの住宅地図は外勤サラリーマンのバイブル
- 3 グーグル神の野望
- 4 ゼンリンの株価
- 5 ワードと一太郎の関係に酷似
- 6 ヤフーマップは、ゼンリン地図を採用
- 7 まとめ
1 グーグルマップ異変
2019年3月21日(木)は、春彼岸の中日です。
春爛漫で、東京では早くも桜の開花宣言が発表されました。
管理人も実家の墓に墓参りに行きました。
もちろんお供は、妻でも娘でもありません。
お供はスマホのグーグルマップです。
超便利です。
1月にも東京証券取引所にグーグルマップに案内してもらいました。
名所もたくさん地図に載っていて楽しかったです。
ところがです・・・。( ゚Д゚)
びっくりしました。
明らかに地図が違います。
目印の表示がないし、小さな小道が消えています。
使いにくいです。
管理人の勤める事業所の周りは、地図が真っ白です・・・。
いくらなんでもこれは・・・。
一応周りにはコンビニもガソリンスタンドもあるんですが・・・。
俺は世界の最果てで働いているのかよ・・・。
(´Д`)
よく見るとグーグルマップからゼンリンの文字が消えています。
3/22現在、ゼンリンはIRを発表していません。
ネット情報によれば、グーグルとゼンリンの間で、契約が解消されたらしいです。
そこで、グーグルは、3月21日より、ゼンリンの地図の採用を止めたようです。
2 ゼンリンの住宅地図は外勤サラリーマンのバイブル
外回りの多い営業畑のサラリーマンにとって、ゼンリンの住宅地図はバイブルと同じです。
↓ わが社にあるゼンリン住宅地図です。みんなが使うので手垢がついています。
だが、それがいい!
クライアントと落ち合うのに、遅刻は厳禁です。
特に現地でのアポの場合は、土地勘がなければ時間厳守は困難を極めます。
管理人の話で恐縮です。
以前現地アポで迷いに迷ったことがありました。
車のナビを使いましたが、地図エリアのないところに侵入してしまいました。
あせって、パニくり、どんどん山奥に入ってしまったことがありました。
それでも突っ込んでいったら、舗装道が砂利道に変わり、やがて草の生えた獣道に近い状態となり、ほどなくして行き止まりの看板が立っていました。
まるでゲゲゲの鬼太郎か、千と千尋の神隠しの世界かと思ったほどでした。
その日は、霧雨で視界も悪く、本当に異界に紛れ込んでしまったかと心底泣きそうになりました。
このとき車のナビもまだまだだなと痛感しました。
足で現地を走破し、作成するゼンリンの住宅地図は、正確無比です。
特に新興団地の中は複雑で、一方通行も多いところをゼンリンの住宅地図は確実に導いてくれます。
3 グーグル神の野望
グーグル神は何をどこまで考えているのか、一介の市民の管理人にはわかりません。
思えば、グーグル神は、グーグルアースを発表し、さらにストリートビューを無償で公開しています。
ストリートビューは、360℃全方位が確認することができるサービスです。
このデータベースをグーグルマップにつなげれば、とても便利になります。
第一ゼンリンに年間数十億円とうわさされる利用料を支払う必要がなくなります。
今後は、地図上に近くの飲食店情報などを貼り付け、広告料を手に入れることも可能です。
マップというインフラを手中にすれば、マップから得られる収益をそのまま獲得することができます。
4 ゼンリンの株価
3月21日に突然グーグルマップの地図が変わり、全国に動揺が走りました。
ゼンリンではまだIRを発表していないので、だれもグーグルマップ交代劇を知りません。
しかし、ネットでもうわさがうわさを呼びます。
管理人は本日は連休の谷間なので、暇つぶしに1日中ゼンリンの株価の動きをリアルに見ていました。
(出典:ヤフーファイナンスHP)
うわさが広がるにつれ、どんどん下落するさまがおわかりでしょうか。
2019年3月21日の東証株価取引で下落率第5位です。
2,473円 下落幅-484円 下落率16.37%とストップ安ギリギリです。
まさにグーグルマップショックといっていいと思います。
5 ワードと一太郎の関係に酷似
今回、グーグル神がグーグルマップの地図をゼンリンから他社?に変えた状態は、いつか見た道にとても似ています。
日本独自に発展していた一太郎が、エクスプローラーとオフィスを抱き合わせ販売するマイクロソフトの戦略により、たちまちのうちにオフィスが市場を占有したことを記憶している人は多いと思います。
今回の件もどことなく似ています。
グーグルマップというもっとも普及している位置情報サービスがメインとなれば、やがてゼンリンの地図はグーグルマップの採用する地図に取って代わられる可能性があります。
6 ヤフーマップは、ゼンリン地図を採用
ただし、アプリが便利かどうかは、利用者が決めるものです。
幸いゼンリン地図は、グーグルマップに採用されなくなっただけで、ヤフーマップは採用しています。
どうしても使いにくければ、ヤフー地図に乗り換えることも可能です。
(出典:ヤフー地図HP)
7 まとめ
いかがでしたか?
まさか、何の前触れもなくグーグルマップの地図が、突然ゼンリンでなくなったことは、衝撃的です。
長年親しんできたゼンリンの地図を止めるなんてあんまりです。
そこには、やがて来るAI化をにらんだグーグルの覇権競争の思惑があるのは、まず間違いのないところだと思います。
また、広告料という課金ビジネスの可能性もあります。
今後グーグル神は、何を目指し、どこへ行きつこうとしているのでしょうか?
実はグーグル神は、相当にドライで、これまでもさまざまなサービスを打ち切ってきました。
2019年8月には、グーグルのSNSであるG+を打ち切ります。
画像ソフトで有名なPICASAも2015年5月に打ち切りしました。
画像編集で優秀な分、とても残念でした。
そして、今まことしやかにささやかれているのが、グーグルの完全無料ブログBloggerです。
Bloggerは、広告がなく、独自ドメインも使え、CSSも自由に編集でき、しかも利用料完全無料のブログです。
ただし、致命的な欠点があります。
それはレスポンシブ対応していないため、スマホ用のブログは加工しなければならないところです。
しかし、グーグルはやる気がないようで、2018年には一度しか更新していません。
ブログ界では次はBloggerの閉鎖?とうわさされています。
もしそうなれば、はてなブログになだれ込んでくる可能性があります。
どんなサービスであれ、永遠と名のつくサービスはないということを今回のグーグルマップでは、実感しました。
グーグル神は、何処へ行こうとしているのかこれからも注意深く見守っていかなければならないと思います。
あのう、コアアップデートで失った管理人のPV数も返してもらいたいのですが。
すべてはグーグル神の思し召しのとおりにネット界は動いています。
ブログに愛と真の情報を
それでは