ようこそ(^^)/
人生を豊かに生きるためには、健康とお金がとても大切と考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。
さてみなさんはクオカード(Quoカード)をご存じですか?
クオカードは、プリペイドカードの一種です。
ほとんどのコンビニで使えるのでとても便利です。
また、マツモトキヨシ、TSUTAYA、デニーズなどでも使えます。
クオカードを安く手に入れる方法は、いくつか方法があります。
一番は株主優待の進呈品として手に入れる方法です。
ですが、クオカード欲しさに投資すると痛い目に遭うことがあります。
管理人も一時クオカード株主優待に目がくらみ、危うく「パルマ」の株式を購入するところでした。
株式投資の目的は、ほとんどの場合、売却益(キャピタルゲイン)と配当益(インカムゲイン)です。
株主優待のみを目的とすると思わぬ痛い目に遭うことがあります。
株式投資を行うにあっては、十分に投資のリスクを研究した上で行いましょう!
1 パルマ(3461)の事業
パルマは、とても若い企業で、ユニークな事業を展開しています。
会社設立は2015年ですが、2017年にはスピード上場を果たしました。
最近はやりのトランクルームを新築販売し、その運営を受託して、保証サービスを行う不動産業を展開しています。
株式会社パルマキーピット茅ヶ崎の詳細情報 | トランクルーム検索ならニコニコトランク
我が国の住宅事情は相変わらずウサギ小屋です。
しかも、暮らしていくうちにモノは増えていきます。
誰もが断捨離できるわけではありません。
中には子供の卒業証書や記念アルバムまで断捨離する人もいるようです。
管理人にはそういう発想はありません。
誰もがミニマリストではありません。
おそらくは管理人のような考えの人もいるはずです。
家の中に収納できないモノを捨てられないのであれば、トランクルームに預けるという需要はあるはずです。
パルマは現在東京都、神奈川県、千葉県に事業展開しています。
すでにトランクルーム市場は、約650億円市場とされる中、パルマのシェアは6割を達成しており、業界のプラットフォームとなっています。
2 パルマの株価
パルマは、一時2,145円にまで株価は上昇しました。
その後は、700円付近を岩盤とするBOX相場が続いていました。
しかし、2021年9月に減配を発表すると株価は一気に下落していきました。
管理人がパルマの検討を開始したのが、クオカードに血道を燃やした2021年8月‐9月頃です。
当時株価は750円付近でした。
その後も下落基調は続き、2022年3月にはまさかの400円割れとなりました。
株は怖ろしいです。
3 パルマの株主優待
パルマは2017年に上場した新しい企業です。
室内型トランクルームというブルーオーシャン分野で業績は好調でした。
そこで、2019年より株主優待にクオカードを進呈を開始しました。
それがなかなかの株主優待でした。
100株保有で1000円のクオカード進呈!
1000株以上保有で、5000円のクオカードをなんと2枚も進呈です。
ただし、配当金は当時8円です。
600円で1000株を買い求めれば、配当金8,000円とクオカード10,000円が進呈されます。
18,000円分なので、約3%の利回りと株式投資の及第点を超えています。
クオカードには20.315%の税控除がないので、NISA以外であれば1万円のクオカードは約12500円の価値があります。
税込みであれば約4%の利回りと高利回りとなるわけです。
しかも、クオカードはウルトラマンシリーズ(ウルトランク)のレアものです。
ウルトラマンフリークの管理人はなかなかの魅力を感じました。
4 ウルトラQ切手セットが手に入り満足
10月の時点でよほど買おうかなと迷いました。
しかし、どうにもクオカードの大判振る舞いが気になりました。
コロナ第7波の影響も気になりました。
減配するくらい経営状況がきびしいのなら、株主優待改悪の可能性があるかも?
そんなときウルトラQテレビ放映55周年切手フレームセットの特別販売が始まりました。
昔懐かし写真ブロマイドくじの復活もあります。
一気に目が覚めました。
減配株をクオカード欲しさに買うほど俺はマニアじゃねえ!
5 突然のクオカード優待廃止
2022年3月末には394円にまで暴落しましたが、その後復調し600円台を超えてきました。
9月末権利を狙う権利取り派やクロス取引が蠢くため、株価は上昇傾向となります。
そんな矢先、9月16日(金)のことです。
場終了後にパレモはIRを公表しました。
内容が衝撃的でした。
1 一転赤字
2 減配
3 株主優待を2022年9月末より廃止
株主優待制度の廃止に関するお知らせ
当社は、本日開催の取締役会において、下記のとおり、株主優待制度を廃止することを決議いたしましたので、お知らせいたします。
2022 年9月末日の株主名簿に記録された株主の皆様に対する株主優待制度について、廃止させていただきます。
あまりに唐突、あまりに理不尽な発表です。
株価は見るも無残なチャートとなっています。
(株)パルマ【3461】:チャート - Yahoo!ファイナンス
3連休明けの9月20日と21日に2日連続ストップ安の離れ業となりました。
もし、管理人が2021年10月に、クオカード欲しさに700円程度で1,000株買っていたらと思うと背筋が寒くなります。
ウルトラQフレーム切手の絶妙な販売時期にひたすら感謝です。
それにしても株主優待族は怒らせたら怖いです。
6 株式投資は業績第一
個人投資家は、機関投資家に比べ圧倒的に情報が少ないので、同じ土俵では戦えません。
戦うとしたら時間軸を使うしかありません。
業績が良く、株主還元策として増配を続けてくれれば、一般に株価は上昇します。
株式投資を行う人なら、耳にタコのような至極当たり前の株式投資法です。
しかし、そこに株主優待という情報が入ると、心が乱され、かき混ぜられます。
実際管理人も、株主優待で贈られるギフトやクオカードは、とてもうれしいです。
常に投資先のIRを見てから株式投資を始めたいところです。
7 まとめ
パルマが株主優待を廃止するとIRを発表したところ、翌営業日から2日連続ストップ安となってしまいました。
わずか10,000円のクオカードのために、約20%近い時価総額を吹き飛ばしてしまいました。
今回の突然のIR発表では、逃げられる個人投資家は皆無と言っていいと思います。
かなり確信犯的であり、かなり悪質です。
でも違反している場合でも何でもないです。
これが魑魅魍魎が徘徊する株式投資の世界です。
株式投資を行う場合は、最低でも会社四季報や株探などの情報サイトを丹念に読み、財務状況を研究した上で、行いたいものです。
たかが株主優待クオカード欲しさにウン十万円も損したのでは、木を見て森を見ずそのものです。
みなさんのご武運を祈念します。
なお、株式投資はハイリスクハイリターンです。
くれぐれも株式投資は自己責任によりご判断されますようお願いします。
ブログとクオカードに愛と真の情報を
それでは