ようこそ(^^)/
人生を豊かに生きるためには、健康とお金がとても大切と考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。
さて、管理人は株主優待投資を初めてまだ1年半のひよっこポンコツ盆栽株主です。
優待株が欲しくて、コツコツと買い増ししています。
いつの間にか64単元株と17単元未満株合わせて81銘柄を保有するようになりました。
しかし、結果はあまりかんばしいものではありません。
単元株の投資効果は、集中投資に比べると大したものではありません。
100株では、含み益などたかが知れています。
でも、株主優待でさまざまなものがもらえるのがとても楽しいです。

そんな中、とあるFIREくんのブログで、トーメンデバイス株で一部損切りした記事がありました。
損切りするにもせめてQUOカード優待が欲しいそうです。
QUOカード優待がもらえる9月末までは、たとえ株価が下がっても持ち続けるとのことでした。
管理人もその気持ちに共感します。

QUOカード株主優待は、投資の行動を狂わします。
これがうわさのQUOカード株主優待沼地獄!
ああ!売っていればよかったよ!(嘆)
1 QUOカード株主優待は悪魔的
管理人はこれまでQUOカードを目的とした株式投資はしたことがありませんでした。
QUOカード株主優待沼地獄にはまったのは、トーセイ(8923PRM)に出会ってからです。
トーセイ(株)【8923】:株主優待 - Yahoo!ファイナンス
トーセイは、長期保有株主優遇制度を採用しています。
1年以上保有すると1,000円分、2年以上で2,000円分、5年以上保有すると3,000円分のQUOカードが進呈される制度としました。

5年縛りはあまりに長いとうんざりしましたが、利回りで考えるととても心地よいことに気づきました。
トーセイ(株)【8923】:チャート - Yahoo!ファイナンス
トーセイ株は、コロナ前まで8年連続増配、コロナ時に一度増配は途絶えましたが、再び4年連続増配(予定)となり、とてもありがたい優待株となっています。
投資した2021年は、38円だった配当金が、2023年は60円に増配です。
QUOカード株主優待も2,000円にランクアップです。
しかも、COCONEホテル1泊3,000円の割引券までついてきます。
管理人の場合は、平均取得額が1,126円で、夫婦名義で100株ずつ投資しました。
利回りは、COCONEホテル割引券を入れなくとも、5.50%ということありません。
年間12,000円の配当金とQUOカード2,000円分が2枚ももらえます。

QUOカードによる長期優待縛りが心地よすぎて、減配や優待廃止がない限り、持ち続けようと思っています。
これがQUOカード株主優待沼ですが、どっぷり漬かってもとても心地いいです。
2 QUOカード株主優待沼が心地いい
トーセイの長期株主優待制度によるQUOカード株主優待沼がとても心地いいので、長期制度を採用する株式に投資するようになりました。
ただし余力が少ないので、簡単に増やせないのが悩みです。
1 RYODEN(8084)
1年以内2,000円 3年以上3,000円
2 リコーリース(8566)
1年未満2,000円、1年以上4,000円、3年以上5,000円
3 JIA(7172)
1年以上500円、2年以上1,000円、3年以上3,000円
4 ティーガイア(3738)
半年以上2,000円、3年以上4,000円
よほどのことがない限り、管理人は長期保有QUOカード優待銘柄とは心中する覚悟です。
3 トーメンデバイス株価暴落
そんな折、今を時めく半導体商社であるトーメンデバイス(2737PRM)が下落率第1位をやってのけたからびっくりです。
トーメンデバイスは、サムスン(韓国)の半導体を取り扱う専門商社です。
コロナショックにより、半導体の世界的需要増と品不足により、半導体関連の株価は暴騰しました。
その動きは半導体専門商社にも広がりを見せました。
商事会社と半導体製造会社の株価が猛爆している中で、半導体専門商社の株もつれ高になるのは自明の理です。
管理人もそれを期待して、RYODENの株を遅ればせながら100株だけ買ったところびっくりするほど騰がって驚いています。
(株)RYODEN【8084】:チャート - Yahoo!ファイナンス
まあ、本当は立花エレテックが欲しかったんですが・・・。
トーメンデバイスの配当金は、好調な半導体景気で、2022年3月期及び2023年3月になんと300円の配当金という大判振る舞いとなりました。
まるで日本郵船のようです。
しかも100株保有すると9月末にQUOカードが2,000円進呈されます。
さらに200株を保有すると、3年以上保有で8,000円分のQUOカードとなる大判振る舞いです。
(株)トーメンデバイス【2737】:チャート - Yahoo!ファイナンス
FIREくんの目の付け所はさすがです。
6,000円で200株(120万円)と投資額はかかっても、配当金とQUOカード合わせて年間64,000円分が転がり込む計算です。
3年以上保有すれば、68,000円分です。

しかし、好事魔多しです。
なんと、不足していたメモリーがだぶつき始め、市況が悪化していきました。
配当金も2024年3月期240円が120円には半額と大減配です。
しかも製造元のサムスンも14年ぶりの赤字となりました。
営業益95%減なんてありえるのでしょうか!
これでトーメンデバイスは、2023年6月に下落率第1位の大暴落となりました。
(株)トーメンデバイス【2737】:チャート - Yahoo!ファイナン
億り人を達成したFIREくんはさすがです。
その日のうちに保有していた200株のうち100株を損切りしたそうです。
5,400円で売却したので、5,800円での仕込みだったので、被害は40,000円で済んだそうです。
減配や無配のニュースが出たときは素早い対応が結果的に良い結果を生みやすいと管理人も大いに賛同します。
4 QUOカードの魔力が判断を曇らす?
しかし、FIREくんは最善手であろう全部損切りを行いませんでした。
100株を残しました。
その理由は9月末まで保有すれば、2,000円QUOカードがもらえるからだそうです。
しかし、チャートは非情です。
2023年8月4日現在少し株価は上向いて5,000円となりました。
それでも5,400円で損切りするよりも40,000円も損失を増やしてしまいました。
2,000円のQUOカード欲しさに40,000円の含み損をしてしまったわけです。

まあ、保有したままなので、これから騰がる可能性もあります。
ただし、240円の配当金が120円となり、供給元のサムスンの営業益が94%減の実情を踏まえると復活は大変かなあと思います。
5 管理人もやってしまった
QUOカード株主優待沼にはまってしまうと、FIREくんの行動を批判することはできません。
管理人も似たようなことをやってしまっています。
JIA(ジャパンインベストメントアドバイザー)(7172)というよくわからない上場企業があります。
知らない企業には手を出すべきではないというバフェット神の教えに反して手を出してしまいました。
その理由は、100株保有すれば3年以上経つと5,000円のQUOカードを株主優待で進呈するという信じられない優待制度があったからです。(当時)
何度も買おうとしましたが、主力は航空機リースと聞き、コロナショックやウクライナ戦争が続く中での航空機リースはきびしいと考え、投資するのを躊躇していました。
しかし、とある株を売却し、余剰金が発生したので2022年12月9日に100株投資しました。
すると、12月26日に株主優待改悪のIRが発表されました。
優待制度の改悪です。
長期優待制度の3年以上5,000円のQUOカードは、200株以上としてしまいました。
(株)ジャパンインベストメントアドバイザー【7172】:チャート - Yahoo!ファイナンス
さっさと損切りしてしまえば痛い目にあいませんでした。
しかし、100株でも3年以上たつと3,000円のQUOカード進呈とする制度は残しました。

株価は長期下落と突き進みました。
約8か月もの間、含み損となってしまいました。
アフターコロナによりなんとかプラス域に戻ってきましたが、せめて12月末まで保有し、500円のQUOカードの進呈を受けてから売却したいと考えています。
まさにトーメンデバイスにおけるFIREくんの考え方と同じです。
QUOカード沼に陥ると正常な判断ができなくなってしまいます。
ああ!

知らない株式には投資しないことは大切だと経験しました。
12月末の権利確定となれば、500円のQUOカード進呈が始まるので、3,000円となるまでの3年間、沼地獄に漬かる所存です。
6 まとめ
同じようなことはつい最近ティーガイアでも起きてしまいました。
ティーガイアは半年以上保有して初めてQUOカードが進呈されます。
(株)ティーガイア【3738】:チャート - Yahoo!ファイナンス
ディフェンシブ銘柄として有名なティーガイアは、優待配当族にとっては必須の銘柄です。
配当金が75円ももらえ、長く保有することでQUOカードが最大4,000円分もらえます。
2022年までは議決権行使御礼でさらに1,000円のQUOカードがもらえたらしいですが、2023年はありませんでした。
このティーガイア決算前の2023年8月2日には1,800円を超え、内心びっくりしていました。
業績が良くなく、長期下落下降気味の株だったからです。
決算暴落を釣っているのが見え見えでした。
しかし、管理人は2022年12月30日にティーガイア株を買ったので、まだ一度もQUOカード優待をもらっていません。
トーメンデバイスの件と同じです。
そこで権利が確定する12月末まで持とうと決意したところに、決算ギャンブルで200円を超える大暴落となってしまいました。
嗚呼!QUOカード株主優待沼に漬かってしまうと、長期保有がリスクとなることは意外にあることに慄然とします。

FIREくんの心理に100%シンクロです。
株式投資の世界はそう甘いものではありません。
くれぐれも株式投資は自己責任によりご判断くださいますようお願いします。
なお、QUOカードは、大手各社コンビニ(セブン、ローソン、ファミマ)では使えますが、ミニストップでは使えません。
飲食店も全国区は、デニーズと上島珈琲だけで、使える店は限定的です。
ただし、近くにマツモトキヨシがあれば状況は一変します。
マツモトキヨシでは基本的にすべての店内商品をQUOカードで購入できます。
いってみれば、QUOカードはマツモトキヨシやコンビニの商品券と同じです。
だからといって、QUOカード株主優待もまた改悪や廃止が後を絶ちませんので、要注意です。
ブログとQUOカード株主優待に愛と真の情報を
それではまた