ようこそ(^^)/
人生を豊かに生きるためには、健康とお金がとても大切と考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。
さて、管理人は2021年6月より、1株優待にハマっています。
約3,700の上場企業の中には、とても太っ腹な企業がごくわずか存在しています。
たった1株保有でも、単元株保有の株主と同様の優待権利がもらえます。
1 カレンダーや記念品提供
2 自社商品割引
3 入場券進呈
中には、ごくまれにアンケート回答などでQUOカードやQUOペイを提供してくれる企業も存在します。
ただし、改変が激しいので、注意が必要です。
管理人も7&アイHD、カーブス、IHI、Jパワーなどで痛い目に遭っています。
これまで管理人は、1株投資は株主優待権利をできるだけ安く手に入れるための手段と考えていました。
コロナバブルにより、海運業界の盟主である「日本郵船(9101)」は一時配当利回りが14%にも達しました。
出典:日本郵船HP
折しも、2021年6月より、マネックス証券がワン株投資の際の買い付け手数料を無料にしました。
続いて、ネット証券最大手のSBI証券も、S株と称し、買い付け手数料を0円としました。
これはチャンスかも?
日本郵船1株投資にチャレンジしてみた結果を報告します。
ただし、2024.3より配当金は大幅減額となるのでご注意ください。
くれぐれも株式投資は、自己責任によりご判断願います。
1 日本郵船のコロナバブル
日本郵船の配当金は、一時コロナバブルとなりました。
コロナショックにより、世界的に荷受け業者が人員不足となり、船舶の需要がひっ迫し、売り手市場に陥ったからです。
経常利益は1兆円にも達し、株価はみるみるうちに3倍を超えていきました。
日本郵船(株)【9101】:チャート - Yahoo!ファイナンス
日本郵船株は、2022年10月1日に1:3分割しています。
管理人が買い始めた2022年8月には10,000円前後となっていました。
単元株(100株)でも、100万円の資金が必要です。
そこで、管理人は1株でも十分勝算があると予想しました。
うわさでは、2022年3月期末配当を1,000円とする予想が出ていたからです。
そこで、2021年8月に14株(平均取得単価9,348円、分割調整3,116円)を購入しました。
資金は130,844円です。
2 日本郵船の配当金
日本郵船の配当金は空前絶後でした。
2021年 中間期 200円 期末 1,200円
2022年 中間期 1,050円 期末 510円
2023年 中間期 180円 期末 210円
(分割調整前)
たったの14株でも管理人が手に入れた配当金の額です。
2021年 19,600円(NISA)
2022年 21,840円(NISA)
2023年 なし
計 41,440円
130,844円の投資で、2年間で41,440円の配当金を手に入れたら十分すぎるほどの成果です。
3 日本郵船の懸念は売り時
しかし、いつまでもバブルが続くわけがありません。
2008年に発生したリーマンショック時にも12,000円以上に跳ね上がった株価は13年もの間長い低迷となりました。
買値以上で逃げ切らなければ、いくら配当金がもらえても失敗です。
懸念はいつ配当金を減額するかでした。
そのときがやってきたのは2023年5月29日のことでした。
配当金が120円(分割調整前360円)となり、実質76.9%の大減配です!
しかし、相場は常に先を見ます。
減配することは織り込み済みで、5月29日の時点で底となっていました。
日本郵船(株)【9101】:チャート - Yahoo!ファイナンス
この時点で、株価は2,900円前後です。
この時点で、すでに-9,072円・・・。
リーマンショック後のチャートが頭をよぎります。
でも1株投資は指値ができません。
1株の売買は市場からの調達ではないので、どうしても買う時は高め、売るときは安めとなるリスクがあります。
騰がるまでほったらかしておくことにしました。
4 日本郵船株を売却する時は来た!
ほったらかしてしまったMY保有する銘柄が増えて、日本郵船株にエネルギーをかける暇がなくなってしまったからです。
でも心の中では早く売却して利確しないとという不安がありました。
2023年度以降は保有していても、配当金は年間130円(分割調整後)しかありません。
利回り3.14%の株式に執着する必要はないと判断しました。
2023年7月に入ると、日本郵船株はようやく上昇傾向が現れました。
ちょっと安めの約定にはなりましたが、5月頃と比べれば十分すぎます。
投資額 130,844円
売却額 154,965円
手数料 855円
回収 23,266円
これに2年間の配当金41,440円(NISA)を加えます。
130,844円の投資で、2年間で64,706円です。
2年間で49.45%のリターンなら大成功と言ってよいと思います。
これで、日本郵船株ともおさらばです。
日本郵船株よ!さらば!
5 まとめ
1株投資は、優待権利を得るだけかなと思っていましたが、配当利回り14%の日本郵船株を見るに、1株投資でキャピタルゲインとインカムゲインがとれるかも?と考えました。
日本郵船株が2021年5月頃動意づいてどんどん騰がっていった頃、慢性資金不足の管理人には手の届かぬ銘柄とみて見ぬふりをしていました。
でもアメリカの潮流である1株投資の時代が我が国にもやってきました。
SBI証券も2021年から時折S株の買い付け手数料を0円にしていたので、このチャンスに手数料無料で購入できたのはラッキーでした。
また、1株でもNISAの適用となることを知り、日本郵船株を購入することを決意しました。
結果的に、売り逃げでき、手元に64,706円が残りました。
そのとおりです。
でも、株価が10,000円を超す超値嵩株でも、投資できるのが1株投資の魅力です。
これからの日本郵船株の活躍に期待します。
もっと騰がる可能性もありますが、管理人はもうおなかいっぱいです。
イワシの頭と尻尾はくれてやれの利確です。
売却できた資金で、欲しい銘柄に再投資できるのが楽しみです。
株式投資はくれぐれも自己責任によりご判断願います。
ブログと日本郵船株と1株投資に愛と真の情報を!
それではまた