ようこそ(^^)/
人生を豊かに生きるためには、健康とお金がとても大切と考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。
さて、管理人は底辺ポンコツ盆栽株主です。
現在68銘柄の単元株と16銘柄の単元未満株(端株)を保有していますが、家族名義で買った銘柄も少なくありません。
12月になると大量の株式関係書類が自宅に届きます。
↓12月5日と6日に届いた株式関係書類です。
でも、この中には株主優待という名のお宝が同封されていることもあり、必ず開封しなければなりません。
この中に11月21日に止む無く売却したベネッセHD(9783)の株式関係書類が混じっていました。
保有した株式をいざ売却すると、一抹の寂しさを抱くことがあります。
特にTOB(公開買い付け)は突然のことであり、インパクトは絶大です。
しかたがないんだよ、君のため
別れに星影のワルツを踊ろう
さらば!ベネッセHD!
- 1 ベネッセHDがTOB(株式公開買い付け)
- 2 ベネッセHDの見事な引き際!
- 3 ベネッセHDより、最後の株主優待届く
- 4 最後の配当金も届いた
- 5 もうこれは令和5年度版配当金確定申告還付金と思おう
- 6 まとめ
1 ベネッセHDがTOB(株式公開買い付け)
ベネッセHDは、2023年11月10日、2024年3月より株式非公開化を目指すため、TOB(公開買い付け)を行うことを発表しました。
買い付け価格は2,600円です。
11月11日からは2,600円前後に張り付いて、マネー戦争が始まっています。
管理人は1円単位のマネー戦争に巻き込まれるくらいなら、すぐにでも自由にできる資金を選びます。
11月17日と21日に2,598円で、ベネッセHDの株式を200株売却しました。
2022年11月11日と2023年7月8日に優待欲しさに夫婦名義で100株ずつ計200株購入しました。
7月8日に買い増しした途端に、TOBとはあんまりです。
システム情報を2023年7月20日に買い付けたところ、9月27日にTOB発表と同じような不名誉な記録です。
システム情報は、2023年3月末に遡って、配当と優待廃止を発表しました。
権利付き確定最終日に発表という鬼畜な所業でした。
いや、ベネッセの株式非公開化は見事でした。
2 ベネッセHDの見事な引き際!
鬼畜の所業のシステム情報と違い、ベネッセHDの株式非公開化は見事です。
ベネッセHD【9783】2023年11月10日 開示情報 - 2024年3月期配当予想の修正(無配)及び株主優待制度の廃止に関するお知らせ
当社は、本日開催の取締役会において、2024年3月期より株主優待制度を廃止することを決議いたしました。これにより、2023年9月30日現在の株主名簿に記録された1単元以上の株式を保有されている株主の皆様に対する株主優待をもちまして、当社の株主優待制度は廃止されることになります。
ベネッセHD【9783】2023年11月10日 開示情報 - 2024年3月期配当予想の修正(無配)及び株主優待制度の廃止に関するお知らせ
9月末の配当と株主優待を持って廃止することとしました。
株主を株主と思わない鬼畜の所業のシステム情報とはちがって対応が神対応です。
2023年7月に投資した100株もしっかり配当金と優待ありです。
3 ベネッセHDより、最後の株主優待届く
そんな矢先、ベネッセHDから株式関係書類が届きました。
もちろん2通です。
最後の優待なので、1つはベネッセ厳選優待品から選ぶことにしました。
やわらかめの菓子が好きなので、マドレーヌアソートを選びました。
神戸スイーツのファクトリーシンからの提供です。
ベネッセの運営するECたまひよshopでも2,160円で販売しています。
2つめは、ギフトカタログから選ぶことにしました。
こちらは、3,080円(税込み)相当のギフトカタログです。
これが最後のベネッセ株主優待と思うと涙があふれ出ます。
ようやく見つけた年2回の株主優待株が1年も持たすに終了です。
自分のポンコツぶりが悲しくなります。
4 最後の配当金も届いた
9月中間期の配当金もしっかりと振り込まれました。
1つはすでにNISA枠がなくなっていたので特定口座のため、20.315%の税金が控除されています。
でも、5,391円が振り込まれるととてもうれしいです。
5 もうこれは令和5年度版配当金確定申告還付金と思おう
令和3年度と令和4年度の2年間だけ、確定申告により株式配当金情報が住民税申告不要となりました。
このおかげで管理人は、株式配当金にかかる20.315%の所得税と地方税を合法的に安くすることができました。
このおかげで手にした還付金です。
ほんとうにすばらしい税制改正でした。
しかし、これも令和5年度より終了です。
これに味を占め、令和5年度も配当金の確定申告は絶対にしないようにしてください!
令和5年度からは、所得税確定申告情報が必ず住民税を所管する市区町村に移送されます。
住民税は、国民健康保険や国民年金保険料そして介護保険料の基礎算出に利用されます。
住民税は所得税を基に計算するので、配当金が多ければ、住民税も国民健康保険料も国民年金保険料も介護保険料も負担が増え、所得税還付金を上回る可能性特大です。
管理人は絶対に株式配当金の確定申告はしません。
怖すぎます。
その代わりベネッセのTOBで得た強制終了時のキャピタルゲイン分を令和5年度株式配当金確定申告還付金と思い込むようにします。
+156,400円をありがたく再投資に使わせていただきます!
ベネッセの血は絶やしません!
6 まとめ
名門ベネッセHDの突然のTOBによる株式非公開は、本当に衝撃でした。
それでも9月末時点の配当金と株主優待品の進呈を続けるベネッセHDの立つ鳥跡を濁さずの見事さには、涙が止まりません。
こんな株主を大事にする会社が株式非公開化を目指すなんて残念でなりません。
少子化やインフレによる実質賃金の目減りは、教育費の出費にも直接響いてきます。
また、Chat GPTの出現は、受験産業にとっても脅威です。
塾やオンライン授業も生成AIで代理可能な時代になろうとしています。
現在はまだそこまで進んではいないはずですが、経営者はすでにその先の向こうを考えているため、今回MBOを目指してTOBを進めることとなったようです。
それにしても株式投資は本当にむずかしいです。
一体何がいつどう変わるのかなんて、だれも予想できません。
個人が株式投資で戦うには、よい株を安いうちに買い、長く持つことしか方法はありません。
想えばベネッセは10年ほど前までは4,000円前後の超優良株でした。
何がベネッセHDにあったのか?
時代の変化についていかないと、株式投資の世界を生き延びることはできません。
強制退場となった高値掴みの株主の皆さんは断腸の思いのことでしょう。
管理人は今回は強制退場は吉と出ましたが、いつかは大やけどをするかもしれません。
さらば!ベネッセHD!
進研模試の時代は、難問ばかりでお世話になったね。(恨)
子供が生まれてからは、たまひよのお世話になったね。
こどもが小学生になる前は、こどもチャレンジプチでお世話になったね。
嗚呼!時代とは何て残酷なんでしょうか!
がんばれ!ベネッセHD!非上場化となっても、ますますの活躍を期待します!
ブログとTOBとベネッセHDに愛と真の情報を!
それではまた