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人生を豊かに生きるためには、健康とお金がとても大切と考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。
さて、みなさんは株主優待を楽しんでいますか？
カーボンブラック製造のガリバー企業である東海カーボン(5301)は、単位株（100株）を1年以上保有すれば、2,000円相当のカタログギフトを進呈してくれます。
3年以上保有すると3,000円相当のカタログギフトにランクアップします。
かつて、2,500円の株価が1,000円を切っていました。
管理人が投資したのが、2022年11月1日のことです。
保有期間1年以上の優待条件を達成するためには、2023年12月末の権利付き確定日まで持ち続けなければなりません。
1年間の権利付き最終日を一日千秋も想いで待ちました。
株価が騰がっているのであれば、1年なんて短いものです。
しかし、東海カーボンの株価が下落が続いています。
確定して売却することも考えました。
でも、2,000円の優待がどうしても欲しい！
株価が下落しても、優待欲しさに持ち続けるのは、あまりに1年は長すぎます。
1年以上縛りを受ける株主優待目的の株式投資には、強靭なメンタルが必要であることを学びました。
東海カーボンの値動きに我泣き濡れて蟹とたわむる（涙）
１ 東海カーボンに投資！
管理人は、3年後の世界を夢見て、東海カーボンの株を956円で100株投資しました。
1年目は配当金（30円）しか入らないので、利回りは3.13％です。
しかし、保有1年を超えればカタログギフト（2,000円相当）が加わり、利回りは5.23％に跳ね上がります。
保有3年を超えると、カタログギフト（3,000円相当）にランクアップです。
計6,000円相当となり、利回りは年6.28％に達します。
管理人は、東海カーボンのようなランクアップする株主優待が大好きです。
たとえば、新NISAでも超人気なヒューリックは、2023年12月末までは3年以内保有で3,000円相当のグルメギフトカタログ優待です。
3年以上保有するとこれが2つにランクアップします。
ヒューリック(株)【3003】：株主優待 - Yahoo!ファイナンス
しかも、14年連続増配株です。
ヒューリック(株)【3003】：株価チャート - Yahoo!ファイナンス
買ったときの配当が38円だったのが、2024年12月期には52円にまで増配です。
管理人は、夫婦名義でヒューリック株を300株ずつ2名義で投資しました。
取得単価は1,048円です。
利回りは、優待を合わせると驚異の5.91％です。
株価も右肩上がり、配当金は増配、しかも株主優待がランクアップという3点セットの株式投資なら、これほど楽しいものはありません。
ランクアップする3年間なんて楽しいだけの毎日です。
ところが、東海カーボンは・・・。
２ 東海カーボン2024年決算跨ぎ
ついに東海カーボンの決算跨ぎの日（2月13日）がやってきました。
2023年に6円増配して36円になったというのに、たった1年で6円減配し30円に後戻りです。
株価は見事ダダ下がりです。泣
東海カーボン(株)【5301】：株価チャート - Yahoo!ファイナンス
一時は、管理人の買値956円を下回り、955円となってしまいました。
東海カーボンの主力製品はタイヤや電極などに使われるカーボンブラックです。
カーボンブラックの原料は、石油製品や天然ガスの不完全燃焼したニードルコークスなどコークスです。
ニードルコークスは世界的にも技術力が必要で、ごく限られたメーカーしか作れず、世界中で奪い合いの状況で価格も高騰しています。
原料を価格に転嫁するのに時間がかかり、利益を圧迫しているというわけです。
これは住友化学や三井化学のような原料を石油に頼る化学メーカーも同じです。
円安という為替リスクや資源高騰リスクを常に頭の中に入れて行動しないと素材産業の投資は極めて難しいということを学んでいます。
住友化学(株)【4005】：株価チャート - Yahoo!ファイナンス
これもまた、コロナショックの世界経済への影響のひとつです。
３ 東海カーボンは売れなかった
東海カーボンは、2023年6月頃1,375円の高値をつけました。
東海カーボン(株)【5301】：株価チャート - Yahoo!ファイナンス
一瞬売ろうとも考えました。
住友化学のあまりのダダ下がりに恐怖していたからです。
でも、1年優待という縛りから抜け出すことは不可能でした。
そうこうしているうちに、東海カーボンもまたダダ下がりとなり今に至っています。
優待2,000円欲しさに40,000円の売却益を捨ててしまいました。
せめて、ヒューリックのように配当増配があればいいものを減配とは目も当てられません。
今のところ株主優待が廃止というIRがないだけ助かりました。
東海カーボンの株主優待は、2027年より創業100周年を記念してスタートしました。
ずっと続いてくれることを祈るだけです。
４ まとめ
株主優待1年縛りは、株価が下落しているととてもつらいことを、今回の東海カーボンで学びました。
まさか1年2か月の間に買値よりも下落するとはショックです。
日経平均が史上最高値更新目前の中、こういった残念株に投資している俺ってポンコツ？
と自問自答したい気分です。
でも、株主優待は楽しいです。
ギフトカタログが自宅に届くのはとても気分がいいです。
ふるさと納税は、定年退職すれば卒業しなければなりません。
でも株主優待は保有する限り、制度が続く限り、ずっと贈呈されます。
株価が騰がり、増配もあり、しかも株主優待までありというヒューリックのような株式があれば、これからもどんどん株式投資は続けていきたいと思っています。
まあ、そういう条件がそろった株式は、なかなか見つからず高値掴みとなることは多いのですが・・・。
株式投資はくれぐれも自己責任においてご判断されますようお願いします。
がんばれ！東海カーボン！
ブログと東海カーボンと株主優待に愛と真の情報を！
それではまた
