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人生を豊かに生きるためには、健康とお金がとても大切と考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。
さて、みなさんは株主優待ランキング不動の1位であるオリックスが、突如株主優待を廃止すると発表したことを覚えていますか?
あれ以来管理人は、恐怖に怯え、震えています。
あまりにもオリックス株主優待廃止ショックが大きいからです。
上場企業は、自腹を切ってまで、株主優待を続けるには何か理由があるからです。
そう考える経営者がいたって不思議ではありません。
オリックスショックが今後の株主優待制度そのものに壊滅的な影響を及ぼすような未来しか見えません。
オリックス株主優待廃止は、これからの株主投資の方法を大きく変える可能性を秘めています。
嗚呼、俺はまちがっていたのだろうか・・・。
1 オリックス株主優待廃止の衝撃
オリックスの株主優待廃止の衝撃は、すべての株主優待投資派に深甚な衝撃を与えています。
追随する上場企業が、雪崩を打って株主優待廃止を進めるのでは?
という恐怖です。
いえ、株主優待廃止が、株価にすさまじい悪影響を与えることがよくあります。
東京特殊電線(株)【5807】:チャート - Yahoo!ファイナンス
オリックスについで、東京特殊電線がQuoカード(3,000円)の株主優待を止めると発表しました。
翌日、株価は400円近い大暴落が生じ、なかなか株価が上昇しません。
当社は、株主の皆様の日頃のご支援に感謝するとともに、当社株式への投資の魅力を高め、より多くの株主の皆様に中長期的に当社株式を保有して頂くことを目的として、株主優待制度を実施してまいりました。
この度、株主の皆様への公平な利益還元のあり方の観点から慎重に検討を重ねた結果、配当金による利益還元に集約することがより適切であると判断し、株主優待制度を廃止することといたしました。
来期20円増配すると同時に発表してもこのざまです。
まるで、株主優待族の怒りの鉄拳のような気がします。
管理人もこれまで株主優待廃止では何度も痛い目に遭ってきました。
とある株などは、優待廃止後人気がなくなり、今でも優待前より1,000円近く下落したままです。
涙が止まりません。
株主優待を廃止することで、下落した株価が戻らなくなってしまう現象は、よくあることです。
我が国の株式市場はいびつです。
だからこそ、オリックスの株主優待廃止発表による優待廃止の動きは怖すぎます。
2 あれから管理人の投資している優待株もダメージ
オリックスが株主優待廃止を発表したのは、2022年5月10日のことです。
あの日以来、管理人の保有する優待株も大きくダメージを受けました。
優待を止めてしまう不安が、個人投資家の間に広がっているような気がしてなりません。
長年ずっと欲しくてリサーチしていた全国保証の下落はすさまじいです。
全国保証(株)【7164】:チャート - Yahoo!ファイナンス
2022年5月17日には、年初来安値を更新してしまいました。
配当金148円(利回り3.52%)と高配当です。
しかも100株以上保有者に1年未満クオカード3,000円、1年以上クオカード5,000円が進呈されます。
2012年より11年連続増配株です。
業績も好調で、11年連続最高益です。
何故だ?
ここにもオリックスの株主優待廃止の影響を感じざるを得ません。
3 株式市場再編の待つもの
我が国の株式市場は、2022年4月1日より大きく変わりました。
東証一部、東証二部、ジャスダック、マザーズの4市場をプライム、スタンダード、グロースの3市場に再編しました。
株取引の透明性を高めて、外国からの投資を増やそうとしたからです。
我が国の株式市場を運営する会社が、日本取引所グループです。
(株)日本取引所グループ【8697】:チャート - Yahoo!ファイナンス
2022年5月17日に今年最安値を更新しました。
減配というマイナスインパクトは大きかったようですが、管理人はオリックスの優待廃止も少なからず影響しているのではとにらんでいます。
日本取引所Gは、育てる株主優待が人気です。
100株以上で保有年数が増えるにつれ、株主優待のランクが高まります。
1年未満1,000円のクオカードが、1年以上2,000円、2年以上3,000円、3年以上となると4,000円のクオカードにランクアップします。
外国人の嫌う不透明で不公平な株主優待を証券取引所を運営する会社が自ら取り入れているの?
52円(配当利回り2.81%)と減配しても配当は高めにもかかわらずの激しい下落傾向は顕著です。
ここにも株主優待改悪のにおいを感じます。
4 やはり優待よりも配当利回りだったのか・・・
管理人は、コロナショックを乗り越えるため、高配当連続増配投資法を2年前より始めました。
結果は上々です。
現在は、三菱UFJフィナンシャル・グループと三菱HCキャピタルに全集中投資を行っています。
ところが魔が差しました。
全集中投資で手にした配当金約100万円の再投資をどの株にしようか?と考えました。
配当金をできるだけ減らさないで、複利効果を狙うには高配当連続増配株に再投資するのが一番です。
しかし、三菱UFJフィナンシャル・グループと三菱HCキャピタルも2年前よりは値上がってしまい、再投資するには少々高すぎの感があります。
妻の背中押しもあり、株主優待株に再投資しようと考えました。
配当利回りと優待利回りを合わせて、4%以上であれば十分な複利効果が狙えます。
わずか100株の投資で、ギフトカタログやクオカードなどがもらえる株主優待に目を奪われました。
そこで昨年よりいくつもの株主優待銘柄に手を出してしまいました・・・。
結果は、ひろぎん、フランスベッド、カワチ薬品など買値を下回る銘柄が多く、明らかに失敗です。
株主優待に目を奪われるよりも、全集中している三菱HCキャピタルを買い増しして配当金を手に入れるが結果的にははるかによかった結果となってしまいました。
三菱HCキャピタルは24年間連続増配を続けています。
ところが航空機リースにも手を出しているため、株価が長期低迷気味です。
4月には一時520円まで下落して、買値を下回るのではとあせりました。
このとき配当金で2,000株を投資することはできました。
2023年3月期配当予想は、驚異の31円です。
配当利回り5.96%!
NISAで買っときゃ、配当金が62,000円も手に入れられました。
いくらクオカードやギフトカタログをもらおうが、現金62,000円にはかないません。
でも、もらえるってなんかうれしいんだよな!
その気持ちを持つ限り、株式投資の世界では生き残ることは難しいと思います。
5 まとめ
オリックスの株主優待廃止は、大ショックです。
もうこれ以上のダメージはないかも?というくらい管理人には大ショックでした。
株主優待制度そのものが突然死するのではというショックから抜け切れていません。
こんなことになるくらいなら、2年前にたどり着いた高配当連続増配株投資法一本でいけばよかったです。
嗚呼!
優待改悪一発で暴落する地雷のような株式をいくつも抱え、どうすればいいんだろう!
こうなったら、今年度のオリックスのふるさと優待は、京都水族館のオオサンショウウオLLでなぐさめてもらうしかありません!
幸いオリックスの最後の真心か、オリックス株主優待は2024年3月31日権利確定まで有効です。
3年間は株主優待が楽しめます!
くれぐれも株式投資は自己責任により行われますようお願いします。
ブログと株主優待に愛と真の情報を!
それではまた
ふるさと優待は止めても、オリックスカード優待は続けて欲しかったです。