ようこそ(^^)/
人生を豊かに生きるためには、健康とお金がとても大切と考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。
さて、みなさんは株主優待をご存じですか?
上場している株式を保有すると、株主に対しさまざまな優待を行使する権利を得ることができます。
中でも常に人気度No.1の株式がリース業トップのオリックス(8591)です。
100株保有するだけで、ふるさと優待というギフトをいただくことができます。
これが超がつくほど最高です。
時価5,000円~7,000円程度の選び抜かれたギフトが年に1回進呈されます。
配当金も高額です。
ところがです!
2024年3月31日付けで保有する株主への優待を持って、廃止とな!
嗚呼!大ショック!
本当にオリックスは、株主優待分を配当で補てんしてくれるのでしょうか!
1 2022年5月11日決算発表!
オリックスは、2021年3月期末決算を発表しました。
オリックス、前期税引き前は76%増で4期ぶり最高益・1-3月期(4Q)税引き前は2.4倍増益、今期業績は非開示、前期配当を7.6円増額・今期も85.6円継続へ
すこぶる景気は良いようです。
IRを読む限り、4年ぶりの最高益だそうです。
配当も前期(2022年度)から7.6円増額し、2023年度も85.6円を継続するそうです!
2 2022年5月11日はIR連発!
しかしです。
決算発表の2022年5月11日は、なんと5つもIRを発表しています。
これは、とてつもなく嫌な予感がします。
株主優待制度の廃止に関するお知らせ
2010年より「株主カード」のご提示による当社グループが展開するサービスの割引優待制度を開始し、2015 年よりカタログギフト方式の「ふるさと優待」を実施してまいりました。(中略)
この度、中期的な方向性を設定し、さらなる事業成長に努めるとともに、株主の皆さまへのより公平な利益還元のあり方という観点から慎重に検討を重ねました結果、株主優待制度については廃止し、今後は配当等による利益還元に集約することといたしました。
(1)株主カード
2024年3月31日時点の当社株主名簿に記載のある株主さまへのお届けをもちまして「株
主カード」による株主優待を廃止させていただきます。
なお、カード裏面に記載される有効期限(2025年7月31日)までご利用いただけます。
(2)ふるさと優待
2024年3月31日時点の当社株主名簿に記載のある株主さまへのお届けをもちまして「ふるさと優待」による株主優待を廃止させていただきます。
2年間の猶予期間がつきます!
さらば、オリックスううううう!
3 オリックスは一押しの株主優待
オリックスは、まるで神というほどの株主優待を展開していました。
1 配当利回りが高い
2 優待ギフトのクオリティが高い
3 レンタカー割引や自社系列ホテル宿泊割引がすごい
4 墨田区水族館や京都市水族館の入場料が10%引き
5 当日オリックスホームゲーム入場料が割引
など持てば持つほどお得さが際立ちます。
特に優待ギフト「ふるさと優待」は超人気です。
保有3年未満でも5,000円~7,000円相当品です。
保有3年以上となると7,000円~10,000円相当品となります。
管理人は、オリックスを1,291円で100株購入しました。
仮に優待ギフト価値7,000円とします。
配当金85.6円と合わせると、100株主は15,600円相当をいただくことができます。
嗚呼!オリックス株は空前絶後の株主優待です!
4 買えなくてよかったの?
あまりの破格の株主優待のため、管理人は妻名義でも100株欲しくなりました。
2,000円を切ったら買うことにしました。
オリックス(株)【8591】:チャート - Yahoo!ファイナンス
チャンスは唐突に訪れました。
3月8日にロシアによるウクライナ軍事侵攻のため、株価が急落しました!
なんと2,000円を切ったではないですか!
あわてて3月9日に2,000円で指値しましたが、時すでにお寿司!
2,040円まで下がった株価は、もう2,000円を切ることはありませんでした。
オリックス減配のニュースが、一般個人投資家の間に広がれば株価が下落する可能性はあります。
ひろぎんが1年ぽっきりの超絶株主優待を改悪した時と似ているかもしれません。
ひろぎんHDの株価は、現在この頃の株価に近づいています。
(株)ひろぎんホールディングス【7337】:チャート - Yahoo!ファイナンス
嗚呼!買値を切りそうです!
ひろぎんチャートを見ると、むしろ買わなくてよかったのかもしれません!
まあ、改悪したJT株がぐんぐん騰がったこともあるので、これからどのようなチャートを描いていくのか誰もわかりません。
5 まとめ
まさか優待人気No.1のオリックスが株主優待を2年後に止めるなど思ってもみませんでした。
しかし、なんとなく嫌な予感はしていました。
それは優待人気による株主激増という事実です。
2020年から2022年にかけて2年間で株主が激増したNo.1はオリックス株です。
439,803人→725,981人
約28万人も株主が増えています!
ただし、オリックス側としては、株主が増えることが必ずしもよいものではありません。
株主優待費用が重くのしかかることはいうまでもありません。
ふるさと優待約7,000円だけでも・・・
19億6千万円もの負担増!
72万5,981人の個人投資家への負担は
50億円を超えています!
これでは悲鳴を上げるのも当然です。
個人に超人気だったトラスコ中山も株主数が増えすぎて、株主優待を廃止しました。
嗚呼!
オリックス株主優待は永遠と思っていたのに、意外にも歴史は2015年からです。
でも管理人が心配なのは、他の株主優待株への影響です。
オリックスに右習へとなれば、株主優待改悪の嵐となるやもしれません。
管理人は様子見をするしか選択肢はありません。
みなさまはいかがでしょうか?
ようやく株主優待に目覚めたというのにこれではあんまりです。
くれぐれも株式投資は自己責任によりご判断いただきますようお願いします。
ブログに愛と真の情報を!
それではまた