ようこそ(^^)/
人生を豊かに生きるためには、健康とお金がとても大切と考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。
さて、みなさんはひろぎんホールディングス株主優待騒動を覚えていますか?
ひろぎんホールディングスは、広島銀行を中核とする金融持ち株会社で、2020年10月に誕生しました。
株主優待族があっと驚く大盤振る舞いを始めました。
100株保有でも2,500円相当のギフトがもらえるというから大変です。
株主優待族が一斉に群がりました。
ところがです。
上場してわずか1年で、株主優待を改悪してしまいました。
2022年1月28日に改悪を発表し、しかも2022年3月末から適用という極悪ぶりです。
2,500円のギフトが、1年で500円分のクオカードに改悪となりました。
でも冷静に考えれば、怒り心頭で売却するほどのものでもないんじゃないか?
そう考えなおして、管理人は現在も保有しています。
はたして、ひろぎん株の保有は正しい選択であったのか、超個人的に考えてみます。
優待に振り回されるのは、木を見て森を見ずそのものです。自虐
- 1 ひろぎんホールディングスの誕生!
- 2 ひろぎんHDに100株投資!
- 3 ひろぎんホールディングス株主優待改悪!
- 4 相次ぐ株主軽視に唖然呆然!
- 5 株主優待は改悪だけどクオカード進呈!
- 6 株主優待来たる!
- 7 まとめ
1 ひろぎんホールディングスの誕生!
2020年10月、広島銀行を中核とする金融持ち株会社ひろぎんホールディングスが誕生し、東証一部上場(当時)を果たしました。
広島銀行は地方第一銀行の名門であり、広島県のみならす山口県や岡山県など中国地方にも業務を拡大しています。
2020年にものすごく立派な社屋を建てたそうです。
驚くべきことは、配当金と株主優待です。(改悪前)
単元株100株を保有するだけで、2,500円相当のカタログギフトの進呈です。(当時)
配当金も24円(2021年当時)と悪くありません。
株価は600円から650円のBOXで動いていたので、優待を含めた配当利回りは、驚異の8.0%超えとなっていました。(2021年8月当時)
2 ひろぎんHDに100株投資!
2021年8月当時まで、管理人は、地方銀行株は株式投資のアウトオブ眼中で、まったく関心を持っていませんでした。
我が国は人口減少が著しく、今後50年間で7,000万人を割り込むという推計まであります。
地方の人口が減少すれば、地方の産業や消費も縮小し、地方銀行の投資先は少なくなります。
日銀の自縄自縛のマイナス金利政策は、終わりが見えません。
稼ぎどころの銀行カードローンの融資拡大は、社会的に大きな批判を招きました。
ところが、ふとしたきっかけで覗いてみたひろぎんヤフーファイナンススレッドは、株主優待族の愛溢れる書き込みでいっぱいでした。
もみじ饅頭の誘惑に負けて、605円で夫婦名義で100株ずつ投資してしまいました。
わくわくして、2022年のカタログギフトを待つことにしました。
ひろぎんHD株は、管理人が株主優待に一時血道をあげるきっかけとなった銘柄となりました。
あんまりうれしくて、記事も書いてしまいました。
ご迷惑をかけてしまったかもしれません。
3 ひろぎんホールディングス株主優待改悪!
楽しみにしていた中、まさかの事態が起きました。
2022年1月28日のことです。
100株以上保有者にもれなく進呈していた2,500円相当カタログギフトを2022年度から取り止めるとの発表です!
これはひどすぎます。
新しい金融持ち株会社を上場し、本社ビルも建てて、さあこれからだと会社の発展に希望を抱き、株主還元のために優待制度を取り入れたはずです。
それが予想を超えた株主優待族が集まったため、やってられんと改悪したのがいきさつではないでしょうか!
発表した2022年1月28日の翌日、株価は-9.67%の暴落となりました。
管理人も売却しようと考えました。
4 相次ぐ株主軽視に唖然呆然!
しかし、ひろぎんホールディングスの株価はそれなりに安定しています。
改悪を発表した翌日は暴落しましたが、すぐに720円まで回復しました。
むしろウクライナ戦争やアメリカのインフレ抑制のための高金利政策のため、2022年2月以降株価は大きく下落しています。(泣)
(株)ひろぎんホールディングス【7337】:チャート - Yahoo!ファイナンス
2021年株主説明会で2023年度計画で30円配当の予定としていました。
ところが、2022年5月13日にたった3円の増配を発表しました。
またも裏切られた気持ちでいっぱいです。
株主軽視もいい加減にしろ!
よく見れば2022年度とは記載してませんが、このグラフをパッと見では2022年度と見えてしまいます。
5 株主優待は改悪だけどクオカード進呈!
でも、株主優待は廃止ではありませんでした。
100株保有者でも500円のクオカードを進呈です。
クオカードに弱い管理人は、コロッと負けてしまいました。
管理人は605円で投資しました。
配当27円 2,700円
クオカード 500円
計 3,200円
利回り5.29%は魅力的という結果となりました。
利回りに負けて、保有することにしました。
株主優待の改悪、配当金予想以下増額と株主には災厄をもたらす株式銘柄です。
6 株主優待来たる!
そんな中、2022年6月29日に2022年3月株主優待クーポンなるものが到着しました。
開封してみます。
どうやらクオカードが同梱されているようです。
クオカード2枚(1,000円分)GETできました♪
やはり金券はうれしいです!
しかも、別の株主優待も入っていました。
ひろしま美術館無調入館券4枚!
広島東洋カープ、サンフレッチェ広島、広島交響楽団の無料抽選チケットです。
入館料金は、なんと600円です。
見ることが可能な人にとってはとてもお得なカードなのかもしれません。
7 まとめ
ひろぎんホールディングスの1年ぽっきりの株主優待改悪は衝撃的でした。
株主軽視の優待改悪に怒り心頭となり、さっさと売り抜けた人が多数いたようです。
でも売却しても、次の投資先が常に順調だとは限りません。
だったらまったりと配当金とクオカードを狙いに行ってもいいのではないか?
まあ、キャピタルゲイン狙いの人には、あまりに消極的過ぎる方法につき魅力は感じないかもしれません。
果たして管理人はひろぎんHDを売却すべきだったのでしょうか?
売却したにしろ、保有し続けるにせよ、今この瞬間においてプラス域にあるのなら、投資は正解だと思います。
管理人は夫婦名義で100株ずつ計200株ひろぎんホールディングスに投資しました。
投資額は12万1,000円です。
年間配当金は計5,400円です。
しかも株主優待として、クオカードが年間1,000円分進呈されます。
12万1,000円の投資で、年間6,400円分の金券相当が進呈されるという訳です。
0.02%の定期預金金利を考えれば、破格の配当優待利回りです。
10年このままの配当と株主優待を継続してくれれば、なんと64,000円分の金券相当額が手に入ります。
優待改悪で、投資先を引き上げても次の投資先が、都合よくそうやすやすと見つかるわけがありません。
そんな中で、10年保有すれば確実に1.5倍バガーになれる株があるのなら、手放すわけにはいけないと管理人は考えることにしました。
ただし、減配とこれ以上の改悪がないことが条件となります。
今のところは、買値よりも高い株価なので、正解です。
なお、株式投資は思惑とまったく違う動きをしてしまうことが怏々としてあります。
塩漬けにして騰がるのを待ち続けるか、さっさと損切りして次の投資先を見つけるかは、自分自身の判断以外の何物でもありません。
株式投資は、くれぐれも自己責任により、ご判断いただきますようお願いします。
ブログとひろぎんホールディングスがこれ以上株主優待改悪を実行しないことを祈念します。
それではまた