ようこそ(^^)/
人生を豊かに生きるためには、健康とお金がとても大切と考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。
さて、もらってうれしい株主優待です。
管理人が一番好きな株主優待はQUOカードです。
↓管理人QUOカードコレクションです。
その理由は、使用期限がなく、使えるお店なら自由に使える金券と同等だからです。
QUOカード株主優待は、株主優待愛好家の間でもトップレベルの人気です。
しかし、雲行きが怪しくなってきました。
我が国の東京証券取引所や地方証券取引所を運営管理にする日本証券取引所(JPX)が、QUOカード優待を取りやめたからです。
次々と右倣え!のようにQUOカード優待ばかりでなく、優待制度の改悪が続いています。
ああ!保有する銘柄が株主優待を止めぬよう願うより個人投資家には道はありません。
1 日本証券取引所グループ 2025年3月で株主優待廃止
日本証券取引所グループ(JPX)(8697)は、東京証券取引所や大阪取引所、東京商品取引所などを持つ国内唯一の総合取引所グループです。
昔からここの株価は日経平均株価と相関性があり、ここの株価が騰がれば、日経平均株価も騰がるとされている指標のような株式です。
配当利回りは並以下ですが、すばらしい株主優待があります。
100株以上の株式を保有すると3年以上の長期保有株主には4,000円ものQUOカードが進呈されるというものです。
(株)日本取引所グループ【8697】:株主優待 - Yahoo!ファイナンス
2023年4月頃2,000円前後でしたが、資金力に乏しい管理人には優先順位の低い株式でした。
2022年3月期72円の配当を2023年3月期63円に減配したのが、とても気に喰わなかったからです。
(株)日本取引所グループ【8697】:株価チャート - Yahoo!ファイナンス
ところが、うさぎ跳ねる!干支のアノマリーと共に日本証券取引所グループ株もぐいぐい株価が騰がっていきました。
ところが、2023年10月25日に悪夢のような開示を発表しました。
1.株主優待制度廃止の理由
当社は、株主の皆様の日頃のご支援にお応えするため、株主優待制度を実施してまいりました。 しかしながら、この度、株主の平等性確保の観点から、株主の皆様への公平な利益還元のあり方について慎重に検討をいたしました結果、株主優待制度については廃止し、今後は配当等による利益還元に集約することといたしました。
2.株主優待制度の廃止時期
2025年3月31日時点の当社株主名簿において1単元(100株)以上の保有が確認できる株主様への株主優待品の提供をもちまして廃止いたします。
株主優待の廃止IRならば、暴落があるのが普通です。
一時的に株価は下がりましたが、いまや400円以上の爆上げです。
こんなことになるのなら、無理をしてでも2023年3月に買っておけばよかったです。
でも、減配した株は買わないのが、MYルーチンなので仕方ない結果です。
2 みずほリース いきなり株主優待廃止
衝撃的だったのは、みずほリース(8425)の株主優待廃止です。
みずほリースは旧興銀リースで、リコーリースと提携しています。
これまで19年連続増配というサラブレッドのような株で、しかも株主優待にQUOカード進呈がありました。
ところがです。
2023年11月8日に、遡って2023年3月期の株主優待を持って廃止と発表です。
2)株主優待制度の廃止について 当社は、2006年より株主優待制度を実施してまいりましたが、この度、株主の皆さまへの公平な利益還元のあり方という観点から慎重に検討を重ねました結果、配当等による利益還元に集約することとし、株主優待制度を廃止することといたしました。
※ 廃止の時期 すでに発送済みの、2023年3月31日を基準日とした当社株主名簿に記載された株主さま(100株以上ご所有)への贈呈をもちまして、株主優待制度を廃止させていただきます。
株式分割及び株式分割に伴う定款の一部変更、配当予想の修正(増配)及び 株主優待制度の廃止に関するお知らせ
いえむしろ爆上げとなりました。
みずほリース(株)【8425】:株価チャート - Yahoo!ファイナンス
2022年4月、リコーリースの方がみずほリースよりも株価は高かったです。
しかし、リコーリースの長期保有優待はQUOカード5,000円のため、管理人はリコーリースを選びました。
いまや株価はどんどん離されています。
資金に余裕があれば買おうと思っていたのに、もう買える価格ではありません。
しかし、日本取引所グループといい、みずほリースと言い、株主優待を廃止すると株価が騰がるなんて、よほど少数株主は株式市場から嫌われる存在なのかもしれません。
みずほリースは廃止と発表した翌日+300円高のストップ高です。
2年前から株主優待株を中心に投資してきた管理人にとって、ショッキングな結果が続いています。
株主優待投資は終焉なのでしょうか?
不安は、リコーリースです。なにしろみずほリースと提携していて、持ち分会社ともなっています。
まあ、リコーリースの戦場は小口事業者向けなので、QUOカード優待という付加価値をつけ、28年連続増配というセールスポイントで社会的信用を確保しているという点は見逃せません。
だからQUOカード優待止めないで!
3 ビーアールホールディングス 株主優待廃止
ビーアールホールディングス(1726)は、橋梁工事の大手です。
半年に1回500円のQUOカードを進呈していました。
配当も12円と決して悪くありません。
ところが、2023年11月10日に、2023年9月末を持って株主優待廃止のIRを開示しました。
2024年3⽉期期末配当予想の修正(特別配当の実施)ならびに株主優待制度の廃⽌に関するお知らせ
株価は、JPXやみずほリースとは真逆な反応です。
(株)ビーアールホールディングス【1726】:株価チャート - Yahoo!ファイナンス
QUOカード優待廃止で株価は30円ほど下落中です。
なお、ビーアールホールディングスは、優待廃止と同時に+2円の増配を決定しています。
娘たちが500円のQUOカードはいらないというので、ビーアールホールディングスに投資するのを泣く泣く止めていました。
代わりに投資したのは、グローセル(9995)です。
こちらも、ビーアールホールディングスと似たような株価で、配当金は12円です。
ただし、1,000円のQUOカード優待です。
半導体関連銘柄である期待もあって投資してみましたが、低位株はあまり動きはありません。
でも1,000円のQUOカードはうれしいです!
だから、QUOカード優待止めないで!
4 原田工業QUOカード優待改悪
原田工業は車載アンテナの世界首位トップメーカーです。
高額なQUOカード優待で有名な原田工業も、ついにQUOカード改悪の日を迎えることとなりました。
配当金は7.5円とものすごく安かったのですが、QUOカードが1年未満でも3,000円なので、利回りは5%を確保していました。
しかし、配当利回りが1%以下で優待ばかり高額の株は、得てして大概株価維持や株主数充足のための釣りのようなものです。
2年ほど監視してきましたが、業績は今一つでした。
2023年11月10日、ついに優待改悪のIRが開示されました。
業績予想及び配当予想の修正、 並びに株主優待制度の一部変更に関するお知らせ
2024年3月31日より適用なので、3,000円QUOカードは終了です。
1年以上保有で1,000円という超改悪です。
なお、経過措置で、2024年3月31日現在1年未満でも1年以上とカウントされます。
でも5年以上持っても上限はわずか1,500円です。
配当金は、7.5円から15円に倍増しましたが、QUOカードの元は取れません。
原田工業(株)【6904】:株価チャート - Yahoo!ファイナンス
株価も20円以上の下落となりました。
さすがに優待だけが突出していた株式は改悪リスクがあるので手出し無用でした。
でも、さみしいです。
5 まとめ
最強の株主優待であるQUOカード優待がどんどん消えていっています。
これも日本の株式市場の約7割が外国人であることに配慮しているからなのでしょうか?
アメリカを始めとした諸外国では株主優待制度はほとんど取り入れていません。
少数株主にだけメリットのある株主優待は、平等公平の原則から外れるからです。
でも、日本のおもてなし文化が、今日の株主優待制度の興隆に発展したのは間違いないものと思います。
本当に残念でなりません。
そういえばTCSやシステム情報もQUOカード優待がありましたが、TOBにより上場廃止となります。
管理人は現在、15社から合計22,000円分のQUOカード優待の進呈を受けています。
3年後には、長期優待制度のおかげで、ちょうど44,000円分のQUOカードが進呈される予定です。
なんとかQUOカード株主制度は続いてほしいものです。
株式投資はくれぐれも自己責任によりご判断ください。
ブログとQUOカード株主優待に愛と真の情報を!
QUOカード株主廃止は止めて!
それではまた!