ようこそ(^^)/
人生を豊かに生きるためには、健康とお金がとても大切と考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。
さて、みなさんはベネフィット・ワン(2412)という上場企業をご存じですか?
企業の福利厚生サービスや健康サービスの代行業を行う企業で、人材派遣業最大手パソナの子会社です。
しかし、コロナショック時の集団接種などでバブルとなったベネフィット・ワンの株価は、コロナショック終息とともに業績が悪化し、株価は暴落の一途をたどっています。
そこに目をつけたのが、医療従事者向けに情報提供や遠隔医療サービスを提供するエムスリー(2413)です。
管理人は、ベネフィット・ワンの株主優待ベネフィット・ステーションが欲しくて、2023年8月4日に100株ほど投資しました。
まさかこの後、世にも珍しいエムスリーと第一生命HDによるTOB争奪戦になるとは思いもよりませんでした。
2023年11月13日に始まったTOBは、2024年2月9日に第一生命HDがベネフィット・ワンをTOBを行い、上場廃止で決着がつきました。
TOB買い付け価格は、4回も切り上がりました。
でも、管理人の心は晴れません。
心情的にはエムスリーに勝ってほしかったです。
嗚呼!ベネフィット・ステーションが使いたかったです。
1 第一生命HDがTOB
ついにTOB戦争に決着がつきました。
第一生命HDが、2,173円でTOBを開始すると発表しました。
ベネフィット・ワンはこのTOBに対して賛同の意見を表明し、第一生命HDより先に買収提案を行っていたエムスリーのTOBについては「賛同」から「留保」へ意見を変更し手の決着です。
エムスリーの1,800円に対し、第一生命HDの2,173円ではエムスリーに勝ち目はありませんでした。
TOB行使価格が当初の1,600円から2,173円に騰がり、うれしいことはうれしいのですが、気持ちは複雑です。
2 ベネフィット・ワンTOB戦争終結
管理人にとっては初めての経験でした。
TOB発表なら普通は一発で決まり、行使予定価格に張り付くものです。
(株)ベネフィット・ワン【2412】:株価チャート - Yahoo!ファイナンス
ところが、第一生命HDが後出しジャンケンを仕掛けたことで様相が一変します。
1 2023年11月13日
エムスリーが1,600円でTOB行使発表
2 2023年12月8日
第一生命が、1,800円(予想)でTOB行使発表
3 2023年12月12日
エムスリーがTOBを1月17日までに延長
3 2023年12月22日
第一生命が、2,123円でTOB行使発表
4 2024年1月16日
エムスリーがTOBを2月15日まで再延長
5 2024年2月9日
第一生命が、2,173円でTOB行使発表
1,600円→1,800円→2,123円→2,173円と4回もTOB行使価格が切り上がりました!
TOB価格以下で保有していた人にとっては、とてもラッキーな出来事です。
しかし、TOB価格以上で保有していた人にとっては、強制損切りとなってしまいました。
3 1,271円で約定
ついにTOB戦争が終結しました。
TOB買い付け期間は2月9日から3月11日までの短期決戦です。
この期間内に市場で売却しないと幹事証券会社であるみずほ証券に口座を作り、窓口での手続きが必要となります。
管理人も一度面倒に巻き込まれたことがあります。
そこで、すぐに約定しました。
特定口座なので、20.315%の税金の控除が引かれます。
1,272円→2,171円なので、+899円(89,900円)となりました。
税引き後+71,636円の不労所得となりました。
でも、とてもブルーな気持ちです。
4 ベネフィット・ステーションが使いたかった
管理人の会社は、経費節減のため、管理人が定年退職した直後に福利厚生部門の一部をベネフィット・ワンに委託し、健康管理やベネフィット・ステーションが使えるようになりました。
(´Д`)
退職した翌年からベネフィット・ステーションが使えるようになるとは、あまりにもみじめでした。
しょせんサラリーマン家業は、使い捨ての社畜であることをしみじみと感じました。
いろいろと調べていくうちにベネフィット・ワンには株主優待の特典として、100株保有するとベネフィット・ステーションが利用できることを知りました。
(株)ベネフィット・ワン【2412】:株主優待 - Yahoo!ファイナンス
ベネフィット・ワンの株は、コロナショックの終息とともに株価が大暴落しています。
そこで、ベネフィット・ステーション優待欲しさに100株ほど投資してみたというわけです。
しかし、そこが底ではありませんでした。
出典:SBI証券
2023年10月には1,000円を割り込み、あっという間に‐30,000円もの損失を抱えてしまいました。
でも、ベネフィット・ステーションで十分に元が取れると計算しました。
1 飲食店優待
2 ベネステ・無料eラーニング
飲食店優待は、店舗によって10%引きで利用できます。
また、ベネステ・無料eラーニングは、なんと1200もの資格を無料で学ぶことができます。
資格eラーニングは、ものによって何十万円もかかるのが無料です。
買値より最大-30,000円もの含み損失となりましたが、数年で元は取れると算段していました。
配当金も3,600円あるのも心強かったです。
上場廃止でこれらサービスは消滅となりました。
今後第一生命HDがどういう形で残していくのか不透明です。
個人的には、エムスリーに勝ってもらい、ベネフィット・ワンの上場を残しておいてほしかったです。
5 まとめ
足で砂をかけられたような会社の仕打ちがあまりにも悲しくて、管理人は同様サービスが受けられるベネフィット・ワンの株を買い求めました。
値上がり益は求めません。
株主優待のベネフィット・ステーションが使いたかったから投資しました。
ところが投資して、来年度からの株主優待を待っていたら、わずか3か月でエムスリーのTOB宣言です。
さいわいベネフィット・ワンの上場は残すということだったので、サービスの質的変化は不透明なれど一安心しました。
しかし、そこに11月13日に巨大戦艦第一生命HDが乗り込んできました。
第一生命HDは3兆円を超える潤沢は資金があり、エムスリーに勝ち目はありませんでした。
まるでとんびに油揚げをさらわれたような気分です。
今後、ベネフィット・ワンの福利厚生サービスを委託しているわが社もどういうサービスの質的変化が起きるかわかりません。
嗚呼!
それにしても管理人は、2023年から買った途端のTOBに当たりっぱなしです。
1 ビジョナリーHD
2 システム情報
3 ベネッセ
4 グローセル
5 ベネフィット・ワン
あまりのポンコツ選定眼がいやになります。
ベネフィット・ワンでいただいた確定益+71,636円で何を買うかだけが楽しみとなりました。
嗚呼!
TOB戦争のときはワクワクしていましたが、終戦を迎え退場した後は、ベネフィット・ステーションが使えないことが無念でなりません。
あわてて1,600円で売却しなかったことは幸いですが、そもそも売却考えはありませんでした。
嗚呼!悲しみが滓のように溜まっている気分です。
株式投資はくれぐれも自己責任でご判断されますようお願いします。
さらばベネフィット・ワン!
ブログとかベネフィット・ワンに愛と真の情報を
それではまた