ようこそ(^^)/
人生を豊かに生きるためには、健康とお金がとても大切と考える当サイトのぽんこつ盆栽株主ぱんぱんぱぱです。
さて、みなさんは株主優待に興味や関心をお持ちですか?
株主優待投資は、値上がり益(キャピタルゲイン)や配当益(インカムゲイン)が得られる可能性があるばかりでなく、ギフト券や金券などもいただけるとてもお得な株式投資法です。

最近は株主優待投資法はすっかりニューノーマル投資法となりました。
特に優待名人桐谷さんが提唱する「配当金+優待>利回り3.5%以上」の投資法はすっかりスタンダードになっています。
しかし、株価は常に業績に連動します。
特に自動車関連株は、為替、関税、景気、世界の動向等の影響をもろに受けやすく、投資するには一種の怖さがあります。
管理人は自動車関連株投資は過去何度も痛い目に逢ったこともあり、できるだけ回避してきました。
そこで、勇気を振り絞って一昨年前より自動車関連株にもチャレンジすることにしました。
株式投資には胆力が必要です。
絶望の林を潜り抜けた先に待っているのは、楽園かそれとも地獄か?
くれぐれも株式投資は自己責任でご判断ください。
1 ヨロズよりクオ・カード ペイ届く
世界規模のサスペンション製造会社ヨロズより、クオ・カード ペイがデジタルギフト優待品として届きました。

ヨロズの株主優待は、長期継続保有によるランクアップ制度を採用しています。

たったの100株保有でも、1年未満は1,000円、1年以上3年未満は2,000円、3年以上はなんと3,000円の優待品若しくはクオカードもしくはクオ・カード ペイが贈呈されます。
破格の株主優待です。
ヨロズの配当金は2026年3月期31円の予想です。

(株)ヨロズ【7294】:配当情報 - Yahoo!ファイナンス
2025年9月5日終値は998円です。
利回りを計算してみます。

3年後には6.11%と超高利回りです!
2 管理人が投資してみた結果
管理人は2023年8月4日にヨロズ株を100株ずつ2名義で投資してみました。
もちろん配当金再投資です。
![]()
これまで4回配当金をいただきました。
2年間で配当金+優待分の合計額は、18,000円です。

ただし、株価は波乱万丈です。
トランプ大統領による相互関税の影響と日産の不振が原因と考えられます。

(株)ヨロズ【7294】:株価チャート - Yahoo!ファイナンス
2024年には1,271円まで騰がり、気分は上々でしたが、日産の経営危機に加え、トランプ大統領の自動車相互関税により株価は大きく下落してしまいました。
高値で売っていれば、+70,000円と配当優待分の約12年分です。
でも管理人にはそれができません。
300円以上も下落してしまい、今に至っています。
幸い株価も1,000円前後にとどまっています。
管理人の簿価上の利回りは、5.73%なので3,000円のクオ・カード ペイを手に入れるため保有し続けます。
なお、ヨロズの株価は2017年には3,000円近くまで跳ね上がっています。
自動車関連株の株価はボラタリティが激しすぎます。

3 河西工業株は1/20大暴落
自動車内装メーカーに河西工業という会社があります。
2015年にクオカード優待を開始しました。
100株で1年未満で1,000円、1年以上で2,000円のクオカードが進呈されました。
管理人はコロナショック後優待株投資に目覚め、クオカード優待を知りました。
2020年当時、優待名人桐谷さんも河西工業株を強く推していました。
また、管理人がライバル視しているパチスロFIREくんブログでも1,200円で買ったと報告していました。
yところが河西工業株はコロナショックと日産車の販売不振で大きく値を下げ、2020年8月には400円前後にまで下落してしまいました。
河西工業のクオカードが1年未満で1,000円、1年以上で2,000円優待はあまりに魅力的でしたが、当時の管理人は三菱UFJフィナンシャル・グループ株と三菱UFJリース(現三菱HCキャピタル)に傾注中のため、余力がなく悶々としながらただチャートを眺めるだけでした。
そして2020年8月5日、河西工業は株主優待廃止を発表しました。

河西工業(株)【7256】:株価チャート - Yahoo!ファイナンス
株価はガラガラと音を立てたように下落し、現在113円(2025.9.5)にまで下落しています。
わずか8年前、2018年には2,000円もの値をつけていた株価は、約1/20まで大暴落となっています。
原因は5割を占める日産向け内装品にあります。
ヨロズも日産向けが7割を占めています。
これからも持ち続けることができるのか恐怖の日々です。
ただし、ヨロズの場合、世界第3位のサスペンションメーカーで、その技術力は自動車メーカーが手ぐすねを引いています。
現在トヨタプリウスのサスペンションも受注し、確実に日産以外への進出も順調です。
これがあるからこそヨロズは今のところ河西工業のような株価にはなっていません。
今後、日産向け以外の受注がうまくいくかどうかに命運がかかっています。
株主優待を廃止したり、減配があれば直ちに売却を考えなければなりません。
この恐怖に耐えなければ、自動車関連株を保有し続けることは無謀です。
2025年9月5日に、なんとかアメリカと相互関税協定書面締結となったので、当面は大丈夫とは踏んでいますが、今後どうなるかはわかりません!
4 原田工業は株価半値
原田工業は国内第1位の自動車アンテナメーカーで、主にトヨタ系自動車に納入しています。
2018年にクオカード優待を開始しました。
たったの100株で1年以内で3,000円分のクオカード、1年以上で4,000円のクオカードを進呈していました。
原田工業株を知ったとき、思わず買おうとしました。
しかし、配当金がとても少なくて買うのをためらいました。

原田工業(株)【6904】:株主優待 - Yahoo!ファイナンス
株価は1,000-1,100円でしたが、配当金が5.5円では3,000円のクオカードをもらっても利回りが3%ちょっとだったからです。
しかも、自動車用のロッド式アンテナはどんどんなくなっています。
現在はシャークフィン型やガラスフィルムアンテナが主流となっています。
原田工業は2023年11月に優待を改悪し、1年以上1,000円のクオカード、5年以上1,500円のクオカード優待としました。
株価はチュドーンと下落しました。

原田工業(株)【6904】の掲示板 2025/02/22〜 - 株式掲示板 - Yahoo!ファイナンス
管理人は悩みに悩み、ついに買うまでには至りませんでした。
最後まで買わなかったのは、3,000円分のクオカードが、1,000円×3枚だったからというバカみたいな理由からです。
もし、クオカード優待が1,000円のクオカード3枚ではなく、3,000円のクオカード1枚としていたらまちがいなく買っていました。
クオカード優待に狂ってしまうと、高額クオカードが欲しくてたまらなくなるから不思議です。
原田工業のヤフーファイナンス掲示板でも敗者の弁が少なくありません。
怖ろしい。
自動車関連株の優待目的の株式投資は本当に怖ろしいです。
5 まとめ
世界的なサスペンションメーカーであるヨロズから、2回目の株主優待品が贈呈されました。
クオ・カード ペイ2,000円×2枚です!
クオ・カード ペイは有効期限3年間ですが、クオカードに比べはるかに使い出があります。
たとえばクオカードでは飲食店はデニーズしか使えません。
しかし、クオ・カード ペイは大戸屋、吉野家、松屋、スシロー、くら寿司、かっぱ寿司、和食さと、ステーキ宮、牛角などでも使えます。
コンビニもクオカードはマツキヨしか使えませんが、クオ・カード ペイはマツキヨのほかにサンドラック、サツドラ、Genkey、スギ薬局、ココカラファイン等でも使えます。
ただし、ヨロズでクオ・カード ペイを手に入れるには、さまざまな要因で変動する株価に耐えることができるかにかかっています。
幸い管理人がヨロズ株に投資したタイミングは、底値に近かったようで、なんとか含み益を保っています。
しかし、未来永劫かと思うと断言はできません。

ヨロズもまた2017年には3,000円近かった株価が、わずか8年後の現在は1/3近くにまで暴落しているからです。
河西工業や原田工業の末路を見るに妻の言うことも理解できます。
クオ・カード ペイを手に入れれば、大戸屋、吉野家、スシローなどバカ高い食品株を買わなくとも優待権利と同じ利用ができます。
ただ、繰り返すようですが、自動車関連株の変動はすさまじいです。
優待にほれ込んでしまうと、身動きできなくなってしまいかねません。
なお、桐谷名人は2025年3月31日にも河西工業を買い増ししているそうです。
彼はまだ値上がりを狙っています。さすがです。

まあ、管理人も別の自動車関連株で8年ほど捕まってしまい、困っています。
なんとかトランプ相互関税協定締結をきっかけに騰がってくれることを祈るだけです。
くれぐれも株式投資は自己責任でご判断ください。
ブログとヨロズと自動車関連株とクオカード優待に愛と真の情報を
それではまた