ようこそ(^^)/
人生を豊かに生きるためには、健康とお金がとても大切と考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。
2022年、世界の株式市場が変調です。
まさに寅年の相場の格言、「寅千里を走る」そのもののように毎日大荒れです。
日経平均株価【998407.O】:チャート - Yahoo!ファイナンス
1月27日(木)は、朝方27,139.88円(+128.55円)と騰がってくれホッとしたのもつかの間、終わってみれば26,170.30円です。
始値と終値の差は、969.58円です。
毎日毎日こうボラ(変動)が激しくては身体が持ちません。
それはNYダウ市場も同じです。
1月27日は、開始直後+700$も高くなり、明日は何とか戻るかなと安心して床につきました。
朝方見ると、-7.31$です!
おはギャー!
また、今日もきびしい戦いが続きそうです。
世界一の株式投資の神様ウォーレン・バフェット氏の言葉「株式投資の神髄は耐えること」について、あるポンコツ盆栽株主の生き残り戦略を考えてみます。
- 1 2022年の株式投資は本当にきびしい!
- 2 管理人の支持するFIRE君の2022年1月の収支
- 3 管理人も一時は+150万円だった・・・
- 4 2022年1月27日大暴落来たる!
- 5 2022年1月28日夜間は、恐怖の時間
- 6 2022年1月28日(金)マイポートフォリオ
- 7 売却しなくてよかった
- 7-1 買うこと
- 7-2 売ること
- 7-3 見(けん)すること
- 8 まとめ
1 2022年の株式投資は本当にきびしい!
今、FIREという新しい生き方にムーブメントが起きています。
FIREとは、「Financial Independence, Retire Early」の頭文字をとった言葉です。
「経済的自立を勝ちとり、早期リタイアの実現」を意味する言葉です。
30代、40代のうちに一生懸命働いて、貯えたお金を株式投資などで運用し、一生食べるに困らない不労所得の収益源を確保します。
そして、経済的自由を勝ち取り、会社に縛られない自由な生き方を手に入れます。
必要な額は、7,500万円から1億円です。
これを年利回り4%で運用します。
税込みで、年間300万円から400万円の配当所得が手に入ります。
もっとも、ここから20.315%の所得税や地方税が徴収されます。
正味239万円から318万円の配当所得で、暮らしていくことになります。
働いているサラリーマンに比べ、生活は相当切り詰めなければなりません。
今後金融所得課税を強化する動きが、与党税制調査会で論じられており、おおむね30%が妥当という意見が少なくありません。
もし30%にでもなれば、年間210万円から280万円の正味所得となります。
実にきびしい生活となります。
それでも会社を辞めて自由を獲得したいと考える人には魅力的な生き方かもしれません。
2 管理人の支持するFIRE君の2022年1月の収支
数あるFIRE君ブログで、これぞ本物というブログが2つあることを先日紹介しました。
反響があり驚いています。
A君のブログもB君のブログも個別株をすべて晒しているのが気に入りました。
SBI証券のポートフォリオをそのまま貼り付けています。
管理人にはとても真似できません。
A君は東証一部上場高配当優良株への株式投資が専門です。
配当金額は今や年間580万円というまさにFIRE達成者です。
B君は、小型株専門です。
2021年の年間収支は、なんと+890万円、投資利回り+18.09%という超凄腕です。
ポンコツ盆栽株主の管理人は、2021年は無念にもマイナス運用でした。
管理人は、かろうじて配当益と優待益で100万円ほどの株式投資益とすることができました。
含み益ではマイナスの邪道そのもののポンコツ野郎です。
凄腕の2人は、SBI証券のポートフォリオをそのまま掲載し、個別株の購入株価まで掲載している稀有のFIRE君です。
1月27日の日経平均株価-841円時点での2022年1月の損益を勝手に計算してみました。
ごめんなさい。
A君 -420万7,650円
B君 -938万9,000円
なんとB君は、2021年の運用益+890万円を1ヶ月足らずで吐き出してしまいました!
これが、株式投資の怖ろしさです!
凄腕のA君やB君でもマイナス運用です。
2022年の株式投資は本当にきびしいです。
3 管理人も一時は+150万円だった・・・
管理人の投資成績は、2022年はロケットスタートとなりました。
一時+150万円まで行きました。
ところが、その後も株価のボラ(変動)は激しく、あえなく撃沈です。
A君やB君ほどではないにしろ、マイナスの世界に漂っています。
まさに寅、千里を走るそのものです。(´Д`)
4 2022年1月27日大暴落来たる!
怖れていたことが生じました。
2022年1月26日アメリカFOMC(連邦公開市場委員会)が利上げを容認しました。
これを受けて、FRB(米連邦準備制度理事会)は、3月から1年に4-5回に分けて、金利を上げることを決定しました。
アメリカはインフレと決別するためにゼロ金利政策を止めることを決定しました。
いつまでもマイナス金利が止められない我が国に比べ、やはりアメリカはすごい国です。
金利が上がれば、株式市場から安全運用である銀行預金にお金が流れます。
株式市場は大きな影響を受けます。
1月27日の日経平均株価です。
-841円!
我がポンコツ盆栽株もダメージを受けました。
-669,022円!
泣けます!
せめて1月はプラス運用で終わりたかったのに・・・。
このダメージは大きすぎます。
明日もきびしそう・・・。
季節も心も大寒です。
5 2022年1月28日夜間は、恐怖の時間
NY市場は、日本時間23:30から開場です。
1月28日午前1時頃のダウ平均は、+700$を超えていました。
ああ、1月28日は半値戻しくらいあればいいな。
ところが朝起きると・・・
おはギャー!
+700$→-7.31$
世界の株式市場は、めちゃくちゃです。
6 2022年1月28日(金)マイポートフォリオ
運命の1月28日です。
朝方こそ今一つでしたが、なぜかぐんぐん日経平均が騰がっています。
+661,488円!
1月27日と28日の差し引きは・・・
-7,534円!
2日間で、-7,534円で済みました。
7 売却しなくてよかった
保有株が大きく下落したとき、株主がとりうる方法は3つです。
1 買うこと
2 売ること
3 見(けん)すること
7-1 買うこと
株価が下落したら、ナンピン買いと称し、下がったところで買い増しし、平均単価を下げることが可能です。
たとえば1,000円の株価の株を1,000株保有していたとします。
購入資金は、100万円です。証券会社の買い付け手数料が必要です。
しかし、思惑に反して600円にまで下落してしまうと40万円の損失です。
そこで600円の時にさらに1,000株購入します。
購入額は160万円となりましたが、買値の平均値が80万円となったので、20万円の損失で済みます。
しかし、これが悪手です。
「へたなナンピンすかんぴん」という相場の格言もあります。
ナンピンしてもさらに株価が下落することはよくあることです。
できるだけ底値で購入すれば、ナンピン買いは成功しますか、そこが底なのかは神にしかわかりません。
7-2 売ること
下落した株価は、もっと下落してしまうことが日常茶飯事です。
地獄の株ホープの株価は典型的です。
(株)ホープ【6195】:チャート - Yahoo!ファイナンス
そこで、見切りをつけて、いったん損切りして手仕舞するわけです。
1,000円の株が800円に下落して損切りすると20万円の損失となります。
そこで、600円に下がったところで再度購入します。
差し引き0円になる超高等戦術です。
うねり取りともいいますが、まず一般投資家には無理です。
ホープの株価チャートを見れば、いつ損切りしても際限なく下がっています。
とてもじゃないですが、うねり取りなどできません。
7-3 見(けん)すること
そして最後が見(けん)するです。
暴落時でも、株価が騰がることを信じて何もしないで持ち続けます!
嵐の過ぎ去るのを待つ方法です!
実に消極的な方法です。
しかし、現物で持っている限り最強の方法と管理人は信じています。
信用での株式投資は最長6ヶ月の期限で精算しなければなりません。
しかし、現物は好きなくらいほったらかしておくことができます。
管理人の保有するポンコツ株の最長保有期間は34年です。
このポンコツ株は、今でも買値の半分にも満たない腐れ株ですが、配当がいいため、34年の年月のおかげでトータルではプラス域です。
こういった配当金によるセーフティーネットを使えるのも現物のおかげです。
兜町界隈で伝説の相場師、平野憲一氏も現物株で耐え抜くのが一番と推奨しています。
ポンコツ盆栽株主の管理人は、耐える方法で、暴虐無尽の株式市場で戦うしかありません。
8 まとめ
2021年株式投資は大荒れです。
毎日何百円という日経平均やダウ平均ばかりで、落ち着く島もありません。
先ほどの平野氏は、コロナショックでの株式市場で戦うには3つの戦略が必要と言っています。
証券会社に入社してすぐのオイルショックから始まり約50年間、実に多くのショックを見てきました。その経験から1つ言えるのは、耐久力のある投資家が生き残ってきたということ。
耐久力とは、「信用取引などの投機を一切やめて、現物株取引のみで向かえる余裕がある」ということです。目先の株価の上下は気にせず、ひたすら持ち続ける。そして余裕があれば下値で資金を追加する。そうした投資家たちが、次の上昇相場で持ち返しサバイブしてきた。
兜町の重鎮が語る「コロナ危機は現物株のみで耐え抜く」: 日本経済新聞
1 現物株で取引きする
2 ひたすら持ち続ける
3 下値で資金を追加する
同じことを株式投資の神様ウォーレン・バフェット氏も言っています。
株式投資の極意とは、いい株を安いうちに買い、長く持つこと、これに尽きます。
乗り切りましょう!
乗り切りたいです!
それではまた
それにしても1月28日は助かりました!