ようこそ(^^)/
人生を豊かに生きるためには、健康とお金がとても大切と考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。
さて、管理人はポンコツ盆栽株主です。
現在単元株を47銘柄、端株を16銘柄保有しています。
このたび合計50,589株保有者となることができました!
管理人は、株式取引ウン十年のポンコツです。
昔は、株式取引といったら1,000株単位が最低単位でした。
100株株主優待という発想をほとんど持っていなかった化石です。
唯一持っていたのはイオン株です。
配当金もなんとか毎年度税抜きで100万円が入るようになったので、遅ればせながら株主優待で、Quoカードやギフトを手に入れようと、コロナショック後から勉強を重ねています。
でも怖い!
怖すぎます!
東京市場の市場区分が2022年4月より3区分に統合されてから、株主優待を取り止める上場企業が増えているからです。
株主優待の改悪や廃止のインパクトは強烈です。
株価自体を大きく下落させてしまいます。
業績や将来性や割安性で投資していた管理人には、まったく異質の世界です。
株主優待投資は、決してバラ色のパラダイス投資法ではありません。
いつも改悪と廃止という恐怖の中で、地獄の窯の淵に佇んで、投資するか否かをおのれの胆力と運で勝負に出るハイリスクの世界かもしれません。
1 東京特殊電線(5807)が欲しかった
株主優待で一番欲しいものは、管理人の場合金券です。
Quoカード(クオカード)が欲しいです!
クオカードはギフトと違い、使い道が自由だからです。
個人投資家も同じ考えで、高額クオカードを株主優待で進呈する銘柄は大人気です。
管理人がリサーチしていた株は、東京特殊電線(5807PRM)です。
古河財閥系の名門企業で2013年から減配はありません。
2023年3月期からは配当100円の大盤振る舞いです。
しかも、株主優待がすごかったです。(過去)
保有しているだけで、クオカード3,000円進呈!
1年以上保有なら、なんと5,000円にランクアップです!
ところがです。
2022年5月12日になんと株主優待の発表となりました!
当社は、2022年3月31日現在の株主名簿に記載又は記録された100株以上を保有する株主様への贈呈をもちまして、株主優待制度を廃止することといたしました。
今後も、株主の皆様への利益還元を経営の重要事項と位置づけ、さらなる企業価値の向上に取り組んでまいりますので、何卒ご理解を賜りますようお願い申しあげます。
株価は暴落となりました!
東京特殊電線(株)【5807】:チャート - Yahoo!ファイナンス
衝撃の発表があってから半年近くが経ちますが、株価は暴落したままです。
2,800円⇒2,194円!
5,000円のクオカード欲しさに、約60,000円も損失を被っているのでは、泣いても泣ききれません。
株主優待改悪は、株主優待投資家にとっては恐怖以外の何物でもないことを知りました。
2 メディアスHDも残酷だった
東京特殊電線やメディアスHDのクオカード優待は、ザイONLINEのサイトで知りました。
まだ、記事が修正されていないのはちょっと納得がいきません。
メディアスホールディングス(株)【3154】:チャート - Yahoo!ファイナンス
この度、適切な株主還元のあり方について慎重に検討した結果、株主の皆様に対する公平な利益還元の観点から剰余金の配当方針並びに優待制度について下記の通り変更することといたしました。
3年持てば、クオカードが1,000円から3,000円にランクアップしました。
それが唐突の改悪です。
株価は1,000円前後⇒689円!
3,000円のクオカード優待を目指して買った人は、現在30,000円以上損失を抱えてしまっていることになります。
個人投資家は、株式情報誌の情報に安易に飛びついてはならないことを痛感します。
3 大成温調(1904)も株主優待改悪!
管理人は株主優待株探しの長い旅で、大成温調(1904)の株主優待にたどり着きました。
空調機器メーカーは不動産業が活況となると相対的に業績が上向きます。
管理人は、ヒューリックやトーセイに投資しているので、大成温調も投資しようかどうか悩みに悩んでいました。
そんなときです。
株主優待改悪!
大成温調【1904】2022年05月12日 開示情報 - 株主優待方法変更のお知らせ
100株の株主優待がなくなってしまいました・・・。
大成温調(株)【1904】:チャート - Yahoo!ファイナンス
ただし、増配対策をしたこともあり株価は復調しています。
2022年3月期 年間配当を72円→76円(前の期は72円)に増額
2023年3月期 前期比2円増の78円に増配
こんなこともあり、結果的にまだ投資はしていません。
クオカード3,000円が欲しかったのです。
4 新晃工業もまさかの改悪!
新晃工業(6458)は、空調機器製造メーカーです。
大成温調を調べていた時にこの企業を偶然知りました。
業績は安定していて、この10年減配はありません。
自己資本率も71.3%と良好で、PERも10倍以下です。
株主優待が魅力でした。
珍しく100株で図書カード1,000円分の株主優待です。
ただし、3年以上保有すれば3,000円相当のギフトカタログが進呈されます。(2023年3月期まで)
コロナショック時の2020年3月期のみ減配がありましたが、配当は右肩上がり傾向です。
ところが2022年10月20日に株主優待改悪を発表しました。
新晃工業(株)【6458】:株主優待 - Yahoo!ファイナンス
100株の場合、1年未満の株主優待は廃止となりました。
材料費が高騰で業績も悪化しているようです。
株価はずいぶんと下げています。
新晃工業(株)【6458】:チャート - Yahoo!ファイナンス
まさかここまで下げるとは唖然です。
結局大成温調が株主優待改悪し、業界全体の不調が感じられていたので、買えないままでいました。
新たに株主優待改悪では、当面この業界への投資は個人的に回避したいところです。
5 まとめ
株式投資の新たな魅力である株主優待に管理人はようやく目覚めようとしていたところに相次ぐ株主優待改悪や廃止が続き、管理人は少々戸惑っています。
やはりキャピタルゲイン狙い?
いやいや、インカムゲイン(高配当)狙い?
ただし、株主優待狙いは、リスキーすぎることを改めて学びました。
株主優待を改悪すると、優待目当てで投資していた株主が一斉に去ってしまい、売り手市場になってしまいます。
それほど株主優待パワーってものすごいことを改めて感じます。
いわゆるイナゴパワーです。
いつになったら、管理人のクオカードは増えるのでしょうか?
現在、管理人は7社から計14,300円分のクオカードしかもらっていません。
それにしてもクオカードが欲しい!
早く9月末中間決算の配当金が入ってほしい!
それまではどうか株価が下落のままでいてほしい!
それにしても、株式投資は株主優待のみを目的にすると大きな損失を抱えてしまいがちであることを改めて知りました。
くれぐれも株式投資を行う際は、株主優待に目が奪われるばかりでなく、業績や理論株価、将来性などをじっくりと検討したうえで投資に臨んでください。
株式投資は本当に怖ろしいです。
まるで、地獄の窯が開いて、その淵で一人不安に駆られて、足がすくんで動けなくなっているかのようです。
株主優待は余裕資金でチャレンジしましょう!
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