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人生を豊かに生きるためには、健康とお金がとても大切と考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。
さて、みなさんは株式投資にチャレンジされていますか?
我が国では、1,900万人の個人投資家が、家計資産を増やすべく、日々株式投資にチャレンジしています。
中でも、株主優待目的の株式投資は、桐谷正人さんの影響もあり、大人気です。
かくいう最近の管理人もです。
一般には、株主優待といえば、カタログギフトやクオカードの進呈が多数を占めています。
特に最近の傾向として、優待権利のみを掠めとる優待クロス取引を嫌って、長期株主により恩恵の高い優待を提供する長期優待がトレンドとなっています。
しかし、残念ながら株主優待制度は決して恒久的な制度ではありません。
このたび、長期株主に手厚い株主優待制度を採用していたメディアスHD(3154)が突然株主優待制度を改悪しました。
この影響で株価は暴落です。
今後、日本の株式市場でも、株主優待制度はいつの日か消え去る運命にあるのでしょうか?
さみしいです。
1 メディアスHDの株価
まずは、メディアスHDの株価チャートを刮目してください。
メディアスホールディングス(株)【3154】:チャート - Yahoo!ファイナンス
まさにちゅどーんという暴落です。
暴落の理由です。
この度、適切な株主還元のあり方について慎重に検討した結果、株主の皆様に対する公平な利益還元の観点から剰余金の配当方針並びに優待制度について下記の通り変更することといたしました。
1年未満 1,000円クオカード
3年未満 2,000円クオカード
3年以上 3,000円クオカード
育てる株主優待のはずが、保有条件を問わず、1,000円分相当の優待商品だそうです。
今まで、3,000円のクオカード欲しさに保有してきた投資家は呆然自失ではなかったでしょうか?
2 怒りのヤフーファイナンスの声
ヤフーファイナンスから、株主優待改悪の声を拾ってみました。
クソ中のクソ
ここほど酷いの見た事ないわ
長期優遇なんぞや
株主なめんな
二度と買わねえ、サヨナラ!
さすがにこの業績、配当利回りで、クオカード優待なくなったら、即売りです。クオカード優待さえ廃止されなければずっと持ちたかった銘柄なので残念でした。
継続保有価値を無くしたのが長期株主の怒りを買う
株式投資の世界では、株主優待目的で投資する人が少なくないということがわかります。
株主優待を設置する際に、不公平であることがわかっていながら、公平な利益還元の観点からって、意味が分かりません。
3年超えを狙っていた株主の方は、さぞかし無念であったことでしょう。
その無念さが-18%下落、8月5日No.1下落という不名誉な記録を作ってしまったとしかいいようがありません。
でも、決して他人事ではないことに恐怖を抱きます。
3 管理人も育てる優待株はいくつも持っている
メディアスHDの株主優待改悪は、決して他人事ではありません。
東証市場は2022年4月1日より、市場区分を3区分に再編しました。
この再編をきっかけに株主優待を見直し、改悪若しくは廃止の流れが強まっています。
株主優待人気No.1だったオリックスの株主優待が廃止となるニュースには、衝撃が走りました。
ちまたではオリックスショックと囁かれました。
管理人も保有しています。
リコーリース
トーセイ
ヒューリック
特にトーセイは2019年11月に株主優待を新設し、もれなくクオカードがもらえました。
しかし、2021年11月に1年以上保有しないとクオカードがもらえなくなってしまいました。
ただし、長期株主優待制度も合わせて創設したので、必ずしも改悪とは言えません。
5年も保有しないと3,000円のクオカードがもらえないなんて・・・。
5年はさすがに長いです。
信じるしかありません。
改悪の可能性も0ではないところが、株主優待目的の投資家にとってはつらいところです。
投資した企業を信じて持ち続けるしかありません。
ただし、業績好調であれば株主優待改悪の可能性は低いと思われます。
メディアス株の場合、前期も減配しており、株主優待改悪のうわさはありました。
2021年 21円
2022年 19円
2023年 14円
減配や無配が始まれば、株主優待改悪の可能性は高まることを覚えておいて損はないと思います。
4 高配当連続増配は正義
管理人の保有するリコーリースは26年連続増配株であり、花王に次いで、連続増配期間第2位につけています。
リコーリースの株主メリット | IR情報 | リコーリース株式会社
しかも、2022年3月期は5円増配し、120円とします。
さらに2023年3月には15円増配し、135円の配当です。
こういった超優良企業であれば、長期優待の改悪はないと信じたいです。
また、トーセイもまた業績は好調です。
2020年のコロナショックまで9期連続増配を続けていました。
コロナショックで途切れるも再び2期連続増配です。
さらにホテルチェーンにも乗り出し、ホテル優待券も始めました。
業績は好調です。
ヒューリックは隠れた連続増配10期中の連続増配株です。
都心部に不動産を多数持ち、経営は盤石です。
ヒューリックの株主優待の歴史は長く、そう簡単に止めはしないと思われます。(管理人意見)
5 まとめ
メディアス株の突然の長期優待改悪発表には驚きました。
このショックは、オリックス優待廃止、ひろぎん優待1年改悪に次ぐものです。
長く続く安定株主を増やすために始めた長期優待制度を舌の根も乾かないうちに公平な利益還元のためにとは一体なんででしょう?
十分に検討したからこそ、長期株主優待制度を始めたのではないでしょうか?
やはり医療関連株は浮き沈みが激しいです。
個人投資家にとってはとても難しい株だと思います。
メディアスショックは、長期優待株に投資を目指す管理人にも深甚の恐怖を植え付けてくれました。
株式投資は、株主優待ばかりに目が行かないように注意したいものです。
好業績が株価を支えてくれます。
くれぐれも株式投資は自己責任によりご判断願います。
ブログと高配当連続増配株投資に愛と真の情報を
それではまた