ようこそ(^^)/
人生を豊かに生きるためには、健康とお金がとても大切と考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。
さて、みなさんは議決権行使でクオカードをもらえる株式銘柄があることをご存じですか?
↓ 大黒屋ホールディングスよりクオカード500円×2=1,000円分いただきました♪
お得なことはお得です。
ですが、おススメはできません。
めくるめく狂気の世界、議決権行使でクオカードを手に入れる世界に誘いましょう。
ただし、繰り返しますが、極めてハイリスクです。
くれぐれも自己責任によりご判断ください。
恨みっこなしですよ。
1 大黒屋ホールディングスより議決権御礼品届く!
我がキングオブくそ株コレクションのひとつである大黒屋ホールディングスより、議決権行使に対する御礼品が届きました。
アイキャッチにあるクオカードです。
クオカード500円が2枚大黒屋HDより進呈されました!
株価はわずか54円(2022.8.12現在)です。
単位株(100株)を購入しても、わずか5,400円で議決権を有する株主になることができます!
5,400円の投資で500円のクオカードがもらえます。
年利回りは驚異の9.26%です!
2 大黒屋ホールディングス株式投資の蹉跌
管理人が大黒屋HDに夢を賭けたのは、議決権行使で500円のクオカードを手に入れるなどみみっちい目的ではありませんでした。
目標はデカく、テンバガーを目指すことでした。
議決権行使でクオカード返礼があるなんて、一昨年まで知らず、権利をぶん投げていたたわけ者です。
管理人は、カジノIR推進法が可決成立の動きに見越し、大黒屋ホールディングスにテンバガーの夢を賭けました。
公布は2016年10月です。
2020年東京オリンピック開催をにらんでの強硬可決となりました。
我が国の市場は1兆円の純益という目論見もあり、当時大阪市を始め横浜市、東京都、佐世保市、和歌山市、北海道など次々と名乗りを上げました。
建設業界だけでなく、遊戯機メーカー大手のユニバーサルやセガサミーなど株価が高騰しました。
民営ギャンブル場が認められれば、当然のごとくのめり込む人たちが多数生じます。
家計資産をつぎ込み、家財をつぎ込み、ついには不動産など全財産をつぎ込みます。
とポンコツ野郎は考えたわけです・・・。
勝負に出ました。
しかし、こんな素人考えする人は、管理人の他にもいくらでもいたようです。
カジノIR推進法が公布される2年前の2014年に、なんとテンバガーを達成していました。
管理人の参入は、その後であり時機を逸しました。
大黒屋ホールディングス(株)【6993】:チャート - Yahoo!ファイナンス
管理人の場合、まだ買値より高いのが心の支えです。
高値360円で投資した人は、資産価値が1/7となっています。
超低位株だからとナメてかかると超不良債権となってしまいます。
一時は22円まで下落した過去もあるので、油断は禁物です。
3 ピクセラ議決権行使御礼が怖すぎる
大黒屋ホールディングスと同じく、議決権行使で500円のクオカードを御礼として進呈する企業はいくつかあります。
しかし、ほとんどの場合、株価が下落している企業であることに要注意です。
超有名な企業の中にピクセラ(6731)があります。
(株)ピクセラ【6731】:チャート - Yahoo!ファイナンス
2022年8月12日終値11円!
単位株100株投資でもわずかに1,100円です。
1,100円で議決権行使で500円のクオカードであれば、利回り55%です!
思えば、オンキョーも株価数円となっても議決権行使御礼でクオカード500円を進呈していました。
そして、オンキョーは2022年5月13日に自己破産しました。
自己破産すれば株券は紙切れです。
管理人がピクセラの議決権行使御礼を知ったのは、ピクセラの株価が40円の頃です。
買おうか買うまいか悩み、今に至っています。
株価が1ケタとなったら、危険信号点滅です。
もしピクセラを40円で買っていたら、現在2,900円の大損です。
いくら500円の議決権行使御礼クオカードをもらっても、株価が下落してしまえば元も子もありません。
管理人にはとても真似ができません。
ミセスワタナベでなければとてもチャレンジはできないと思います。
4 ダイトウボウ議決権御礼の戦慄
ダイトウボウは明治時代に毛織メーカーとして名を馳せた創業130年近い名門企業です。
時代の波に翻弄されながらも、現在は静岡県の工場跡地にショッピングモールを作り、その賃貸料を主な収益として存続しています。
ダイトウボウ(株)【3202】:チャート - Yahoo!ファイナンス
ダイトウボウは2018年に社名を変更し、そのときから議決権行使御礼に500円クオカード御礼を始めたそうです。
管理人がそのことを知ったのは、コロナバブルでダイトウボウマスクが期待された2020年です。
株価が爆裂し、3倍以上(300円)に跳ね上がりました。
120円で買おうかどうか悩み、現在に至っています。
2022年8月12日終値は、90円!
買おうと思っていた時よりも3,000円も下落しています。
もしも120円で投資していたとしたら、クオカード2年で1,000円分もらっても差し引き2,000円の損失です。
特に2022年のダイトウボウの議決権行使には戦慄が走ったようです。
議決権行使御礼に血道を目指すツイートはざわつきました。
クオカード500円御礼がなくなるかも?
結果的には2022年度も議決権御礼にクオカード500円は進呈されました。
いつ止めるかわからない議決権行使御礼を目的に投資する危うさはハイリスクだと、今回の騒動で思いを強くしました。
5 まとめ
超低位株は単位株での数千円の投資で済みます。
超低位株の場合、業績が悪化して疑義注記として取り扱っている場合がほとんどです。
それでも利回りが数%~50%近くなる議決権行使御礼は魅力的です。
中には家族名義で数人分のクオカードを手にする猛者もいるようです。
ですが、当然のようにハイリスクが存在することを忘れてはいけないと思います。
1 倒産リスク
2 株価下落リスク
超低位株の場合、この2つのリスクに常に悩まされます。
議決権行使御礼目的で投資しても、倒産してしまえば株価は紙切れとなります。
また、安いと思って投資しても、底が見えません。
今回紹介した3つの株価はいずれも異様な吹きあがりの後、だらだらと何年もかけて下落しています。
管理人も大黒屋HDがわずか22円にまで下落したときは、結構な含み損益を抱えました。
今回の決算で、100円を超えれば撤退しようと思っていたら、まさかの決算跨ぎで、悪夢の-18.6%の下落となり、またまたおつきあいするしかなくなりました。
(´Д`)
まあ、大阪万博に合わせて、大坂夢島でカジノが認められれば多少の値上がりは期待できるのではと淡い期待を持って持ち続けます。
ピクセラも40円で買っていれば、‐2,900円!
ダイトウボウも120円で買っていれば、-3,000円!
よくミセスワタナベの運営するブログやツイッターでは、議決権行使で得したということばかりがクローズアップされています。
しかし、こうしたミセスワタナベのほとんどのブログでは買値が記載されてありません。
実際には大損している可能性があります。
やみくもに飛びつかない方がいいと思います。
株式市場もネット界も魑魅魍魎の棲む弱肉強食の世界です。
世の中にそう甘い話が転がっているわけではないことを推して知るべしです。
なお、1株投資は単位株投資よりもリスクは少ないですが、改悪の嵐で株価自体も下落することも往々にしてあります。
2022年だけでも
2453 ジャパンベストレスキュー
3201 ニッケ
6617 東光高岳
7085 カーブス
7979 松風
4748 構造計画研究所
などが、1株株主優待の改悪廃止を実施しています。(管理人調べ)
特にカーブスのアンケートへの500円クオカード御礼廃止は衝撃的でした。
議決権行使御礼や1株優待を目的に株式投資をする際は、十分にご注意ください。
ブログと株式投資に愛と真の情報を
それではまた
管理人もネット情報を鵜呑みにしてしまい、失敗してしまった株式投資はごまんとあります。
株式投資はくれぐれも自己責任でご判断ください!