ようこそ(^^)/
人生を豊かに生きるためには、健康とお金がとても大切と考える当サイトのポンコツ盆栽株式愛好家のぱんぱんぱぱです。
さて、管理人は株式投資の経験だけが長いポンコツです。
とっくの昔に億り人になれるはずもなく、バブル崩壊時は、危うく資産を溶かしかけたポンコツです。
そんなポンコツが、2009年リーマンショック後に、ソニー株を200株買いつけてみました。
あれから早15年が過ぎようとしています。
ソニー株を誰よりもよく知っていたのに底値700円台のときに買い増しすることができませんでした。
あのとき2,000株買い増ししていたら、株価は20倍、含み益は3,000万円以上になっていたからです。
でもできませんでした。
ソニー株は、2024年10月1日付けで、株式分割し、1:5分割としました。
15年の時空を経て、ついに1,000株株主となることができました。
売却せずひたすら持ち続けた結果の投資成績を晒してみます。
株式投資の極意とは良い株を安いうちに買い、長く持ち続けること。これに尽きます。
byウォーレン・バフェット神
1 ソニー株が欲しかった
管理人がソニー株を欲しかったのは、身の回りの音響製品がソニー製品だらけだったからです。
大学生になって奨学金で初めて買ったオーディオシステムがソニーでした。
その後も、ソニーのステレオカセットレコーダー、ウォークマン、ディスクウォークマン、ミニオーディオシステムそして、8mmビデオカメラ、DVDレコーダーなど全部ソニー製でした。
液晶TV前のワイドカラーTVももちろんトリニトロンのソニーBRAVIAでした。
10年以上前のSONY製品には、It’s a Sonyと挑戦的なロゴシールが貼付されていて、ソニーにあらずば音響機器にあらずという天下人の矜持がありました。
しかし、ソニー株は人気もあり、とても手の出る株価ではありませんでした。
ところが、2000年頃バブルがピークに達し、株価が18,000円を超えると暴落の一途をたどっていきます。
急激な円高で液晶TVが売れず、またネット時代に乗り遅れ、AppleのiPodにウォークマンの座を明け渡してしまいます。
また、携帯のXperiaもiPhoneにズタズタにされてしまいました。
さらにそこに2008年秋リーマンショックが世界中に襲いかかりました。
ソニー株も分割前2,000円を切る寸前となりました。
この世紀のチャンスを見逃す手はない!
15年間株式投資から撤退していた管理人は、乏しい資金からソニー株を200株(2,210円)で買いつけました。
2 東日本大震災が株価を襲う
ソニーの株価は順調に回復しましたが、2011年3月11日に発生した東日本大震災の影響を受け、マイナス転換となりました。
このときは株価の復調を祈るだけで、新たに買い増しするという発想がまるで浮かばなかったのが、我が株式投資人生で最大の失敗です。
この頃は、復興関連株である五洋建設、東洋建設、関西電力、東京電力に加え、GMOや丸紅建材リースなどを買い、ソニーの買い増しには頭が回りませんでした。
当時買った株は、すべてプラテンしているのはとてもありがたいです。
このうち東洋建設は全部売却、東京電力とGMOは一部売却しました。
東洋建設売却資金で、ヒューリック、リコーリース、トーセイなど高配当株主優待株を買い求め、GMOとエレコムの一部売却資金で三菱UFJフィナンシャル・グループを買えるだけ買うことができたのは、結果的には僥倖です。
たった200株でも、2,210円の株価が772円と約1/3となってしまい、買い増しより現実からの逃避を選んでしまいました。
生涯忘れないトラウマとなりました。
ついでに言えば、東京電力が最安値134円になったとき、なぜ買い増しできなかったのか!
もしも、あのとき2,000株を772円で買っていたら、現在株価は2,805円×5倍=14,025円となっています。
154万円の投資で、2,805万円の評価額となっていました。
買いそびれたシマノと共に一生を後悔しながら生きていきます。
嗚呼!
3 ソニーは超ケチンボ企業
ソニーはキャピタルゲイン狙いの値嵩株であり、インカム狙いの高配当株ではありません。
株主軽視のひどい企業です。
2015年にはなんと無配です。
2019年からようやく悔い改めたようで、8期連続増配ですが、利回りは超ドケチです。
管理人の場合、15年かけて、ようやく4.52%となりました。
ようやく人並みの利回りに育ちました。
この15年間で手にした配当金の合計額です。
15年も持ってこれだけとは、ソニー株はキャピタルゲイン狙いでなければ地雷株と言っていいかもしれません。
嗚呼!(´Д`)
4 2024年11月10日何かが起きるかも?
2024年10月1日ソニーGは、1:5分割を実施しました。
これで管理人も夢の1,000株保有者の仲間入りです。
ソニーGは2024年11月8日第3四半期決算発表を行いました。
なんと、2024年7‐9月期は、最終益69%増加です!
四半期で5701億3400万円もの利益を叩き出しました。
これに反応したのがPTSとADRです。
ついにソニーの時代がやってくるかも!
株式投資にもしもの世界は禁物ですが、ソニーGもようやく3,000円の壁を乗り越えることができるかもしれません。
たったの200株でも…
442,000円の投資が3,000,000円となるかもしれません。
もちろん売却は一切考えてはいません。
原動力は、なんといってもゲーム&ネットワークサービス(G&N)です。
2024年度G&Nの年間売上高は、4兆4,900億円予想、営業利益は11%増の3,550億円とソニーGの売上高及び営業利益の1/3以上を叩き出しています。
ソニーGは映像や音響のソニーというよりもゲームのソニーと言っていいほどです。
収益源は、プレイステーションプラスの会費とネットワーク課金そしてゲームのサードパーティからの収益です。
ソニーGはゲームのプラットフォーマーとして確固たる地位を確立しています。
ソニープレイステーションの9月月間利用アカウントは1億2千万回、プレイステーションプラスの有料会員は非公表となりましたが、2023年3月の有料会員数は4,740万人を数えます。
年間6,800円の会費なので、ざっと年間3,223億円が黙って入ってきます。
プレイステーション5はすでに5,920万台、プレイステーション5は1億1,700万台を販売しています。
GAFAMのサブスクサービスと同じ手法です。
ソニーを支えるのは、ゲーマーやアニメオタクなのかもしれません。
5 まとめ
2008年のリーマンショック直後に2,210円で200株買いつけて約15年が経過しました。
実現益は、わずか133,500円(税込み)の配当金だけです。
しかし、含み益は現在236万3,000円となりました。
しかも、ゲームとネットワーク会員及び課金分野が好調で、今後も増益が期待できます。
ソニーGを支えるのは、映像分野や音楽分野そして通信分野というよりもゲームとアニメとセンシングです。
オタクは地球を救うというよりもオタクはソニーを救う形となっています。
実際、アニメ⇒映画⇒音楽⇒ゲームのメディア戦略で次々とヒット作を連発しています。
ワクワクします。
やはり株式投資には投資する企業に対するワクワク感がないとつまらないです。
ただし、だからといってこれからもソニーGの株価が一本調子に騰がっていくかどうかは誰にもわかりません。
くれぐれも株式投資は自己責任でご判断ください。
ブログとソニーG株に愛と真の情報を
それではまた