最終更新 2021.6.4 2019.8.2 2019.5.9
ようこそ(^^)/
人生を豊かに安心して生きるためには、健康とお金がとても大切と考える当サイトの管理人「ぱんぱんぱぱ」です。
さて、夏本番の季節になると、それはくだものが出回る季節です。
最近は剝くのが面倒という信じられない理由で、需要が年々減っていますが、それでもスイカや桃やぶどうは、とてもおいしいです。
最近はふるさと納税で、高級果実も簡単に手に入れることができるようになりました。
冷蔵庫に詰め込んで後から食べようとすると、あっという間に傷んでしまうことがありませんか。
果物にはそれぞれに保存のコツがあります。
せっかく手に入れた高級果物をおいしく長持ちさせる裏技を紹介します。
1 果物の秘密
エチレンガスという物質を聞いたことがありますか。
特にリンゴは、エチレンガスを豊富に放出する物質として有名です。
エチレンとは、植物の生長ホルモンの一種で、果物や野菜を熟成させる作用を持つ物質です。
普遍的に植物が持つホルモンです。
エチレンが放出されるとエチレンガスとなりますが、密閉した空間に置くと、エチレンガスの濃度が高まり、果物や野菜の熟成を早めてしまい、傷んだり、腐敗させてしまう原因となります。
特に果物の中には、豊富にエチレンガスを放出する果物があり、特に注意が必要です。
2 メロン
メロンは、夏に取れる果物の中でも、エチレンガスを豊富に放出する果物として有名です。
実家でもお盆まで、仏壇にメロンを捧げることが良くありました。
早く食べたいと心待ちにして、切ると中は熟れすぎておいしくなかったという経験を何度も繰り返しました。
メロンは長期保存をするのであれば、冷蔵保存が必要です。
ただし、冷蔵庫の中ではジブロックで保存しないと、冷蔵庫全体にエチレンガスが充満し、冷蔵庫の中のスイカや野菜などブヨブヨにしてしまう原因となります。
夏場にはよくある話なので、特に注意が必要です。
また、食べ頃の見分け方ですが、意外に簡単です。
付いているツルが、変色し、しなび始めた頃がベストです。
また、かなり経験が必要となりますが、指で軽く叩いて、カンカンと高い音であれば、未熟、ボンボンと低い音であれば過熟となります。
もう一つ確実な方法は、おしりを押して、へこむようになったら食べ頃です。
なお、スーパーや八百屋さんでは止めた方が無難です。
八百屋さんは、本当に怖いですよ。
2 桃
桃もエチレンガスを豊富に放出します。
たくさんいただいて、一斉に軟らかくなっておいしくなかったという経験をお持ちの方方は、多いと思います。
硬めの桃が好きな方は、1個ごとジブロックに入れて冷蔵庫に保存しておくと、硬めの桃を長く楽しめます。
3 きゅうり、トマト、ブロッコリー
これらの野菜は、エチレンガスの放出は非常に少ないので、本来は常温保存が適しています。
メロンや桃といっしょに保存すると、あっという間にキュウリは黄色味、トマトは過熟、ブロッコリーは黄色化してしまいます。
妻も買ったばかりなのに何で?とブーブー文句をいうときがありますが、エチレンガスの影響です。
また、梨や柿やアボガドもエチレンガスの影響を受けやすいので、注意が必要です。
もっと果物や野菜の特性を知ってくれよおおお。(嘆)
4 リンゴ
夏の果物ではありませんが、リンゴは果物全体の中でも、特にエチレンガスを放出する果物として有名です。
春まで保存の効く果物ですが、冷蔵保存する場合は、必ず密封して保存します。
日本一の集荷量を誇る青森県は氷温冷蔵が盛んです。雪の中にトロ箱を使って春まで出荷しています。
また、リンゴのエチレンガスを使って、キウイを追熟させる方法は、良く知られています。
面白い使い方として、ジャガイモといっしょにリンゴを保存すると、ジャガイモの芽が出にくくなるという効用もあります。
私も家庭菜園でジャガイモを作っていますが、3月になると、芽が出始め、芽をもいでもすぐに芽が出てしまい、どんどんしなびてしまい、結果的には捨ててしまっていました。
しかし、この方法を知ってからは、本当に楽になりました。
だまされたと思ってお試しください。
5 まとめ
果物や野菜のパワーは、隠された能力がまだまだたくさんあります。
お中元やふるさと納税でせっかく高級な果物を手に入れても、台無しにしてしまわないように、果物のエチレンガス対策をお勧めします。
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それでは
なお、地獄の夏に必須のUSB扇風機が禁止となる会社が増えています。
サラリーマンにはつらい夏となります。