ようこそ(^^)/
お金を貯めることを通じて、人生を豊かに生きるヒントをアツく語る当サイトの管理人「ぱんぱんぱぱ」です。
さて、突然ですが、私の持つ株式の1つが先週暴落しました。(泣)
株式売買をやっていると、年に何度かは突然暴落に見舞われることがあります。
こんな時に絶対やってはいけないことが狼狽売りです。(仕手株を除く。)
暴落するには必ず理由があります。
日本経済新聞に理由が掲載されてありました。
金融庁が来春からFXのレバレッジを25倍から10倍に規制するので、FXの取引が激減するのではないかという思惑からFX関連株は、売り殺到だったらしいです。
FX取引はこのまま終焉してしまうのか、金融庁の思惑は何なのか考えてみます。
1 FXとは
私はFXはやりません。
それであえてこれまで、このサイトではFXのことを取り上げてきませんでした。
株式や投資信託は、企業の成長性に目をつけ、長期投資を行えば、基本的には株価は上がります。
株式投資は決して投機性の高いギャンブルではありません。
資産形成の手段です。
年金運用だって、マクロ的に見れば、確実に資産は増えていることが全てを物語っています。
収益はすでに+53.4兆円です。
ところが、FXとなると、為替の変動相場にお金を預け、売り買いします。
為替相場は、政治経済の動きや事件事故の発生などで大きく変動し、ほぼ先が読めません。
これはもうすでにギャンブルです。
レバレッジというのは、株式で言えば信用取引のようなもので、証拠金取引という意味です。
取引の資金を証拠金として預ければ、証拠金の何十倍ものお金で取引ができます。
2 FXレバレッジ10倍規制へ
FX取引は、1988年に国内でスタートしました。
当時はレバレッジの規制がゆるく、取引会社によっては400倍のところもあったそうです。
一夜にして、何千万円も儲けた人もいた一方、何千万円も損失を被った人も現れ、大きな社会問題となりました。
そこで金融庁は次々とレバレッジの倍率の規制に乗り出しました。
2010年8月からはレバレッジは50倍に、さらに翌年2011年の8月からは、現在の25倍へと規制されました。
そして、2018年に10倍とする方向で検討を開始したそうです。
3 FXを10倍に規制する理由
表向きの理由は、「いわゆる高レバレッジの商品については、僅かな為替変動であっても保証金不足が生じ、顧客に不測の損害を与えるばかりか、業者の財務体質を悪化させるおそれがある。(日本経済新聞)」からです。
25倍で損失を被ったら目も当てられません。
日本のFXは、大きく変動した場合、強制ロスカットといって、証拠金を超えてしまうと一方的に取引を行ってしまいます。
その分がそっくり損するばかりか、取引が成約できず、ズルズルと伸ばしてしまった後に制約すると、支払う負債が大きくなります。
また、その損失を証券会社等は回収できない場合も生じています。
4 何が変わるのか?
変わるのは、レバレッジの取引額だけです。
しかし、25倍から10倍となれば、儲けが2/5になってしまいます。
そうなれば投機性が失われてしまうので、魅力が薄れて、個人参加のFX取引市場が縮小してしまうのではないかと懸念されています。
これが管理人の株式が下落した理由だと思います。(泣)
5 何故このタイミングでの報道漏れ
しかし、この情報リークはあまりにも唐突です。
10月1日からは、つみたてNISAの投資信託商品の発表が解禁です。
また、全世界で仮想通貨の取引には、猛反発が始まっています。
すると、今回のレバレッジ10倍リークは、どうしてもつみたてNISAの邪魔をする奴は排するという排除の論理が透けて見えてきます。
金融庁は国民につみたてNISAを使ってもらいたいがためのリークなのではないでしょうか。
6 まとめ
いかがでしたか。
ちまたではFXが10倍ならもう止める!
海外FXはゼロカットだから、海外でやるという意見が圧倒的です。
一体どうなることでしょう。
くれぐれも投資は自己責任でお願いします。
それでは