最終更新 2021.7.4
当記事は、2020年5月9日時点の情報をあえて残しています。アーカイブ記事としてお楽しみください。
ようこそ(^^)/
人生を豊かに生きるためには、健康とお金がとても大切と考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。
さて、新型コロナウイルス感染症パンデミックは、人類最大の危機です。
もうすぐ感染者は400万人を突破し、死亡者は273,000人に達しようとしています。
(出典:ウィキペディア2020.5.8現在)
残念ながら、新型コロナウイルス感染症の治療薬もワクチンも、現時点では開発されていません。
(国立感染症研究所HPのデータを加工して掲載)
現在とりえる最大限の防止対策は、人からうつらないことが最大の対策です。
いわゆる3密(密閉、密集、密接)を避ける対策が、最大限の対策です。
5月6日まで行ってきた緊急事態宣言による新たな感染者数は、確かにピークを過ぎた感がします。
しかし、ここで気を抜いてはいけないと5月31日まで緊急事態宣言を延長することにしました。
つ・ら・い・!
(´Д`)
ブログバカの管理人でさえつらくなりました。
◆たまにはパチスロを擦りたい。
◆フィットネスクラブに行って、サウナに入りたい。
◆旅行にも行きたい・・・。
◆奮発しておいしいレストランにも行きたい。
新型コロナウイルス感染症を防ぐには、感染を避けるという受け身の対策以外にとりうる方法は、2つあります。
1 治療する
2 予防する
世界中で、治療薬の開発とワクチンの開発にしのぎを削っています。
開発できれば、巨万の富が約束されているからです。
そこに日本初のワクチン開発を進めている企業「アンジェス」が名乗りを上げたから大変です。
株価は、何と11日連続上昇です。
マスクの川本産業以来の狂気の祭典が始まりました。
管理人も固唾を飲んで見つめています。
まるで、滅びの美学です。
いつ暴落するかどうかのチキンゲームです。
初心者が手を出すと大やけどを負いそうです。
それでも恐怖を呑み込んで、宝物を探しに行けますか?
まるで、インディジョーンズの世界と重なるのは管理人だけでしょうか?
- 1 アンジェス(4563)2020年5月8日(金)の株価
- 2 アンジェスは国内初のワクチン薬治験開始
- 3 アンジェス人気は、新型コロナウイルス感染症予防の期待から?
- 4 5月8日株価暴落第2位は、ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ(株)
- 5 まとめ
1 アンジェス(4563)2020年5月8日(金)の株価
まずは、2020年5月8日(金)のアンジェスの株価チャートを刮目してください。
5月8日は、日経平均が20,179.09円(+504.32円)とほとんどの上場株式が爆上げしました。
にもかかわらず、アンジェスは5月8日の東証上場株式中、第1位の下落率(-24.72%)ストップ安-500円の達成です。
アンジェス(株)【4563】:リアルタイム株価チャート - Yahoo!ファイナンス
午前10時に前日比+423円となり、今年最高値2,455円をつけました!
ところが、午後14時半には、ストップ安の1,523円に張り付きました。
1日で、最大-923円の大暴落です。
10時にアンジェス株を購入した人は、たった1日で投資額の38%を失ったことになります!
たとえば、最高値で1,000株購入するには、245万5,000円の資金が必要です。
まだまだ上がると希望とワクワク感を胸に購入して、ふたを開けたら1日で、92万3千円の損失を被るなんて!
株式市場はなんという鉄火場でしょうか!
アンジェス株の前日終値は、2,023円なので、値幅制限は500円です。
ぎりぎり2,000円を超えて終わったところに、悪意まで感じてしまいます。
怖ろしい!
小心者の管理人にはとても真似ができません。
2 アンジェスは国内初のワクチン薬治験開始
アンジェスという企業は、管理人も知りませんでした。
大阪大学医学部森下元教授が創業したベンチャー企業だそうです。
その関係で、大阪大学とプラスミドDNA開発技術を使ったワクチン開発を進めているそうです。
4月1日には、「コロナウイルス感染またはコロナウイルス感染に伴う症状の予防または治療ワクチン」として特許庁に出願しています。
この時点で株価は734円です。
でも管理人はチキンハートなので、とても買えませんでした。
まさかここから1カ月で3.5倍も株価が爆騰するとは・・・。
( ゚Д゚)
アンジェス(株)【4563】:リアルタイム株価チャート - Yahoo!ファイナンス
でも、管理人は傍観と決めつけました。
素人にはこんな切った張ったはとても無理です。
5月7日(木)までは、11日連騰というすさまじい暴騰で、なんとマザーズ株式市場の中で、時価が第2位となりました。
3 アンジェス人気は、新型コロナウイルス感染症予防の期待から?
すさまじい人気です。
5月7日時点の信用取引残高です。
売り残高 75万3600株
買い残高 1660万5300株
5月8日の商いは、東証株式市場で第2位です!
なんと9,100万株の大商い!
ちなみに第1位はみずほ銀行です。
株式投資家は、アンジェスに新型コロナウイルス感染症を防いでもらいたいという夢を託しているかのようです。
参考までに5月8日のPTSです。
1,349.9円です。
5月8日終値よりも-173.1円(-11.37%)です。
あくまでもPTSなので、必ずしも5月10日(月)の始値が同じとなるとは限りませんが、信用買いのしこりが巨大すぎると思います。
治験結果などの材料が出ないと、この暴落からの上げエネルギーは大変ではないかと思います。
祭りは終わったのか?
それともまだまだ続くのか?
管理人のような長期株式投資派からすれば、想像もできない世界です。
ちなみにアンジェスの時価総額は、約2229億円から約1710億円に減少しました。
再びフリーに抜かれて、マザーズ市場第3位となりました。
アンジェス500億円も時価総額が1日で消えたのか・・・。
4 5月8日株価暴落第2位は、ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ(株)
5月8日の下落率第2位は、ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ(株)(6090マザーズ)という企業です。
下落率は、-24.51%とアンジェスとほぼ同じです。
管理人はこの企業ももちろん知りませんでした。
しかし、この企業久々にやってくれました。
1日でストップ高とストップ安を演じました。
ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ(株)【6090】:リアルタイム株価チャート - Yahoo!ファイナンス
前日1,632円が、9時半には2,032円のストップ高になりました。
しかし、14時半にはアンジェスの連れ安と同じように1,232円のストップ安です。
ストップ高で購入した人は、たった1日で、-39.37%の損失です!
(´Д`)
こんなことがありえるの?
ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ(株)という企業を調べてみました。
慶応大学からのベンチャー企業で、アンジェスのワクチン開発計画に参画しています。
創薬の研究の開発支援メーカーで、アンジェスのワクチン接種後の代謝変動解析を担当しているそうです。
ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ(株)【6090】:リアルタイム株価チャート - Yahoo!ファイナンス
アンジェスと同じく、4月から動意づき、1か月で株価は4倍です。
しかし、1日で2,032円から1,232円って何?
期待と不安が入り混じる大商いだったのではないでしょうか?
なお、PTSは、1,166円(-66円(-5.36%))と比較的落ち着いています。
5 まとめ
5月8日(金)は、株式投資に関心のある人にとって、ワクワクドキドキの狂気の祭典の1日となりました。
アフターコロナをにらんで、世界的に経済活動がスタートし始めています。
すでにナスダックは、昨年末最高値を更新しています。
日経平均も再び20,000円の壁を破りました。
しかし、前提は新型コロナウイルス感染症パンデミックを阻止することです。
その決め手となるのがワクチン開発です。
日本初のワクチン開発がスタートするか、先陣を切ってアンジェスというベンチャー企業が特許を申請しています。
しかし、武田薬品、シオノギ製薬など我が国の代表的な薬品メーカーもこの世紀のビッグチャンスを逃してはいないはずです。
年間売り上げ数兆円のある巨大製薬メーカーとベンチャー企業との競争です。
こんなとき思い出すのは、相場の格言です。
うわさで買って、事実で売れ!
果たして、アンジェスのワクチン開発は、成功するのでしょうか?
成功すれば人類は救われます。
70億人もの全人類にワクチンを投与することができます。
5月10日(月)の株式市場劇場がとても楽しみです。
なお、このとおり株式市場はたった1日で投資額の38%から39%を失う可能性のある世界です。
くれぐれも株式投資は自己責任において行われますようお願いします。
それとレバレッジを3倍にできる信用での売買も、リスクは極大です。
素人は信用取引には手を出さない方が賢明だと思います。
ブログに愛と真の情報を
それでは