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人生を豊かに生きるには、健康とお金がとても大切と考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。
さて、混とんとしたアメリカ大統領選挙は、2021年1月6日、アメリカ連邦議会で、バイデン次期大統領とカマラ・ハリス次期副大統領の勝利を最終認定しました。
バイデン大統領の誕生です。
これに先だって行われたジョージア州の上院議員選挙決戦投票でも、民主党が勝利しました。
上院下院そして大統領も民主党です。
民主党のイメージカラーは、ブルーです。
トリプルブルーの誕生です!
バイデンが大統領となれば、トランプ大統領が進めたさまざまな規制緩和の強化や富裕層への重税など経済成長にダメージがでかねないとするバイデンリスクが囁かれてきました。
しかし、NYダウ平均株価とナスダック総合指数は、連日最高値の爆上げを記録しています。
1日20万人が新型コロナウィルス感染症にかかってもです。
トランプ大統領退陣で、潮目は完全に変わりました。
我がポンコツ盆栽株もようやく日の目が見れそうです。
1 バイデンリスクとは?
バイデンリスクとは、トランプ大統領が進めた政策の見直しによって、アメリカ経済がダメージを受け、株価が下落することを指しています。
バイデン次期大統領の公約はたくさんありますが、経済にダメージを与える政策は次の4つの政策です。
1 地球温暖化防止
2 所得格差の是正
3 対中国政策
4 財政支出による金利上昇
1-1 地球温暖化防止
アメリカは、シェールガスの産出により、世界一の産油国となりました。
しかし、シェールガスを産出するためには大量の地下水を汲み上げなければならず、各地で地盤沈下など深刻な状況が生じています。
そこで、バイデン次期大統領は、SDGs(持続可能な開発目標)を掲げ、エネルギーを化石燃料からクリーンエネルギーに代え、地球温暖化を進める対策を推し進めることとしています。
世界中が、2030年から2035年にかけて、ガソリン車禁止を打ち出しており、アメリカもその流れにいます。
シェール産業やガソリン産業に関わる企業のすそ野は大きく、経済的なダメージは計り知れないと懸念されているわけです。
1-2 所得格差の是正
所得格差の拡大は、株価の急激な値上がりが所得格差を生じ、富む者がひたすら富む社会を是正する必要があると考えています。
そこで、株式売却時のキャピタルゲインの増税やインカムゲイン(配当益)の増税を進める考えです。
また、富裕層には累進課税をかけて、富の再分配も進めようとしています。
1-3 対中国政策
中国の力がアメリカそのものを脅かすことになりかねないことから、トランプ時代は関税強化やファーウェイ機器の使用禁止や株式上場廃止など将来のライバルの目をつぶそうと躍起になっていました。
しかし、バイデン次期大統領は、親中韓嫌日とされており、対中国に対してどの程度の対抗策が打ち出されるのか懸念されています。
1-4 財政支出による金利上昇
所得格差の是正のために貧困層に大判振る舞いを考えています。
早速に進めるのが、全国民に2,000ドル(約20万円)の支給です。
また、学生ローンの棒引きなども考えています。
そうなれば、収入よりも支出が上回ることになり、長期的には金利が上昇し、インフレを招くかも?というリスクが生じています。
実際に10年国債金利は、0.5%程度であったのが、トリプルブルーが報じられると1%台にまで急上昇しています。
金利が上がれば、国の借金は増え、インフレが起こりやすくなるわけです。
これらをバイデンリスクと呼んでいます。
2 トリプルブルー後の株価
トリプルブルーの可能性の報道が流れた、1月5日以降、NYダウ平均は猛爆となりました。
NYダウ【^DJI】(ダウ平均):チャート - Yahoo!ファイナンス
バイデンリスクが確定したというのに?
市場はいつもへそ曲がりです。
都合よい解釈をします。
市場は、バイデン次期大統領が順調に政権移行され、トリプルブルーが達成されることを見込みました。
1人当たり2,000ドルの給付金を支払う公約が達成されると、アメリカ人はそのほとんどを株式市場にぶち込みます。
そのコストたるや約4640億ドルです!
そのうちの何割が株式市場に流れ込みます。
半分でも2,300億ドル≒23兆円です!
株価が騰がらないはずがありません!
アメリカは、2021年1月7日現在、21,000,000人を超える世界最大の新型コロナ感染症流行の国です。
1日20万人が感染しています。
それでも株価はお構いなしです。
これが市場原理です。
3 我が国の場合は?
我が国の場合も同様です。
2021年1月7日には、緊急事態宣言が1都3県に再び発令されました。
経済へのダメージは計り知れません。
飲食店は軒並み廃業し、サービス業関連の失業者はあふれ、インフレが生じる可能性もあります。
未来は暗たんとしています。
しかし、株価は連日最高値です。
(´▽`)
日経平均は28,000円を目前に控え、30,000円も射程距離に近づいてきました。
日経平均株価【998407】:国内指数 - Yahoo!ファイナンス
なぜなの?
どうしてなの?
疑問を抱いている人は、残念ながら株式投資には向いていない人です。
これからも世界中で、コロナ禍による国難から抜け出そうと、財政支出を続けます。
余ったお金は市場に流れるため、株式市場は活況化していきます。
実体のない経済成長となっていくわけです。
4 財政支出が行き過ぎると次に来るもの
しかし、一方では、歯止めなき財政支援により財源である国債の信用性が下がり、金利が上がる状況が始まっています。
アメリカ10年国債金利は、1月7日現在1.091%と急上昇となっています。
待ちに待ったマイナス金利の終焉です。
(´▽`)
もはや、中央銀行の抑え込みが効かないほど世界中で国債の金利は値上がりに転じています。
国債の金利が値上がれば、その利ザヤで商売している銀行が潤います。
金融関連株は1月6日のトリプルブルー有力報道から、爆上げとなっています。
(株)三菱UFJフィナンシャル・グループ【8306】:リアルタイム株価チャート - Yahoo!ファイナンス
この日を待っていたあああ!
(´▽`)
5 まとめ
2021年1月7日、菅総理大臣は新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言を発出しました。
新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言|内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室
しばらくの間、経済が停滞します。
また、実施区域もたちまちのうちに全国に拡大されることとなると思います。
今回は、トイレットペーパーや食料そしてマスクは潤沢に準備してあるとのことですが、いざというときに備えて準備だけはしておいた方がいいと思います。
二度あることは、三度あるかもしれません。
バイデン氏が大統領となれば株価が暴落するとした記事がネット上で散見されていました。
トリプルブルーが達成されなければ、株価が下落するとした記事もありました。
緊急事態宣言が再宣言されれば、再び経済が冷え込み、株価が暴落するとした記事もありました。
しかし、結果はどうでしょう。
NYダウ平均株価、ナスダック総合指数、そして日経平均株価まで連日最高値を更新しています。
すべてを疑ってかからないと、いつも個人は市場の肥やしとなるばかりです。
生き残りましょう。
来るべきアフターコロナの世界がやってくる日まで!
バイデン次期大統領が大統領に就任する日は、2021年1月20日です。
今後、世界も株式市場も、バイデン大統領を中心に回ります。
潮目は完全に変わったことには、十分に注意しておかなければなりません!
くれぐれも株式投資は、自己責任に基づき判断されますようお願いします。
ブログと三菱UFJフィナンシャル・グループ株式に愛と真の情報を
それではまた