ようこそ(^^)/
人生を豊かに生きるためには、健康とお金がとても大切と考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。
さて、管理人はメガネっこでです。
高校生のときにメガネをつけて以来、早ウン十年メガネを共に生きてきました。
管理人の住む地域では、初売りが正月の風物詩です。
中でも目玉は、メガネの3割増し商品券です。
初売りで3割増し商品券を買って、ゆっくりと3割増し商品券でメガネを買うのがこの街の定めです。
しかし、最近3割増し商品券商法に罠があることにようやく気付きました。
商品券でメガネを買うと、必ずというほど中途半端に商品券が余ってしまいます。
3万円のメガネを作ったとしても、3万円の商品券のうち割り増し分9千円が余ってしまいます。
初売り商品券には大体2年間の有効期限があります。
気づいたときには有効期限が切れてしまっています。
現在も今年11月末までで有効期限の切れる7,000円分の商品券があります。
家庭内争議が起きそうです。
そこで、メガネ関連株を買おうかどうか、この2年ほど悩んできました。
そして、2023年7月、ついに全国チェーンメガネスーパーを展開するビジョナリーの株を買いました。
ところが、まさかの2023年4月をもって優待廃止です。
ああ!こんなことなら愛眼の株式を買ったのに!
1 ビジョナリーホールディングスとは
ビジョナリーホールディングスは、全国に325店舗(2023.5.1現在)を構えるメガネスーパーを展開しています。
一時は全国に1,000店舗以上を展開していましたが、低価格路線やネット通販を展開するJINSやZoffにシェアを奪われ、一時赤字体質となりましたが、価格競争を止め、「アイケアカンパニー宣言」により、高機能高品質の経営戦略に転換したことにより、再生を果たしました。
2019年にはソニー系の医療情報提供会社エムスリーと業務提携を行い、眼科との連携を強化する戦略を進めています。
しかし、そんな中で、生活保護者に高値でメガネを販売するという不正事件を引き起こしてしまいました。
そんな中、2023年10月6日に日本企業成長投資系の投資ファンド「Horus」が、ビジョナリーホールディングスの株をTOB(公開買い付け)を行うことを発表しました。
33%を保有する大株主であるエムスリーも合意したため、ビジョナリーホールディングスはTOB(非上場)に賛同したことにより、上場廃止が確定的となりました。
株主優待はどうなるの?
2 ビジョナリーホールディングスの株主優待
ビジョナリーホールディングスの株主優待はすごいの一言に尽きます。
1株保有でも年間5,000円分のメガネ商品券が贈呈されます!
(株)ビジョナリーホールディングス【9263】:株主優待 - Yahoo!ファイナンス
そこで、2023年7月18日に1株だけ買ってみました!
これで、2024年は5,000円の商品券が手に入れられるぞ!
3 ビジョナリーホールディングスがTOB!
それが無念のTOBです。
TOB価格は200円です。
さっそく2023年10月11日に200円で張り付きました。
損益額は+83円です。
いえ違います。
1株の場合買い付け量は無料ですが、売却には手数料がかかります。
売却手数料は最低料金が、+55円かかります。
( ゚Д゚)
つまり、+83円の利益を上げていても、実質は+28円の儲けです!
しかも、株主優待の仕打ちが残酷です。
当社は、これまで株主優待制度を実施しておりましたが、上記のとおり、本日開催の取締役会において、本公開買付けが成立することを条件に、2024年4月期より株主優待制度を廃止することを決議いたしました。 これにより、本公開買付けが成立した場合、2023年4月30日を基準日とする株主優待の実施をもちまして、当社の株主優待制度は廃止されることになります。
ビジョナリー【9263】2023年10月06日 開示情報 - 株主優待制度の廃止に関するお知らせ
2018年には、2,000円超えもあった株価が10分の1以下となって、株式市場から廃止となります。
ああ、無常感漂う結末になるとは誰が想像しえたことでしょう。
1度でいいから優待を味わってみたかったです。
4 愛眼(9854)の株を買っとけばよかった
ビジョナリーホールディングスがこんな結末になるとは誰が想像できたというのでしょうか?
管理人が長年悩んでいたメガネ関連株は、愛眼(9854)です。
愛眼の株主優待も破格です。
愛眼(株)【9854】:株主優待 - Yahoo!ファイナンス
100株保有で、なんと30%引き優待券が、年に2回も進呈されます。
現在の株価は174円です。
愛眼(株)【9854】:株価チャート - Yahoo!ファイナンス
つまり17,400円で30%引き優待券を年間2枚も進呈されます。
3割増し商品券を購入し、余らしてしまうリスクがまったくありません。
しかし、残念ながら愛眼は関西地盤のチェーン店です。
我が生活圏には、たったの1店舗しかありません。
このリスクがあるため、これまで買い控えていました。
でもビジョナリーホールディングスが上場廃止となる今、選択肢は愛眼しかありません。
メガネのパリ―ミキを展開するパリミキHDは、2023年3月末より、株主優待を改悪してしまいました。
パリミキホールディングス[7455]:株主優待制度の一部変更に関するお知らせ 2023年2月14日(適時開示) :日経会社情報DIGITAL:日本経済新聞
ビジョナリーホールディングスの上場廃止が9月にわかっていたなら、愛眼の株を買っていました。
次の優待取得は3月末です。あまりにも長いです。
(´Д`)
5 まとめ
まさか、7月に買ったビジョナリーホールディングスが10月にTOBとなるとは夢にも思いませんでした。
しかも実現益はTOBにもかかわらず、たったの+28円です。
我がTOB史上始まって以来の最安値の利益となりました。
せめて一度だけでも株主優待を受けてみたかったです。
でも、メガネは生活必需品、身体の一部です。
愛眼さま!もっと全国展開してください!
妻が、32,000円のメガネを作ったのが原因です。
30,000円の3割増し商品券は、39,000円まで使えるのに、高いメガネを買わなかった悲劇です。
7,000円の商品でおろおろしている情弱夫婦です。
(´Д`)
商品券の購入には、十分にご注意ください。
また、店舗撤退のリスクにも十分にご注意ください。
くれぐれも株式投資は自己責任によりご判断されますようお願いします。
ブログと株主優待に愛と真の情報を
それではまた