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お金を貯めることを通じて、人生を豊かに生きるヒントを提供する当サイトの管理人「ぱんぱんぱぱ」です。
さて、北朝鮮の暴走は留まるところを知りません。
数日前に弾道ミサイルを日本上空を飛ばしたばかりなのに、昨日は水爆地下実験まで実行しました。
そして、また弾道ミサイルを発射しようとしています。
こんな不安な情勢なのに、実はお祭り状態になっている世界があります。
それは戦争関連株価です。
経済は、戦争さえも材料とする冷酷無比な世界です。
- 1 平成30年度防衛省概算要求
- 3 戦争関連株その1 石川製作所(6208)
- 4 戦争関連株その2 重松製作所(7980)
- 4 戦争関連銘柄その3 東京計器(7721)
- 5 戦争関連銘柄その4 豊和工業
- 6 まとめ
1 平成30年度防衛省概算要求
平成29年8月31日、防衛省は平成30年度概算要求を発表しました。
概算要求は、なんと5兆219億円です。
うち2兆円ほどが人件費ですので、残りの3兆円以内で物品を調達することになります。
当然のことながら桁違いです。
たとえば弾道ミサイル防衛関連経費が1,791億円です。
イージス艦に搭載する迎撃ミサイルSM-3取得 657億円
(出典:防衛省)
能力向上型迎撃ミサイル(PAC-3MSE)取得 205億円などです。
(出典:ウィキペディア)
当然これら防衛設備はただで配備はできません。
単純にいえば、防衛省の物品調達費約3兆円の巨大市場が存在し、調達するさまざまな関連企業が存在するということになります。
いわゆる戦争関連株です。
これら戦争関連株は、北朝鮮が挑発行為を行えば行うほど株価が動意づいています。
3 戦争関連株その1 石川製作所(6208)
石川県白山市に本社を置く機械メーカーで、段ボール製函印刷機が主体です。
一方、世界初となる新型機雷(91式機雷)を開発し、昨年度初めて製造し、防衛相へ出荷しました。今や「戦争関連株」の代表格として、東証一部市場で大人気です。
これまでの上昇機雷は、80式機雷の様に目標を探知して以降はそのまま浮力かロケット噴射により浮上するだけであったが、91式は浮上中も目標を追尾し続ける点において世界初の装備である。
株価は、2017年4月より動意づき、北朝鮮で弾道ミサイル発射や水爆実験があるたびに乱高下しています。
すでに2017年1月500円台から、現在1700円台まで上昇しています。
(引用:ヤフーファイナンス)
4 戦争関連株その2 重松製作所(7980)
産業用防毒マスクの市場を2分するメーカーで、米国3Mに防毒マスクをOEM供給しています。
2017年4月から動意づいています。
2017年1月650円前後だった株価は、1000円近くまで上がり、現在776円と乱高下を繰り返しています。
弾道ミサイルにNBC(生物化学兵器)を搭載した場合を想定して人気化している思います。
(引用:ヤフーファイナンス)
4 戦争関連銘柄その3 東京計器(7721)
航海・航空計器大手で、「捜索用レーダ装置」や「擬似電波発生装置」などを生産しています。
すでに2016年秋から人気化しています。
2016年9月、160円前後の株価は、1年後の現在302円と約2倍になっています。
(引用:ヤフーファイナンス)
5 戦争関連銘柄その4 豊和工業
産業用機械の老舗で、道路清掃車両で首位のメーカーですが、89式5.56mm小銃を生産しています。
2016年9月500円台だった株価は、動意づいて上昇しており、現在859円にまで上がっています。
(引用:ヤフーファイナンス)
その他、細谷火工(火工品、救命胴衣)、日油(弾薬、ミサイル発射薬)、日本製鋼所(火砲、ミサイル発射装置)などたくさんの戦争関連株があります。
興味ある方は調べてみてください。
6 まとめ
いかがでしたか。
北朝鮮による弾道ミサイル発射、水爆実験など世の中が騒然としている中で、この有事を投資の大チャンスととらえて、色めき立っている世界もあることに驚きませんでしたか?
ビジネスとはかくも残酷で冷酷無比なものです。
つい7年前の東日本大震災でも、多くの復興関連銘柄が動意づき、土木関連銘柄が暴騰したことを思い出します。
戦争や災害でも株価上昇に期待する絶好のチャンスだとは思いますが、管理人はどうしても戦争関連株に投資する気にはなれません。
特に戦争が起きれば、必ず死傷者が発生します。
お金を貯めるサイトのくせに、そんな情緒的だから、おまえはさっぱり儲けられないんじゃないかね!このへたれ野郎!という批判は甘んじて受けます。
ですが、管理人はどうしても戦争関連銘柄は、買う気にはなれません。
読者のみなさまはいかがでしょうか?
なお、株式投資はくれぐれも自己責任でお願いします。
それでは