最終更新 2022.5.8 2021.12.1 8.24 2019.10.10
ようこそ(^^)/
人生を豊かに生きるためには、健康とお金がとても大切と考える当サイトの管理人ぱんぱんぱぱです。
さて、みなさんは自宅に銀行通帳をいくつお持ちですか?
我が家でいうと
給料振込み用(管理人と妻用) 2通
光熱水費引き落とし用 1通
学校、塾引き落とし用 1通
クレジットカード引き落とし用 1通
その他引き落とし用 1通
学資保険引き落とし用 1通
株式配当積立用 1通
お年玉貯金用(子供) 2通
月極駐車場引き落とし用 1通
管理人へそくり用 1通
財形年金用(管理人と妻用) 2通
財形住宅用(管理人と妻用) 2通
16通
もありました。
マイナス金利時代が長らく続き、銀行は青息吐息です。
頼みの銀行ローンも、高金利で多重債務者を大量に出しかねないと金融庁から融資自粛の指導が入りました。
また、退職者や資産活用のためのアパートマンション融資も供給過多となり、融資残高は見る見る減少しています。
お金を集めても融資先がない現状に銀行はとりあえずできることからと振込み手数料値上げや両替有料化を進め、ついに預金通帳の有料化に踏み切ろうとしています。
預金通帳が有料となっても、店舗型銀行とはつきあって行く必要があるのかどうか考えてみます。
- 1 預金通帳発行は、実はただではない
- 2 預金通帳の有料化は、地方銀行では続々始まっている
- 3 お隣り韓国では2017年9月より通帳廃止
- 4 いよいよメガバンクも預金通帳有料化へ
- 5 管理人の通帳利用法
- 6 まとめ
1 預金通帳発行は、実はただではない
銀行と取引を行うには、預金通帳を作らなければ始まりません。
利便性を考えれば、キャッシュカード(バンクカード)も必要です。
管理人はこれまで預金通帳もキャッシュカードも無料と思っていました。
⇩イメージです。
預金者の当然の権利と思っていました。
しかし、預金通帳には、1冊あたり200円の印紙税がかかるそうです。
また、預金通帳そのものも150円程度すると某銀行から聴いたことがあります。
先日、引き落とし専用の預金通帳のキャッシュカードを紛失していたことに気づき、再発行しましたが、手数料が1080円もかかり、高額な手数料に驚いてしました。
前にクレジットカードを再発行したときは540円だったので、倍もとられたことに納得がいきませんでした。
しかし、何気なく無料と思っていた預金通帳やキャッシュカードは、実は銀行側が費用を負担しています。
我が家の場合でいうと16通なので、これだけで350円✖16=5600円もかかっているので、管理人は銀行側から見れば、招かざる客です。(^^;
銀行側の目論みとしては、預金により資金を集めて、そのお金を融資に回してさらに高利で貸し付けるのが目的で、預金通帳やキャッシュカードは無料で作成しています。
また、住宅ローン、学資ローン、銀行ローン等を組んでもらえれば、優良顧客としてrVIP待遇です。
他にも投資信託商品等の契約や外国為替両替などを行っても優良顧客になります。
しかし、管理人の場合、住宅ローンは終わっているので、当面ローンを組む予定はありません。
もし、ローンを組んでも、無店舗型であるネット銀行と契約します。
この流れは、管理人だけにとどまらず、ネット世代の人たちであれば至極当たり前の流れではないでしょうか。
2 預金通帳の有料化は、地方銀行では続々始まっている
管理人の世帯だけでも16通もの通帳を持っています。読者の皆さんもいくつも通帳を持っているのではないでしょうか。
地方銀行でも、顧客数は数十万人を下らないと思います。
仮に10万人の顧客が10通の通帳を持っていたとすると100万通の通帳となります。
通帳の発行経費だけで、3億5千万円にもなります。
預金通帳の有料化若しくは廃止は、銀行にとって切実な課題となっていることは容易に想像できます。
昨年は地方銀行の雄である常陽銀行と八十二銀行が、預金通帳を止めることを決定しました。
ネット銀行では当たり前の無通帳が店舗型銀行でもいよいよ始まったといえます。
3 お隣り韓国では2017年9月より通帳廃止
韓国では、2017年9月より銀行通帳を廃止しました。
銀行ができてから120年間発行してきた預金通帳が終焉を迎えました。
2017年9月から銀行で口座を開設する際に紙の通帳が発行されなくなる。
インターネット・モバイルバンキングの普及で通帳の必要性が大幅に減ったと判断したためだ。1897年に韓国初の商業銀行である漢城(ハンソン)銀行ができてから使われてきた紙の通帳が120年ぶりになくなるという話だ。
韓国で預金通帳を廃止した理由は、経費抑制と犯罪抑止のためです。
1ウォン=0.1円なので、通帳発行手数料は、500円~1,800円と日本と同等です。
3月末基準で銀行の随時入出金通帳のうち46.2%が1年以上入出金がまったくなく残高10万ウォン未満の事実上の休眠口座だ。
これに対し消費者が通帳の紛失や印鑑変更などの理由で払わなければならない通帳再発行手数料は1件当たり平均2000ウォンで、年間60億ウォンに上る。銀行にも損害だ。
手数料だけでは人件費を含め5000~1万8000ウォンの通帳発行原価を賄えないためだ。
通帳をなくせば印鑑・サインの盗用や他人名義の通帳不正使用のような犯罪も減らせるというのが金融監督院の説明だ。
4 いよいよメガバンクも預金通帳有料化へ
地方銀行の預金通帳の有料化の波、お隣り韓国での有料化の動きの中で、メガバンクも預金通帳の有料化に踏み切ろうとしています。
通帳がなくなるのは、時代の要請なのかもしれません。
とてもさみしいです。
マイナス金利が続く銀行の経営は厳しさを増しています。
できることなら何でもやるという姿勢で業務見直しを進めています。
振込み手数料値上げ、両替有料化など顧客本位のサービスとは違った方向に進んでいます。
顧客からすると残念でなりませんし、サービスが悪化すればするほど顧客はネット銀行に流れていくような気がします。
5 管理人の通帳利用法
管理人は、これまで預金通帳には家計簿の役割を与えてきました。
そのためたちまちのうちに一冊がなくなり、銀行に負担をかけていました。
↓ 我が家の預金通帳です。
これからは、こういった使い方ができなくなるかと思うと、とてもさみしく思います。
読者の方の中には、ブログを運営し、Google AdSenseによる報酬を得ている方も多分にいらっしゃると思います。
管理人も幾ばくかの報酬を得ていますが、Google AdSenseから銀行通帳に振り込まれる記録はとても誇らしく感じます。
この楽しみもいずれ消えゆくのかと思うととても寂しいです。
6 まとめ
銀行の預金通帳は、いずれ消えゆく運命にあることはまず間違いありません。
どうしても必要な場合は、有料で作ることとなることでしょう。
八十二銀行でも常陽銀行でも、期日を区切って、いつから廃止と謳っています。
これから子供や年金、引っ越し、進学、就職などで新規に口座を作る機会は多いと思います。
どうしても紙の預金通帳が欲しい人は、早めに預金通帳を作っておくことをオススメします。
それでは
スピンオフブログも更新しました。よろしければご訪問ください。