みなさんこんばんは 管理人のpanpanpapaです。
さて、我が社も、タバコは百害あって一利なしであることから、今年から勤務中は社内完全禁煙となりました。また、喫煙者救済のための喫煙ルームも、非喫煙者に不公平であることから撤廃しました。
タバコの臭いが何よりも嫌いな私にとっては、とてもありがたい決断です。
しかし、この判断に納得いかないのが、喫煙者です。
すでに何十年も吸い続けているヘビースモーカーにとって、ニコチンが切れるのは薬物中毒と同じで、耐え難いようで、最近はやっている電子タバコをポケットにしのばせ、トイレなどでこそこそ吸っているようです。
薬物中毒者の成れの果てのようで、惨めです。
そんなにしてまで吸うのなら、むしろ思い切って禁煙を始めればいいのにと思いますが、喫煙者には禁煙という発想はないようです。
さて、そこでちょっとした事件が起こりました。
昨日、新年会の席で、喫煙者がタバコを吸い始めたのです。
会社にとって新年会も重要な社内行事であり、会社で決めたルールが適用されるはずです。しかし、アルコールが入った喫煙者にとって、禁煙のタガが外れてしまいました。
ここは会社じゃないと宴会場でスパスパ吸い始めたのです。
それに黙っていないのが、私を含めた非喫煙者たちです。室内でタバコを吸ったら、副流煙が立ち込めます。副流煙のほうが発ガン物質が多く含まれます。
会場内で、「吸ってやる!」、「吸うな!」の大合唱が巻き起こりました。
これは由々しき自体と新年会会長である支社長が、喫煙者は会場の外のロビーで吸っても良いと大岡裁定をして、なんとか事は収まりました。
この騒動でわかったことが、隠れ喫煙者の実数です。
禁煙は表向きで、実は今までトイレや外出先で電子タバコなどで喫煙していたのがバレバレとなってしまいました。
もはや現代は、喫煙すること自体が、意志力欠如、健康管理無関心、不摂生なハイリスク者と人格そのものを評価する時代です。
喫煙者バッシングはこれからもますます加速化していくことは間違いありません。
喫煙者バッシングについては、有名なHリゾート新規採用社員事件があります。
Hリゾートとは、総合リゾート事業を展開する企業ですが、全国で経営不振に陥ったホテル旅館を買い取り、再生させる企業として有名となりました。
そのHリゾートが、喫煙者は採用しないことにしたのです。
これは喫煙者差別だと大論争が巻き起こりましたが、特に法的になんら問題はなく、Hリゾートでは現在も喫煙者の採用は行っていません。
喫煙者を採用しない理由は4つ考えられます。
- 1. 禁煙は、作業効率を向上させることができる
- 2. 施設利用の効率を向上させることができる
- 3. 非喫煙者との公平性を保持することができる
- 4 喫煙率は低所得者層、低学歴層の方が高い割合となっている
1. 禁煙は、作業効率を向上させることができる
喫煙したくなるのは、血液中のニコチン含有量が減少して、体がニコチンを欲しがるからです。喫煙を始めると、一種のニコチン中毒となり、集中力が低下します。集中力低下は、作業効率を低下させます。非喫煙者と喫煙者では明らかに作業効率に差が出ます。
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2. 施設利用の効率を向上させることができる
喫煙者のために分煙室を作ったり、喫煙所を作れば、設備投資と維持費がかかります。喫煙は企業活動へ無駄な出費を強いることとなります。
3. 非喫煙者との公平性を保持することができる
喫煙者が分煙室に行って、頻繁に休憩が認められるのは、非喫煙者と比較すると不公平な労働時間となってしまいます。
大阪市役所で、喫煙者が分煙室に集まり喫煙する時間を給料に換算すると、約7,700万円にも上ると試算しました。
全国の自治体の職員数で掛けると、喫煙はなんと年間910億円もの無駄な税金を使っていることになる計算となります。
4 喫煙率は低所得者層、低学歴層の方が高い割合となっている
喫煙率が高いのは、低所得者層と低学歴層で顕著で、世界的に見てもほど同様の傾向があるそうです。
喫煙することによって、人間の品格さらには企業の品格まで決められる時代がもうすぐやってきます。
タバコは健康に悪いだけでなく、会社に不利益を与え、さらには自身の人格や品格が疑問視され、そして所得や学歴まであらぬ疑いをかけられます。
もはやタバコを吸う事自体が、リスクです。
禁煙は、お金は貯まるし、健康にはなるしでいいことずくめです。
思い立ったら、すぐにでもタバコは止めましょう。
それでは