どうも(^.^) 管理人のpanpanpapaです。
さて、私の今勤めている部署の地下1Fにコンビニエンスストアが入っています。
それはとても便利な側面、とても無駄遣いする場所でもあります。誘惑が多く散りばめられており、つい余計なものを購入してしまいます。
部下が毎日のようにコンビニに行って、息抜きのついでに缶コーヒーやおにぎりはもちろんのこと、時には昼食用にカップヌードルやティッシュボックスまで買ってきます。
缶コーヒー130円、カップヌードル170円など私には到底理解できません。
お前は馬鹿か?と苦々しい思いで、部下を見つめるのですが、決まって私を煙たがるように顔を背けます。
ああ、おまえは搾取されているんだぞとメッセージを送っても、わかってくれません。
簡単、便利のサービスを提供するからには、相応の対価をいただくというのが、正しい資本主義です。
サービスも突き詰めればお金です。
それがわかれば、上手にコンビニエンスストアを利用できるのですが、生まれたときにはすでにコンビニが存在していた若い社員には理解してもらえません(嘆)。
とても残念ですので、コンビニと上手につき合う方法を紹介します。
1 心理戦に負けないこと
コンビニエンスストアは、入ったが最後、何かを買わなくては申し訳がないような作りとなっています。
その魔法のような上手な商品構成や商品配置には感動すら覚えます。
入り口には雑誌コーナーを並べ、基本的に雑誌の立ち読みは自由です。長居すればするほど、何となく罪悪感を抱いてしまい、ただでは帰れない雰囲気となってしまいます。
レジカウンターには、揚げたての唐揚げや肉まんやおでんがおいしそうに並べてあり、レジ待ちしているとつい購入したくなります。
また、コーヒーマシンが鎮座してあり、そこはかとなくコーヒーの香りが匂いたっています。
これらの価格はせいぜい200円前後であり、雑誌におにぎり、ついでにいっしょに購入すると10円安くなるペットボトルも購入し、そうざいもついつい買ってしまい、気がつけば外食するより高くなってしまいます。
コンビニの商品配置は、心理学に長けたプロ中のプロが、購入意欲を沸かせるテクニックのすべてを注ぎ込んでおり、フラッと入った人間はひとたまりもありません。
この巧みに仕掛けられた罠に勝つには、自分は何のためにコンビニに行くのか、目的を明確にして、目的のもの以外購入しないという強い意思が必要です。
2 商品の適正価格を学ぶこと
コンビニは、便利な分、商品はほとんどが定価販売であり、とても高いです。
たとえばカップヌードルは170円、ティッシュボックスは130円で販売しています。
スーパーで購入すればカップヌードルは98円が普通ですし、ティッシュボックスは5箱で198円(1個当たり40円)で購入できます。
カップヌードルは、スーパーなど市価の1.73倍、ティッシュペーパーは3.25倍に達します。
冷静に考えれば、ボッタクリです。
先日、会社で鼻水が止まらなくなり、やむなくコンビニから1箱130円のティッシュペーパーを購入せざるを得なかった際は、あまりの高さにしばらく悔しくて、しょうがありませんでした。
コンビニでは簡単便利というサービスを提供する都合上、扱っている商品は高めです。
しかし、高めだからといって、部下社員のように気にしなくなってしまっては、搾取される一方です。
同じ商品が、スーパーやディスカウントショップではいくらで売られているのか、リサーチし、商品の適正価格を学び、リテラシーを高めることで、不必要な買い物を防ぐことができます。
何事も学ぶことが、大切です。
コンビニは高いから仕方がないではなく、コンビニは高いから、不必要なものを買わないという思考を学ばなければ、搾取される一方です。
3 自分が作った場合をイメージする
コンビには本当に便利です。ですが、実は自分でも作れるものがたくさんあります。
たとえば、おにぎりは108円から160円前後で販売されていますが、安いというイメージが刷り込まれて、ついつい買ってしまいます。
しかし、その原価を考えて見ると、ごはんが110g、海苔半枚、そして具材に調味料です。米1kgは、ごはん2.2kgに相当します。
大体ごはん110gで15円から20円、海苔半枚で10円、具材10円程度です。
海苔の品質は黒光りで決まるといわれますが、コンビニの海苔は深緑色で、到底高い海苔は使っていません。コンビニによっては単価はもっと安くなるはずです。
つまり、高熱水費や包装材をのぞけば、おにぎりは35円から40円で作ることができます。
安いと思っていた割りには、おにぎりの値段は実は高めに設定してあります。
これを知れば、ときには自宅で握ってきた方が得をするということに気づきます。
おにぎりをどうしても作る時間がない場合こそ、コンビニを利用することを知っておくと上手に利用できます。
4 利用してやるという発想が大切
コンビニには、ATMなど銀行機能、税金支払いなど納付機能、住民票など市町村事務代行機能、宅急便引渡しなどコンシェルジェ機能、チケット発行など予約決済機能などなど24時間いつでも提供するサービスは、本当にすごいしありがたいです。
ですが、ありがたさと搾取は違います。
消費者には選ぶ権利があります。利用できるサービスは喜んで利用するが、適正価格の商品を購入し、むだな商品は購入しないという姿勢が大切です。
いざというときの備えとしてコンビニを活用することが、正しいつきあい方です。
搾取されませんように
セブンイレブン(3382) 2016年経常利益 352,320百万円
この経常利益は、おにぎりやおでん、コーヒー販売などの積み重ねです。
それでは