知らなきゃ大損!お金を貯めるWeb時代の歩き方

株式投資、節約、クレジットカード、ポイント還元、ライフハック等お金を貯める役立ち情報を体験例を元に発信しつつ、人生を語ります。

まさにサバイバル!あなたはトンチン保険に命を賭けますか?

スポンサーリンク

最終更新 2018.9.24

ようこそ(^.^) 

お金を貯めて、人生を豊かに生きるヒントを提供するサイトの管理人「ぱんぱんぱぱ」です。

今日は、ごくごく一部で話題となっているトンチン保険について触れてみます。

将来の生命保険もトンチン保険化していくことも懸念されています。必見です。

スポンサーリンク
 

1 アベノミクスの功罪

アベノミクスで、日本は人類が今だ経験したことがないマイナス金利政策を推し進め、すでに4年以上続いています。

これは、円高で苦しむ日本を再興しようと、金利政策をマイナス金利政策として、円安に誘導し、輸出を促進し、日本経済を立て直そうとする政策です。

確かに、株価は当時の10,000円前後から19,000円前後まで上がり、80円台だった円は100円台まで円安となり、自動車産業を中心とした輸出産業は未曾有の好業績となっています。

f:id:papayapapa:20170420015632j:plain

しかし、その犠牲となっているのが個人資産です。

株式や投資信託といった資産を持っていた人は、資産が単純計算で1.9倍に増えましたが、資産のない人にとっては、銀行利子がほとんどないという状態が続いています。

何しろ、1年定期預金の金利は、驚くなかれ0.01%です。

100万円を1年定期にしても、利子は100円しかつきません。しかも、ここから所得税15%、住民税5%、復興所得税0.315%がかけられ、20.315%が引かれます。

つまり、79円しか利子がつかないというのが、実際のところのアベノミクスです。

日本を再興するためには、国民みんなが我慢しろよというのが、アベノミクスの本質です。

たかが0.01%ごときで、みっともない、なんてみみっちい奴だとと批判する方もいるかと思います。

しかし、私は昭和の末期、定期預金の金利が7%台であった頃を思い出します。

その頃の私は、未だ20代でお金を貯める余裕などまるでありませんでしたが、先輩たちは、金利は妻には内緒のM資金だ。これで温泉に行ける、カメラを買える、ステレオデッキを買えると盛んに言っていたもので、いつかは俺もと思っていました。。

現在の0.01%と比較すれば、金利はなんと700倍です。

ようやく貯蓄する余裕が出始めた私の世代に、金利0.01%とは何ごとか!(怒)と怒りたくもなるものです。

株式を持ってウハウハしている人たちがいるとなおさらです・・・。

f:id:papayapapa:20170420015946j:plain

2 生命保険の禁じ手がトンチン保険

マイナス金利政策を諸に被っている業界に生命保険業界があります。

生命保険業界は貯蓄性のある保険に勧誘し、資金を集めて株式や不動産を購入し、利ざやを稼ぐ商売です。

しかし、マイナス金利政策が続くと貯蓄性の高い保険は損をしかねないので、金利を下げざるを得ません。そうなると資金が集まらなくなり投資もしにくくなるというジレンマを抱えています。

2017年4月1日より、標準利率が1%から0.25%に引き下げられ、個人からすると貯蓄性保険は魅力ある商品ではなくなり、保険加入の減少が懸念されています。

そこで、2016年4月から、日本でもついにトンチン保険が販売となりました。

えっ?何をトンチンカンなことをと言われそうですが、この名前は17世紀のイタリアの銀行家ロレンツォ・トンチの名前に由来しているそうです。

簡単に言うと、生き残ったものが掛け金を総取りできるサバイバル保険です。

日本では2016年4月に、日本生命が発売した「ニッセイ長寿生存保険(低解約払戻金型)Gran Age(グラン エイジ)」です。

これがすごい保険で物議をかもしています。

受け取り方法のひとつ「5年保証期間付終身年金」がすさまじいからです。

50歳から20年間掛け金を払い、70歳から5年間は払い戻しを保証するけれど、それ以降の払い戻しは死んだらしませんが、長生きしたらずっと続けますという保険なのです。

掛け金より払い戻しの方が高くなる分岐点は、なんと男性が89歳、女性が92歳です。

f:id:papayapapa:20170420020740j:plain

男性の平均寿命が80.8歳、女性の平均寿命が86.8歳という中で、平均寿命よりなお7年以上生き延びて、初めてペイできる保険がアリなのか、疑ってしまいたくなります。

実際、これでは保険会社のボッタクリではないかという意見があって、物議をかもしています。

しかし、発売開始直後の3ヶ月で、なんと18,000件もの申し込みがあったというから、驚きです。

それほど富裕層はお金に余裕があるのでしょうか。もちろん20年の途中解約はできません。

スポンサーリンク
 

3 お金は墓場まで持っていけない

しかし、私個人の見解からすると、男性が89歳まで長生きしても、もうお金なんて使えないのではと思います。

精も根も尽き果て、認知症を患っている可能性の高い年齢で、お金をもらってもどうしようもないと思います。

あらぬお金があれば、子供や孫さらにはひ孫にまで、財産分与で肉親間の血みどろの相続争いまで招きかねません。

そこまで長生きしてまで、金はいらねえ!

f:id:papayapapa:20170420021507j:plain

トンチン保険、あなたは加入したいと思いますか?

money comes and goes.(金は天下の回り物)

ブログに愛と真の情報を

それでは